今日はクレジットのお話。
クレジットカードは、一括や分割払いで、手元に現金が無くても商品を買える仕組み。
そこに新たに、金融機関が進めている「リボ払い」。
今日はこの「リボ払い」の危険性について考えてみます。
クレジットカードで分割払いを繰り返していると、1ヶ月に払う金額が膨大になってしまいます。
だから、どれだけクレジットカードを使っても、毎月の支払金額は変わらないのが「リボ払い」。支払金額が変わらないから安心…ってのがウリです。
でもちょっと待って。「毎月の支払金額が変わらない」のであれば、膨大な借金はどうやって返済するの?
それが、リボの一番危険なワナ。「支払期間を延ばす」のが金融機関の目的です。
(※さらにどれだけ使っても、月々の支払額があまり変わらないので、お金を使った感覚がなくなるのも大きな問題です。)
そこでシミュレーションしてみました。JCBのサイト。
http://www.jcb.co.jp/life/revo/sim/index.html
ご利用予定金額を150万円。
月々のお支払金額(元金)3万円、でシミュレーション。
すると、支払合計金額が1,974,989円(内手数料 474,989円)
支払期間が4年1ヶ月だった。
案外少ないな…と思ったらココがミソ。
「月々のお支払金額(元金)」…元金だけの支払額で、利息の支払いを加味していない。つまり、手数料を合わせると、最初の月の返済額は4.6万円ほどになっている!(この制度を元金支払定額制と言うそうです)これでは月々の支払いが大変。最初の月の支払いを元金+手数料で約3万円にするように設定してみた。
ご利用予定金額を150万円。
月々のお支払金額(元金)1.5万円、でシミュレーション。
すると、月々の支払いが元金返済と手数料返済で約3.1万円になった。
返済シュミレーションは…
支払合計金額が、2,444,024円(内手数料 944,024円)
支払期間が、8年3ヶ月だった。
手数料が94万円とかテラ高ス。
しかも、この計算はあくまでも元金の返済が月々1.5万円になるので、元金が減ってくると支払金額も減ってくる。最後の支払いは、元金返済15000円に加えて手数料はわずか184円。これならもっと元金返済を多くして借金を減らしたいものです(元金返済と利息の支払い金額を一定にするのを元利返済定額制と言うそうです)。でもそこは金融機関のワナ。元金返済が少なければ少ないほど、利息が取れる…。
なんてすごい技なんだ…
今まで一度も使っていないリボですが、こんな恐い制度が使用可能なのも嫌なので、すぐにクレジットのリボ払い機能を停止しました。
クレジットで一括払いなら利息つかないもんね。確かにそれじゃあクレジット会社にとってはもうからないわけだ…。
最近は、「リボ払い」に誘導するため、「リボ払い」にすると年会費割り引き、ポイント2倍などの目先の利益をちらつかせています。さらに、一度リボ優先にすると「一括で」と店頭で言ってもリボになる制度もあるようです。
…ひどすぎる…。
これぞクレジットカード会社と金融機関の「小さな親切、大きな下心」です。
クレジットカードは、一括や分割払いで、手元に現金が無くても商品を買える仕組み。
そこに新たに、金融機関が進めている「リボ払い」。
今日はこの「リボ払い」の危険性について考えてみます。
クレジットカードで分割払いを繰り返していると、1ヶ月に払う金額が膨大になってしまいます。
だから、どれだけクレジットカードを使っても、毎月の支払金額は変わらないのが「リボ払い」。支払金額が変わらないから安心…ってのがウリです。
でもちょっと待って。「毎月の支払金額が変わらない」のであれば、膨大な借金はどうやって返済するの?
それが、リボの一番危険なワナ。「支払期間を延ばす」のが金融機関の目的です。
(※さらにどれだけ使っても、月々の支払額があまり変わらないので、お金を使った感覚がなくなるのも大きな問題です。)
そこでシミュレーションしてみました。JCBのサイト。
http://www.jcb.co.jp/life/revo/sim/index.html
ご利用予定金額を150万円。
月々のお支払金額(元金)3万円、でシミュレーション。
すると、支払合計金額が1,974,989円(内手数料 474,989円)
支払期間が4年1ヶ月だった。
案外少ないな…と思ったらココがミソ。
「月々のお支払金額(元金)」…元金だけの支払額で、利息の支払いを加味していない。つまり、手数料を合わせると、最初の月の返済額は4.6万円ほどになっている!(この制度を元金支払定額制と言うそうです)これでは月々の支払いが大変。最初の月の支払いを元金+手数料で約3万円にするように設定してみた。
ご利用予定金額を150万円。
月々のお支払金額(元金)1.5万円、でシミュレーション。
すると、月々の支払いが元金返済と手数料返済で約3.1万円になった。
返済シュミレーションは…
支払合計金額が、2,444,024円(内手数料 944,024円)
支払期間が、8年3ヶ月だった。
手数料が94万円とかテラ高ス。
しかも、この計算はあくまでも元金の返済が月々1.5万円になるので、元金が減ってくると支払金額も減ってくる。最後の支払いは、元金返済15000円に加えて手数料はわずか184円。これならもっと元金返済を多くして借金を減らしたいものです(元金返済と利息の支払い金額を一定にするのを元利返済定額制と言うそうです)。でもそこは金融機関のワナ。元金返済が少なければ少ないほど、利息が取れる…。
なんてすごい技なんだ…
今まで一度も使っていないリボですが、こんな恐い制度が使用可能なのも嫌なので、すぐにクレジットのリボ払い機能を停止しました。
クレジットで一括払いなら利息つかないもんね。確かにそれじゃあクレジット会社にとってはもうからないわけだ…。
最近は、「リボ払い」に誘導するため、「リボ払い」にすると年会費割り引き、ポイント2倍などの目先の利益をちらつかせています。さらに、一度リボ優先にすると「一括で」と店頭で言ってもリボになる制度もあるようです。
…ひどすぎる…。
これぞクレジットカード会社と金融機関の「小さな親切、大きな下心」です。