退院して初めての外来。
今日は手術で切り取った胃の組織検査の結果が分かる日です。
リンパ転移があるか、組織検査の結果で他に転移があるかが分かります。
まぁ運を天に任せるしかないのですが、やはりドキドキです。
結果はいまのところリンパに転移はなくステージⅡでした。
したがって、これからも癌とのお付き合いは続きます。
*****参考まで*****
【ⅠA、ⅠB、Ⅱ、ⅢA、ⅢB、Ⅳの6つのステージに分けられているもので、ⅠAやⅠBが早期にがんということになります。早期であれば、内視鏡での手術や比較的切除範囲の狭い手術で対応できるものがあります。Ⅱ程度であれば、胃の切除手術により治る可能性が高いといわれています。ⅢAやⅢBは、進行がみられるものの、まだ手術によって治る可能性があるものです。Ⅳは、遠隔転移が起こっている状態で、現在の医学では治すのが難しいとされています。いわゆる末期の状態です。この状態での治療は、手術、抗がん剤による治療、放射線療法、症状を抑える治療などが中心になります。】
癌になってみて、改めて胃の働きのありがたさがわかりました。
今となっては遅いのですが、もっと大事にしてあげれば良かったと・・・(残念)
いや、良くここまで頑張ってくれたと感謝もしています。
(暴飲暴食・時差めちゃくちゃ・季節感なし・立ち食い早食い当たり前の職業柄もありますが)
胃は、食物を攪拌(かくはん)し、水やアルコールを吸収し、ビタミンB12の吸収を助け、強い酸で内容物を殺菌したり、食物の消化・吸収に重要な役割を果たしているそうです。
その胃が3分の2無くなったわけで注意しなければいけないことがたくさんあります。
暴飲暴食は厳禁です。(残念)
胃の代わりを良く噛むということで補うこと。
1回の食事量については、自分の適量を把握する。
大切なことは食べ過ぎないように、常に腹6~7分目を目安にする。
簡単なようで非常に難しいこととと思われます。(私には)
といったようなことを、退院前に説明されました。
検診後に食事療法のアドバイスを受けました。
今回は栄養士の先生曰く
「胃の切除手術を受けた以上、胃切除後症候群を回避するのは難しいことと諦めましょう。
何らかの症状は必ず現れるものだと自覚して、からだに取り入れるエネルギーと消費するエネルギーのバランスをとり、ウォーキングなど適度な有酸素運動を続けて骨量と筋肉量を増やし、体重の増加を図ることも大切です。
あまり神経質になって、日に何度も体重を測ったり、食事をすることが怖くなったりしないように気をつけてくださいね。」
というお言葉。
「あの~、食欲もありますし・・・食べ過ぎないように気をつけてはいますが・・・日に何度も体重を測ったりはしています。
痩せないかなぁ~と思って・・・でも増えましたけど・・・異常でしょうか?」
「いえいえ。基本的にゆっくりと、食べ過ぎなければいいんです。体重も一気に減る患者さんが多いということで。
でも食欲があるなら良かったですね。順調ということですよ。何か心配なことはありませんか?」
「え~~~と。まだ食べてはいけないとされているものなんですが・・・おせんべいや、イカ・タコ・貝類・ラーメン・・・試してみるには早すぎですか?」
「おせんべいはいいですよ。良く噛んでいただければ。生ものはもう少し様子を見ましょうか?胃からの胃酸がでないので食べ物の殺菌力が弱いんですね。生ものは注意が必要なんです。」
「じゃぁ・・・お寿司は無理ですか?ゆっくりと良く噛んでも・・・?」
なんて会話をダラダラと続け、栄養士の先生も根気強く答えてくださる。
こうやって振り返って書いていると恥ずかしくなってきました。
でもでも・・・食べることって楽しみですよね。
今日は手術で切り取った胃の組織検査の結果が分かる日です。
リンパ転移があるか、組織検査の結果で他に転移があるかが分かります。
まぁ運を天に任せるしかないのですが、やはりドキドキです。
結果はいまのところリンパに転移はなくステージⅡでした。
したがって、これからも癌とのお付き合いは続きます。
*****参考まで*****
【ⅠA、ⅠB、Ⅱ、ⅢA、ⅢB、Ⅳの6つのステージに分けられているもので、ⅠAやⅠBが早期にがんということになります。早期であれば、内視鏡での手術や比較的切除範囲の狭い手術で対応できるものがあります。Ⅱ程度であれば、胃の切除手術により治る可能性が高いといわれています。ⅢAやⅢBは、進行がみられるものの、まだ手術によって治る可能性があるものです。Ⅳは、遠隔転移が起こっている状態で、現在の医学では治すのが難しいとされています。いわゆる末期の状態です。この状態での治療は、手術、抗がん剤による治療、放射線療法、症状を抑える治療などが中心になります。】
癌になってみて、改めて胃の働きのありがたさがわかりました。
今となっては遅いのですが、もっと大事にしてあげれば良かったと・・・(残念)
いや、良くここまで頑張ってくれたと感謝もしています。
(暴飲暴食・時差めちゃくちゃ・季節感なし・立ち食い早食い当たり前の職業柄もありますが)
胃は、食物を攪拌(かくはん)し、水やアルコールを吸収し、ビタミンB12の吸収を助け、強い酸で内容物を殺菌したり、食物の消化・吸収に重要な役割を果たしているそうです。
その胃が3分の2無くなったわけで注意しなければいけないことがたくさんあります。
暴飲暴食は厳禁です。(残念)
胃の代わりを良く噛むということで補うこと。
1回の食事量については、自分の適量を把握する。
大切なことは食べ過ぎないように、常に腹6~7分目を目安にする。
簡単なようで非常に難しいこととと思われます。(私には)
といったようなことを、退院前に説明されました。
検診後に食事療法のアドバイスを受けました。
今回は栄養士の先生曰く
「胃の切除手術を受けた以上、胃切除後症候群を回避するのは難しいことと諦めましょう。
何らかの症状は必ず現れるものだと自覚して、からだに取り入れるエネルギーと消費するエネルギーのバランスをとり、ウォーキングなど適度な有酸素運動を続けて骨量と筋肉量を増やし、体重の増加を図ることも大切です。
あまり神経質になって、日に何度も体重を測ったり、食事をすることが怖くなったりしないように気をつけてくださいね。」
というお言葉。
「あの~、食欲もありますし・・・食べ過ぎないように気をつけてはいますが・・・日に何度も体重を測ったりはしています。
痩せないかなぁ~と思って・・・でも増えましたけど・・・異常でしょうか?」
「いえいえ。基本的にゆっくりと、食べ過ぎなければいいんです。体重も一気に減る患者さんが多いということで。
でも食欲があるなら良かったですね。順調ということですよ。何か心配なことはありませんか?」
「え~~~と。まだ食べてはいけないとされているものなんですが・・・おせんべいや、イカ・タコ・貝類・ラーメン・・・試してみるには早すぎですか?」
「おせんべいはいいですよ。良く噛んでいただければ。生ものはもう少し様子を見ましょうか?胃からの胃酸がでないので食べ物の殺菌力が弱いんですね。生ものは注意が必要なんです。」
「じゃぁ・・・お寿司は無理ですか?ゆっくりと良く噛んでも・・・?」
なんて会話をダラダラと続け、栄養士の先生も根気強く答えてくださる。
こうやって振り返って書いていると恥ずかしくなってきました。
でもでも・・・食べることって楽しみですよね。