プリシラ物語

☆☆☆

過去からの挑戦状。

2009-01-28 19:53:00 | Weblog
ヤッポゥ~、プリシラどす。

え~、皆様ご機嫌よろしゅうお過ごしでしょうか???

プリシラは、皆様のご期待に背いて日々、普通に過ごしております
そんでもってねぇ~~プリシラ食欲もモリモリでとっ~~~ても元気なんだけどねぇ~何故か胃腸が弱く・・・月に一回病院に通っていたりするんだけど・・・

まぁ~先日もその月一で・・・
朝から気合を入れて起きていたんだけど・・・
病院ってさぁ~~~待つじゃんそん時に暇じゃん
プリシシラは病院とか美容室では限りなく週刊誌が読みたいわけよ・・・
普段、現代本はほとんど読まないからさぁ~そんな時くらいは現実に戻ってみたいわけよ・・・世の中の動きっつうの??いちよ、知りたいわけよ!!
んで、次の日に、さも知り合いから聞いたかの様に、我が仕事場の社長に教えてやるわけなんだよねぇ~~
「なんか、エリカっつう小生意気な女優が結婚したらしいっすよ」
「プリシラさんもまだなのにエリカ様はクソ生意気だ」
などと信じられない会話が繰り広げられる・・・。社長、プリシラを励ましてくれているんだろうけど、ちとお下品ですよ・・・。
あれっ、エリカ様って「別に・・・」の子だよね???
そか、女優だったんだ・・・知らなかった・・・。
「別に・・・」もCMで知ったんだ・・・パクってたCMがあったんだ・・・。

芸能人の結婚なんて、どうでもいいんだ

そんで、プリシラの通いの病院には、何故か週刊誌たるものが・・・一冊しか存在をしなかった・・・。なので、いつも他の待合の患者さんに読まれている為・・・プリシラは・・・しょうがなく・・・「今夜の晩ごはん」的な本を読む羽目となる。
だから・・・今まで読んでなかった本を読もうかと・・・プリシラさんの聖地的な本棚をゴソゴソと・・・。
でも、読みたくて買う本なんだから、ほとんどの物が読んだものであり・・・ なかなか読める本が・・・見つからず・・・

嗚呼、読んでいない本が・・・あった!!!
ボロボロの「万葉集」が・・・出てきた。うわぁ~岩波文庫だよ、しかも、右から読みの時代のもので・・・うわぁ~表紙を開けると・・・知らない人の実印みたいのがデカデカと押されていて・・・この青木さんという方は、よほどこの「万葉集」がお気に召したのだろう・・・いや、これは実印じゃなく・・・んん~なんだろう・・・物凄く不気味な印なのは確かなのであるがねぇ~
そんな事を考えながら、「万葉集」をぺラペラと・・・
あれっ???何かが挟んである・・・郵便はがきだっ!!!

今回の「プリシラ物語」の主役のお出ましだっ!!!

そのはがきは・・・何故か不思議で懐かしい匂いがした。




プリシラには・・・いや、世の中の全ての人に必ずある・・・苗字という存在がある。だから、やっぱりプリシラにも苗字というものがあるわけなんだが・・・

プリシラの苗字は・・・日本国中の誰でも発想できる苗字ではない・・・それでも今までに同姓同名の人物に・・・2人あった経験があるわけだが・・・プリシラの苗字はありきたりではないのにも関わらず・・・その郵便はがきの宛名が・・・
プリシラの母ちゃんが以前経営していた居酒屋の・・・プリシラの苗字でもある名前であった・・・。

そして、その郵便はがきが投函されたのが・・・プリシラの誕生日の次の日で、
投函時間が・・・プリシラが今一番尊敬している人物の誕生日の日付・・・午後6:12になっている・・・。

えぇ~~~????何このはがき???
はがきの内容は・・・残念ながら・・・達筆すぎてプリシラには全て理解できない


東京都のラングさんという名の方から・・・長野県のとある場所に出されたものなんだけど・・・このはがき・・・どうしたら良いのだろう・・・。
よく見ると・・・昭和26年のものらしい・・・。
嗚呼、約50年もの月日・・・どうしてプリシラの元にやって来たのだろう・・・。しかも、プリシラの苗字宛で・・・。

信じられねぇ~なんて声が聞こえて来そうだけど・・・マジなんだ。
プリシラだって、初めは気味が悪かったさ、でも、発見しちまったもんはしょ~~~がねぇ。この「万葉集」は、神保町の小宮山書店で買ったものだ、その時点でプリシラとは何らか繋がりがあったんだ・・・。
でもさ、昭和26年のものだと、プリシラの父ちゃんですら13歳・・・このラングさんとやら、日本人では無さそうなのに・・・見事な達筆、かなりのご高齢であったに違いない・・・つうことは・・・もうすでに天に召された可能性の方が高い・・・しかし、何となく・・・気になったのでラングさんの住所をPCで検索してみた・・・すると・・・不思議な事に・・・そのラングさんの住所・・・東京のど真ん中だというのに・・・お寺が十数件も密集している場所であり・・・
思わず・・・
「ずぇ~~~~」と底から這い上がるような声を出してしまったプリシラがいた。
この「ずぇ~~~~」という反応はプリシラが心底から出る声の表現であって・・・一年に一回??いや、数年に一回にしか聞かれない代物であった・・・。

このラングさんとやら、異国から日本にきて、日本の文化に心酔してしまったのであろうか・・・達筆まで書ける位の月日を東京都で過ごしたのであろうか・・・。はがきの内容に出てくるジェフリ様との関係は・・・何であろうか・・・。
今度、チャンスがあったら・・・ラングさんが過ごしたその土地に・・・
プリシラの「ずぇ~~~」的に共感してくれる人物がいるのなら・・・いつか一緒に行ってみたいと思う、ラングさんの歴史の一頁になりたいプリシラなのであった・・・。

偶然中の偶然とはいえ、プリシラさんの苗字宛で出されたはがきを受け取ったプリシラ・・・50年以上の時を経て・・・プリシラさんちにやってきた・・・。

ほほぅ~~~お主もお目が高いのぅ~~~
苦しゅうない・・・ラング氏のその無念・・・必ず果たしてやるからのぅ~~~イッヒッヒッヒッ~~~~

てか、ちと方向が・・・間違っとるの???




            イッヒッヒッヒッ~???

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