能勢謙三の鹿児島まち案内日記

2208 看板ウオッチング

2020年2月26日(水)晴れ。暖かくなる。鹿児島市の最低気温は17・1度(平年6・8度)、最高気温は22・1度(同15・1度)だった。

千日町。天文館バス停

●バス情報 27日付南日本新聞によると、鹿児島交通が4月1日、鹿児島市内などの4バス路線を廃止する。26日開かれた同市議会本会議で当局が明らかにした。4路線は⓵鹿児島駅~永吉団地~西之迫公園⓶鹿児島中央駅~常安団地~葛山⓷北ふ頭~森山団地~西紫原中⓸金生町~慈眼寺団地~加世田。利用者減と運転士不足が理由という。

13時45分 天神ぴらもーる中央で女性「印鑑を。シャチハタの小さいサイズの」。中央公園前の永長印房を紹介。そこの通りを突き当りまで。右へ進み、信号を渡って行くと公園向かいにあります。「帰りに電車に」。行きの道を戻ってください。

13時50分 同所でスマホを扱っていた若い女性2人「財宝パーラー」。あっちの交差点の左角、あのピンクの建物の所にあったんですが、もうなくなりました。

●店情報 松山通りの「和ダイニング 月の川」が3月22日までで閉店する。

まち歩きの楽しみの一つは、「看板ウオッチング」だ。この日撮影した一部を紹介する。
中町。「求人」と「募集」。ダブりっぽいが、ほほえましい

中央町。「シェンタ・ハスラー」という店か会社の専用駐車場かと思っていた。この日車が入った姿を初めて見て納得。レンタカーの車種を示していたとは

千日町。飲み屋街でよく見かける看板だが、「食べ」と「飲み」と「歌い」がそれぞれ「放題」につながる、このような便利言葉は案外、この国にはあふれている。
山之口町

東千石町。「日曜」と「祝祭」が「日」につながる

中央町。「借金」と「過払い金」が「問題」につながる

西田1丁目。これも似たようなもの。「アパート」と「マンション」が「ショップ」につながる。

16時10分 鹿児島中央駅東口バス乗り場等総合案内板(以下、総合案内板)前で老男性「桜ケ丘。紫原経由の」。14番乗り場から18番線、22番乗り場から19番線のバスに。

16時13分 東口の5番乗り場で女性3人「新港」。ここから30分発です。

16時14分 総合案内板前で男性「22は? 桜ケ丘へ」。案内。

16時17分 駅2階コンコースで男性が男性に何か尋ねている。引き継いで聞くと「この菓子を」。見せてくれたスマホ画面を見ると、サツマイモ系の菓子だった。みやげ横丁へ誘導。フェスティバロを紹介。

西田2丁目の「のんのん亭」前を通りかかると、知り合いの店主がたまたま出てきて「新聞読みましたよ」とニッコリ。ひろば欄の投稿のことらしい。「確かに、へたな観光案内より、具体的な交通案内の方が必要ですよね」。理解者がまた一人。ありがたかった。 


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