BOLIVIA TIMES

青年海外協力隊・環境教育隊員の活動報告と、ボリビアのあれこれをお知らせします♪

censoの一日

2012-11-21 21:20:27 | 日記
先週市役所に行ったらこんなパンフレットをもらった。


「11月21日はセンソです。

-21日は24時間、自分の家に滞在すること。外出は急病などの緊急時以外一切禁止。
-学校は19日から21日まで全て休校。
-21日は全ての企業、商店に営業停止を命令。
 (ただし電気、ガス、水道、電話会社、病院は一部営業可)
-20日夜から各県を移動する長距離バスは全て休止。
-タクシーは緊急時用に一社のみ運行許可。
-自家用車の運転はもちろん禁止。
-家の外に出た場合は、逮捕もしくは罰金を課せられるので注意。

朝8時ころから調査員があなたの家を訪問します。
ボリビアの今後10年の発展のためにセンソに協力しましょう。」


センソとは、日本で言う国勢調査のこと。

ボリビアでは10年に一回行われているそうで、今年がちょうどその年。

国民を家に閉じ込め、各家を調査員が訪問し、家族の人数、仕事、経済状況などを調査するという至って大胆なやり方です。


本当に誰も外に出れないのかしら、と思って当日家の前の道路を見ると、見事に誰も通ってませんでした。

左を見ても。


真下を見ても。


そして右を見ても。



というわけで私も自分の住むアパートから出られなかったので、持て余した時間で餃子づくりに挑戦!


薄力粉と強力粉をカップ1敗ずつ混ぜ、そこにぬるま湯を入れて耳たぶくらいの固さになるようこねます。


100回くらいこねたら、30分ねかします。



その後少しずつタネをちぎって伸ばします。




できあがった餃子。


こっちは隣人が作っていた餃子。


きれい…。


ボリビアには日本みたいに全てがそろっているわけではないので、パン粉をパンから作ったり、高野豆腐を豆腐から作ったり、うどんを作ったり、餃子を皮から作ったり。


なんでも手間をかければできるんだなーと実感。


餃子のために昼12時から4時間、センソのおかげでとってもぜいたくな時間の使い方をした一日でした。