プリシラ物語

☆☆☆

2022/08/14

2022-08-14 11:00:29 | Weblog
老体に鞭打って

行ってきましたよ

運転なんてろくすっぽしないのに十数年振りのゴールド免許証
なんと、30分の講習で終わるんだ
しかしである、その30分の講習には色々なドラマがあったのだ
わたくしプリシラは出入り口直ぐの椅子に座った、もうこれが間違えであった
左右前後空席なのに斜め前に座った男子に異変が起きた
10分程度の教官の言葉の全てに大きく頷くのである
それが目に入り落ち着かない
思わずつられてわたくしプリシラまで大きく頷きそうである
どうにか頷かず、次はDVD講習だ
流石にこれには赤べこ男子は頷かないだろうとホッとしたのも束の間、DVDの語りや説明にも大きく頷ずいているのだ
しかも今度は、その赤べこ男子を直視しないとDV画面が見られない
おーまいごっと
もう限りなく三半規管の弱いわたくしプリシラは船酔い状態となり目を瞑り無に徹しようとしその時、交通事故で小学2の息子を亡くしたお母さんが出てきて涙ながらに当時の状況の説明を始めたのだ
もう船酔いなんて言ってらんねぇ
朝の通学時、青信号を渡っていたけんしろう君は右折してきた2トントラックにはねられてしまった
お母さんはけんしろう君が夏になったら蒔こうと大切にしていた朝顔の種を学校(?)に託し一面の朝顔を咲かせてもらった

ちょっと説明が簡略すぎるが綺麗に咲いた朝顔を見た辺りから、ヤバいぞ
わたくしプリシラ、涙が溢れそうになってしまったのだ
は、はずい
ダメだ、違うことを考えよう
そうだ、赤べこ男子の頷きをカウントしよう
多分目が赤くなっているから、あくびをしたふりをして乗り切ろう
あれ?赤べこ男子の頷きが止まっている
なぜ!!
涙が一粒溢れてしまった
もう一度あくびのふりをした
DVDが終わり、免許証を配るおじさんが入ってきて、DVDと発音をしようとしてデーブイデーと言いかけたのをわたくしプリシラは聞き逃さなかった
あの時、涙が溢れそうになったとき、、、夢グループの社長を思い出せば良かった
後悔先に立たず、そんなことわざを再確認した暑い夏の日の出来事だった

あっちぃなー、三シーズン振りの素足にサンダル、ヤッホー
(ここ数年ジョギングやウォーキングで親指の足の爪を3回程剥がしてしまった)
今年は無事はえた、ヤッホー


神田川、きったねぇー、おいちゃんが泣くね(笑)

涼しい季節になったら神田散策に来よう
ニコライ堂にも行ってプラプラして蕎麦を食べよう




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