夕暮れの宵山

2012-07-16 23:21:27 | 日記
祇園祭の宵山にカメラ片手に行ってきました。

祇園祭りといえば「こんちきちん」を思い浮かべます。

でも素敵なわらべ歌がありました。

可愛らしい声

路地の奥から聞こえてきました。



浴衣姿のかわいい小学生です。



♪♪厄除け、安産のお守りが これより出ます
♪常(明日)は出ません 今晩限り
♪ご信心のおんかた様は
♪受けてお帰りなされましょ
♪ろうそく一本献じられましょ
♪ろうそく一本どうですかあ
♪ちまきどうですかあ・・





「わらべ歌」と、「こんちきちん」


どちらも風情があります。



鉾や山は、動く美術館です。







祇園祭は梅雨の真っ只中です。

ここ数日は雨と曇り。


今日は少し雲がありましたが晴れていました。

暑いです。


東西に通る四条通り、


夕暮れの「長刀鉾」をねらって出かけました。


絶妙の夕暮れでしたが

少し遅かったかなあ・・・



夕暮れの薄明かりと、提灯の灯りが

。。。


狙い時刻より少し遅めの撮影でした。












遠くに見える「函谷鉾」と「月鉾」です。





夕暮れの宵山。


綺麗でした。











霰天神山です。






菊水鉾です。

















月鉾です。






函谷鉾です。




京都の最高気温は33℃

暑い宵山でした。

浴衣を着たお面をかぶった親子

浴衣のすそを短くして






およそ1100年前、

神泉苑に日本全国の国の数の鉾66本を立て

祇園の神を祀り

災厄の除去を祈る祇園御霊会を行ったのが始まりと伝えられています。


明日は山鉾巡航と

いよいよ御神輿です。


暑い一日になりそうです。


廬山寺の桔梗

2012-07-11 19:52:44 | 日記
6月から気になっていました。

廬山寺の桔梗。。。



一月に一回の京大病院の診察が終わり、

車で10分。

「廬山寺」に向かうことにしました。





梅雨の晴れ間。

気温は30℃くらい。街中は祇園祭で華やかになります。

でもひっそりと「廬山寺」はたたずんでいます。



廬山寺(ろざんじ)は

京都市上京区にある天台系の単立仏教寺院。

圓浄宗の本山。

紫式部の邸宅跡として知られています。


拝観料を払ったら、目の前は「源氏の庭」


桔梗は満開です。




平安朝の庭園です。

海に見立てた白砂利と島に見立てた杉苔、そこに立つ立派な松の木。


青紫に咲く桔梗の美しさを楽しむために作られたような庭です。

紫式部が頭をよぎります。

この庭、美しすぎる。。





きっとこの美しい桔梗を引き立たせるために白砂利を敷き詰めた感じです。きっとそうです。




美しい桔梗です。







本当に美しい色。








なんて可愛いんだろう。








山を想わせる大きな石。








美しい桔梗が咲き乱れています。




白い障子に桔梗が似合います。




桔梗は太陽の方角に向かって咲くそうです。

庭は南向き。

桔梗の花はほとんど向こうを向いていてこっちを向いてくれません。

庭には無論はいれません。


でも

お気に入りのワンショットです。




本堂に背を向けて

源氏の庭を堪能し


ゆっくりとした


優しい時間を


過ごせました。


回れ右をし、本堂の仏様に願いを込めて

合掌をしました。


















7月8日の日暮れ

2012-07-08 19:53:55 | 日記
新潟県直江津市の海辺で生まれて、小学校3年生まで過ごしました。

家から海まで100メートルほど。

砂浜です。

沈む夕日が綺麗だったことを今でも覚えています。

今も夕陽が好き。

梅雨の晴れ間。今日は雲が邪魔をして、夕陽が写せませんでした。


7月8日 日暮れ です。





空や雲が綺麗な夏が、


すぐそこまで来ています。


明日は晴れ。

随心院「小野小町を訪ねて」

2012-07-07 17:51:15 | 日記
今日は七夕です。

織姫と彦星の壮大なロマンが天空を駆ける日です。


京都は梅雨真っ只中ですが、雨が上がっている時にと思い。

カメラ片手にぶらり散歩しました。


京都にも七夕ロマンがあります。

行き先は伏見区小野にひっそりとたたずむお寺、小野小町ゆかりの随心院です。


駐車場にバイクを止めて随心院にむかいました。

白壁と緑が出迎えてくれました。




大本山 随心院

薬医門 大玄関




中に入ると

小町歌碑がたっています。



「花の色は うつりにけりな いたづらに 

  わが身世にふる ながめせしまに」

花の色は色あせてしまった、

むなしく我が身に

降り続く雨を眺めているうちに…





謎に満ちた小野小町は絶世の美女と云う伝説と、晩年の不幸な伝説の二面が

語られるようです。

有名なのは「深草少将百夜通(ももがよい)」伝説。

小町を慕って

小町の「百日通われてこられたなら、あなたの許に参りましょう」

云う言葉に、

伏見の深草から小野の里に雨の夜も雪の夜も通い続けたけれど、

九十九日目の夜、降る雪と病により 

最後の一夜を前に世を去った深草少将との話です。


平安時代のロマンだなあ。。


院の中は、本堂をはじめ、いくつかの書院、能之間で構成された、由緒ある門跡です。


凛とした空気が流れていました。






書院に色を添えていたのは

ノウゼンカズラというオレンジ色の花






中庭の杉苔の上に花びらが散っていました。




綺麗に咲いています。




小町が歩いた廊下。十二単で。。




院内のそれぞれの建物が美しいです。

廊下を歩くと別の庭が現れます。







山からの湧き水が池に流れ込んでいました。




廊下にもマイナスイオンが漂っていました。




能之間から見えるお庭には、

大好きな桔梗の花が咲いていました。



桔梗の花は午前中から昼過ぎころまでは開いているのですが、、、

この時間は花びらを閉じていました。




美しいです。




本堂で拝んだ後に

小野小町「化粧井戸」に向かいました。



つきあたりが井戸です。深かったです。


随心院に惹かれました。

2月には梅園もあります。


最後に見つけた紅葉の木。凄い枝ぶり。

秋にはこれが真っ赤になります。




またきます。






























三室戸寺の「蓮の花」

2012-07-01 17:19:50 | 日記
今日は日曜日です。

朝からの雨で、いつものサッカーはお休みです。

梅雨前線が居座って雨がよく降っています。


カメラを片手に今日は「雨に似合うお寺」を写しに行こう。


そう決めて

またまた、宇治にある三室戸寺に向かいました。


狙いは「雨に映える蓮の花」


紫陽花園を素通りして、本堂に向かう階段を上ります。

傘がいらないほどの小雨? 

雨上がりです。


駆け上がると、そこにはどっしりと三室戸寺本堂が構えていました。

蓮の葉に囲まれています。





蓮の花の咲きはじめです。


花のつぼみが、今か今かと開くことを待っている感じ。。




本殿の右隣のお堂です。

ここも蓮の葉に囲まれています。




その奥には紅葉の葉に囲まれた三重の塔がそびえています。

心地よい空気が流れています。




緑が雨に打たれて鮮やかです。










本堂前は極楽世界の準備を始めたそんな感じがしました。


蓮の花が迎えてくれました。




美しいです。雨に包まれてます。










7月から8月上旬まで本堂を蓮の花が包み込みます。


「雨と蓮の花」

いいチャンスです。


花びらに水滴が美しくて、写しました。




大きな蓮の葉に雨粒が、蓮の花とコラボしています。




大きな蓮の葉に雨が綺麗です。




7月中旬にはハス酒を楽しむ会の日があるそうです。

水滴が綺麗です。




雨の中、ピンク色の蓮の花です。




もう一枚





蓮の花にお別れを言って、紫陽花園に向かいました。


白砂の庭園に白い紫陽花が映えています。




紫陽花は最高潮に達していました。




紅紫陽花がとっても綺麗でした。




彩やかです。




紫陽花に別れを告げるころ、また雨が降ってきました。




紫陽花は来年に向けて剪定に入るとのことです。

1万本以上の紫陽花の剪定は大変です。


三室戸寺はこれから「蓮の花」に包まれます。

今は白、ピンクですが、

これから赤や黄色の蓮の花が咲き乱れます。


一重、八重の蓮の花

またきますね。