シャンパンブレイク

30年以上JAL国際線客室乗務員としてフライトし現在癌の治療中。お酒大好き旅が大好き趣味はランニング~

手術1週間で抜糸。

2009年04月12日 | 
背中に溜まった水にばい菌が入り、そのため辛かった症状もだいぶ良くなり熱も下がってきました。
毎朝体重を計るのが楽しくて♪
ぐんぐん元気になってきました。

朝、熱と血圧を量りに来た看護師さんが

「なんだか、上手く痩せて顔が一回り小さくなりましたね。
ほ~んと、すっきり。」

「ふふふ・・・今の楽しみは痩せることだけなんですよ。どれだけ痩せるかな?」

「だめだめ、胃がんの手術をしたんですよ。メタボの手術したわけじゃないんですから。痩せるのが目的ではないから、ちゃんとお食事もしてくださいね。」

「胃を切って縫ったおかげで、ウエストがはっきりとくびれが出来たんだけど・・・その下の・・・お腹がね・・・腹筋しなきゃ」

「まだまだ・・・無理しないでください。抜糸もしてないんですから」
と叱られる。

それを聞きつけた三枝子さん。5年以内に転移する確率50%

「胃癌はいいわねぇ。
私は大腸だから、あまり体重が減らないみたい。
全然痩せないし。お腹の脂肪が気になって。
大腸の手術の前までに脂肪を減らすようにって言われたけど・・・無理なのよ。
体重とお腹の脂肪とは別物なのよね。」

「そうそう。」
と看護師さんも含め全員でうなずく。(笑い)

良かった。三枝子さんも明るく元気になって。
冗談まで言えるようになりました。

その時、絶妙なタイミングで杉山先生登場。

「ここは賑やかでいいですね。
さっ、抜糸しますよ。お腹の管も抜いちゃいます。」
と軽~く言ってくれる。

「え~~~ 心の準備が・・・そんな突然・・・」

「手術して1週間後に抜糸するのが一番いいんです。」

「いっいっ、痛くありません?管も取っちゃうんですか?そんな1度にそんなこと・・・大丈夫なんでしょうか?」

「あっという間に終わります。(例の口調で)簡単です。ちょっとチクッとするだけです・・・」

と言っているうちに終わってしまいました。
チクッというよりは痛かったけど・・・想像よりは全然平気でした。

「今日からシャワーを浴びても良いですよ。明日はお風呂に浸かっても大丈夫です。傷も綺麗ですね。」

先生が去った後、自分のおなかの傷を覗いて見る。
う~~~ん。なんか不思議。

まだ切って1週間で、くっついちゃうんだ。

まだちょっと二枚の皮が上手く合わさっていないような・・・ピッタリとは云えないけど・・・でもきれいに傷跡が目立たなくなる予感は確かにある・・・。

人間の体って不思議だ。
神秘だ。






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