声が出ません…

先週末風邪をひいてしまいました。
今回はそんなにひどくならず、週末のお仕事はお薬を飲んで乗り切りました。

昨日も一日家に居て、のほほ～んとしていたので特に変化はありませんでした。
子どもたちとも、
「早く宿題をしなさい」
「早くお風呂に入りなさい」
「早く寝なさい」
といつもの日常の会話です。

今朝も特に声は普通でした。

今日は幼稚園の役員の用事や定例会、その後はパトロール…
忙しい一日です。

人と会うと、当然ですがおしゃべりをします。

私の声は、お昼頃にはかれ始め、夕方にはハスキーボイスに…
そして夜には、とうとう声が出なくなりました…

「早く宿題をしなさい」
「学校の準備は」
と、声を張り上げているのですが、全く聞こえないので、兄ちゃんはどんどん調子に乗り、何もしません。
のんきにテレビを見続けています。
何度も、
「早くやりなさい」
と言っても声が出ないので、全く気付きません。


とうとうブチ切れた私は…

ランドセルを思いっきり投げました
（もちろん、人のいない方に向かってです）

全く出ない声で
「いい加減にせんか」
と激怒です。

「声が出ないと言ってるのに、気遣うどころか調子に乗るとは、どういう事だ」
声はかすれて全く出ませんが、迫力は満点です。

「ごめんなさい」
と兄ちゃん。
泣きながら
「だって…、これが…」
と、テレビを言い訳にします。

そんな言い訳が通じるか

大激怒のママを前に、大人しく宿題を始めました。

物を投げるのは良くない事だと思います。
ですが、今回は私は反省しません。
もちろん、他人にはしません。
というより、他人にそこまで感情移入はしませんから…

子供であっても自分より弱っている人を気遣うのは、人として当然のことだと思います。
これを『しつけ』というつもりはあせん。
でも、頭に来たのは確かです。

『体罰は恐怖しか記憶に残らない』
そうかもしれません。
いえ、そうなのでしょう。

ですが、今日の私は

だから、何

と、かなりの怒り具合でした。

人を怒らせる行為をしている事を自覚するのも時には大切ではないか思います。
それが、きっと今日だったのかもしれません。

子供たちは、今、ケロッとした顔で夕飯を食べ終わり、懲りもせずにまたテレビを見ています…