大阪市の予算――

2005-04-14 16:38:18 | 生活保護政策
大阪市の職員が税金を使って厚遇されていることが、毎日のようにマスコミで取り上げられている今日この頃だが、
以前から気になっていた税金の用途がある。

222㎢に263万人が住む大阪市。世帯数は123万。
2005年度の一般会計歳出は1兆7千億円。その中で最も大きい歳出が健康福祉費で5788億円、このうち2218億円が
生活保護者に対する扶助金として使われる。全歳出の13%を占める。
標準3人世帯生活費は月額16万2170円。
単純に計算しても11万3千世帯、11世帯に1世帯が生活保護を受けていることになる。
「みんなでささえあう大阪」というタイトルは美しいかもしれない、本当に支えを必要とする人々もいるだろう。
しかし、この制度が自立した生活をめざすインセンティブを妨げてはいないか?

ついでに、人件費は2914億円、全歳出の17%である。

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