能勢謙三の鹿児島まち案内日記

3641 30年間に650冊

しんいちさん、「私の好きな場所」にコメントありがとうございます。組織のトップが交代する意味は、自治体でも大きいと私も思います。まもなく行われる県知事選、年末の鹿児島市長選でも候補者をよく吟味したいものです。

このトップがいての功績と言えば、会社設立後30年の間に多種多様な650点もの書籍を世に送り出した出版社「南方新社」(鹿児島市下田町)の足跡が光ります。16日(日)に山形屋食堂で「南方新社30周年記念祝賀会」があり、私も参加しました。

集まったのは、同社の本のようにさまざまな分野の専門家など200人。そうそうたる顔ぶれでした。受付で、代表者・向原祥隆さんが記念にまとめた本「砦の上に 南方新社本づくり30年」(下写真)が全員に配られました。

「崩れゆく田舎と崩れゆく日本の折り折りの記。」と帯に書かれたこの本の「はじめに」によると、向原さんは「この時代を私たちは鹿児島に生きている。バッタであろうが、カエルであろうが、あるいはどんな植物であろうと必死に生きようとする。そして子孫に命を繋げようとする。私たち人間も同じだ。南方新社は、一人ひとりが生き抜き、未来の子供たちが幸せに暮らせるための本作りをしたい」と記しています。
2時間余りの会の最後に向原さんが壇上に立ち、反原発や反戦を念頭に「ダメなことはダメ、イヤなことはイヤと言い続けたい」などと話しました。



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