日曜日、無事に義父の七回忌を済ませる事ができた。
兄弟夫婦と家の9人で行うこじんまりとした法事。
いつもは、お寺さんが家に来てくれてお経、そしてお墓へ行ってお経、その後に会食となる。
法事の準備、日取りを決めた頃は
「中国の武漢で新型コロナウィルスっていうのが流行ってるんだって…」位のものだったのに、法事の頃には日本が!世界が!こんな大事になっている。
今回は、静岡人ならわかる!!徳川慶喜公の屋敷跡、素敵な庭園を見ながら食事を楽しむ予定だった。
SURPRISE!
当日あっと驚かせてあげようと思っていたのに…
返礼品の手配だって、バッチリ
地元で有名な和菓子屋さんで、朝、おまんじゅうを作ってもらうようにお願いしてあった。
なのに、1週間前になったら世の中の様子が一変
会食に同席下さるお寺さんには「こんなご時世、断って下さって構いませんので…」と、声をかけさせてもらったが、
まさか兄弟からキャンセルをくらうとは💦💦
他県に住む義弟の嫁から「法事を延期してもらうことはできませんか?・・・中略・・・それが無理なら欠席します。御仏前は送ります。」とLINEが届いた。
はぁ➰???
親の法事でしょう
つい先日「静岡に行ったついでに実家の用事をしたいから、前の晩泊まらせて下さい」と連絡をよこしたばかり…
怒りたくもなる。
いつも振り回されているような気がする。
が、今回の新型コロナウィルスの場合、怒りたくても怒ることもできない。
普通なら通らない事が正しくなってしまう。むしろ来る方が非常識???
自宅から車で寄り道せず来ればいいじゃん!!
とも、言えないのである。
義弟夫婦が来ないんじゃあどうしようもないねぇ~
と、会食の席をキャンセル
返礼品の内容も一部変更
そんなバタバタな、ムカッとした気分で迎えた法事
前日に子供達とお墓に行ってお墓の掃除。
そして、家の掃除
当日は、朝、新たけのことわらびでごはんを炊いて、あさりのお味噌汁を作って、できたてのおまんじゅうを仏壇にあげて…
準備OK
義妹夫婦とお寺さんがみえて
10時にお経が始まる。
経本を一緒に読む。
ありがたいことではあるが、経本1冊、正座はきつい。
こういう時、男性はあぐらもかけるから羨ましい。
足が痺れて…
感覚がなくなってきて…
あと何ページ?
あとどのくらいだろう?
立てるかなぁ~?
頭の中はそんなことばかり
・・・合掌・・・礼拝・・・チーン
終わった〰️
あっいたたたたー
「ちょっと待って、もうちょっと…」
いたたたたーいたっ、いたっ…
よーしOK、お墓に行きましょう。
お墓の桜は満開、きれいな物です。
義父の好きなお茶に、仏壇にあげたおまんじゅうとごはんも持って行きました。
お経が終わった後、お墓のところで、しばらく立ち話
やはり話題になるのはコロナ関連
お寺のコロナ事情
学校のコロナ事情
そして家の悲惨なコロナ事情
お天気がもってくれてよかった~
お寺さんを見送り、義妹夫婦と私達は家に戻ってお昼です。
新たけのこのごはんにあさりのお味噌汁、お魚屋さんで造ってもらったお刺身の盛り合わせに、前日焼いておいた焼豚、テーブルに並べてみたらそれなりに豪勢
昨年の12月に結婚式をやった甥っ子の写真も見せてもらって…
楽しい時間を過ごす事ができました。