東京電力は1日、東日本大震災に伴う電力供給不足を補うため、定期検査で運転停止中の火力発電所の再稼働を前倒しするなどで、今月8日までに合計340万キロワット分の供給力を上積みする計画を明らかにした。地震の影響で操業を停止していた工場の再開も相次ぎ、供給力の上積みが欠かせないと判断した。
4日までに運転再開する火力発電所は、神奈川県内の横浜7号機(35万キロワット)と川崎1号機(50万キロワット)、千葉県内の富津3号機(50万キロワット)、姉崎3号機(60万キロワット)、五井4号機(26万5000キロワット)。さらに、8日までには、地震の影響で停止中の鹿島火力発電所(茨城県)の3号機、2号機の合計120万キロワット分をそれぞれ稼働させる。
(産経新聞4月4日付)
いよいよ本格稼働の鹿島火力発電所。8日までに120万キロワットとかなりの量。4月4日現在のピーク発電が3850万キロワットなので、340万キロワットの上積みで、8日の予想電力供給量は4190万キロワットとなる。また鹿島火力発電所は本格稼働すれば440万キロワットの発電量を誇るので、早く本格稼働してもらいたいものだ。
この発電量を考えると8日の段階で計画停電は一旦終わるのではないか。実際は3月29日以降計画停電を行っていないので、計画停電の被害は最小限に食い止められたと言える。さすが日本の技術。
あとは、広野火力発電所、常陸那珂火力発電所の復旧を待つばかり(両方合わせて480万キロワットの供給量)だが、両発電所とも沿岸でかなりのダメージを受けたというので、夏にギリギリ間に合うくらいかもしれない。横須賀火力発電所の発電量は90万キロワットなので、これらの火力を足せば5000万キロワット弱の発電量になるだろうか。しかし、夏は大気温上昇による出力減などから260万キロワットの出力減少が見込まれている。
やはり今夏の電力供給量は4500万キロワット前後で推移するのだろうか。企業が大規模な節電をしたとして、計画停電回避のギリギリラインだ。
そして、やっぱり何と言っても、原発の冷温停止を早めに願いたいものだ。
4日までに運転再開する火力発電所は、神奈川県内の横浜7号機(35万キロワット)と川崎1号機(50万キロワット)、千葉県内の富津3号機(50万キロワット)、姉崎3号機(60万キロワット)、五井4号機(26万5000キロワット)。さらに、8日までには、地震の影響で停止中の鹿島火力発電所(茨城県)の3号機、2号機の合計120万キロワット分をそれぞれ稼働させる。
(産経新聞4月4日付)
いよいよ本格稼働の鹿島火力発電所。8日までに120万キロワットとかなりの量。4月4日現在のピーク発電が3850万キロワットなので、340万キロワットの上積みで、8日の予想電力供給量は4190万キロワットとなる。また鹿島火力発電所は本格稼働すれば440万キロワットの発電量を誇るので、早く本格稼働してもらいたいものだ。
この発電量を考えると8日の段階で計画停電は一旦終わるのではないか。実際は3月29日以降計画停電を行っていないので、計画停電の被害は最小限に食い止められたと言える。さすが日本の技術。
あとは、広野火力発電所、常陸那珂火力発電所の復旧を待つばかり(両方合わせて480万キロワットの供給量)だが、両発電所とも沿岸でかなりのダメージを受けたというので、夏にギリギリ間に合うくらいかもしれない。横須賀火力発電所の発電量は90万キロワットなので、これらの火力を足せば5000万キロワット弱の発電量になるだろうか。しかし、夏は大気温上昇による出力減などから260万キロワットの出力減少が見込まれている。
やはり今夏の電力供給量は4500万キロワット前後で推移するのだろうか。企業が大規模な節電をしたとして、計画停電回避のギリギリラインだ。
そして、やっぱり何と言っても、原発の冷温停止を早めに願いたいものだ。
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