スチュワーデスの仕事の内容を知りたいというメッセージをいただきました。
昨日は避けては通れない年に一度の救難訓練のお話をしました。
客室乗務員の仕事
今日は思い出に残ったフライトのお話です。
甲子園の決勝戦を見ていたら思い出しました~
2008年のニューヨーク・サンパウロのフライトで12日間
とにかくニューヨークとの時差が13時間&サンパウロとは12時間
普通は12日間だと11泊12日ですよね。
時差があるので10泊12日ということも(ホノルルとかはそうですよね)
でもこのパターンの12日間は9泊12日なんです。2泊はどこに消えたの~って思いますが、機中泊ということなんです。
フライトの内容もきついうえ時差もきつい
そして日本人乗務員よりもブラジル人乗務員のほうが多いからコミュニケーションをとることがとても大事
今から4年前のそのフライトの内容を日記に書きしるしていました。
満席続きの南米線、機種はB-744(ジャンボジェット)
ニューヨーク・サンパウロ間は2階席担当。
ブラジル人キャビンアテンダントのパートナーはコーディアさん。(2階席は2名で担当)
彼女は仕事がシャープ。
あっという間にミールサービス終了。
ホッと一息。
気がつけば下は(メインデッキ)まだまだサービスの真っ最中。
メインデッキのエコノミーが大変そうなのでヘルプに行きました。
もちろん満席、ひとつも空席はない。
とりあえず、免税品販売の準備をする。

すると、突然、高校の修学旅行生らしきひとりに声をかけられた。
「スッチュワーデスさん。やっぱ仕事たいへんすか~?」
「う~~ん。時差がね~~季節も行く先々でばらばらで体調崩しやすいし~」
(この男子生徒はキャビンアテンダントになりたいのかな?と思った私)
「そうすっか~」
「あのさ~(男子高校生の言葉うつる)
パイロットの方がいいよ~路線限定だから、時差も少ないし~」
「まじっすか~?俺パイロット無理でしょう~」
「そんなことない。適性が重要だから。とにかくパイロットは視力が一番大事だけど~?」
「そうっすか~ 俺、滅っ茶っ視力イイっす。」
もう一人の男子高校生が
「俺、コンタクトです。ダメっすかね~」
「いまはコンタクトオッケーだよ。採用試験受けてみたら?」
なんて会話してると、後ろから、
「あの~この人たち、甲子園で・・・」
という声が。
振り向くとエコノミー担当責任者の乗務員が小さな声で
「甲子園で大活躍した選手たちです・・・」
男子高校生に尋ねる。
「じゃあ、修学旅行じゃないの?」
「はい。日本ブラジル交流年ということで、試合をしに来たっす。」
「あっそうなの?どこの高校?」
「はいっ横浜高校です。」
「優勝した?」
「こっちに負けました。」
とコンタクトオッケーですか?を指さす。
「あ~~~ごめんなさい。今年は仕事が忙しくて、甲子園見てなかった。残念」と私。
「それじゃ~、すごいもてるんでしょう?校門の前で女の子たちが待ち伏せしてたりするの~?」(つまんない質問をしたものです。)
「いや~それはないっす。グランドの周りに大勢いまっす。」
「私、担当は2階なんだよね~。暇なとき遊びに来てね~。お話聞かせて」
「行きまっす。」
ホントに来てくれて写真を撮りました。
すごくいい子たちばかり。
なかなかのハンサムでかっこいい。
プロで活躍するのを早く見たいなぁ~
ホテルに向かう車中で、
「私、監督かコーチらしき一人に、こういう路線をフライトする乗務員の方はレギュラーですか?って聞かれました。はい。まぁと答えたんですけど・・意味が良くわからなくて・・・」
わたしは
「そういう時はたま~に補欠も使いますって言えば面白かったのに」
って言ったら
皆、大爆笑。お疲れ様。
こんな風に楽しいこともたくさんありました。
今ブログを書きながらちょっとこの時の選手のことが気になって調べてみました。
そうしたらこんな記事を発見しました。
全日本選抜チーム、ブラジルに派遣 日伯親善高校野球 (2008年08月02日)
第90回全国高校野球選手権記念大会に出場する55代表校から優秀選手を選んで全日本選抜チームを編成し、ブラジルへ派遣します。チームは役員9人(監督、コーチ各1人を含む)、選手20人の計29人です。出発は27日で、9月10日に帰国します。同国では「日伯親善高校野球大会」として、バストス、ロンドリーナ、カンポグランデ、モジダスクルーゼス、サンパウロの各地で計8試合をします。
あのフライトで出会った選手たち
いまも活躍しているのでしょうね

昨日は避けては通れない年に一度の救難訓練のお話をしました。
客室乗務員の仕事
今日は思い出に残ったフライトのお話です。
甲子園の決勝戦を見ていたら思い出しました~
2008年のニューヨーク・サンパウロのフライトで12日間
とにかくニューヨークとの時差が13時間&サンパウロとは12時間
普通は12日間だと11泊12日ですよね。
時差があるので10泊12日ということも(ホノルルとかはそうですよね)
でもこのパターンの12日間は9泊12日なんです。2泊はどこに消えたの~って思いますが、機中泊ということなんです。
フライトの内容もきついうえ時差もきつい
そして日本人乗務員よりもブラジル人乗務員のほうが多いからコミュニケーションをとることがとても大事
今から4年前のそのフライトの内容を日記に書きしるしていました。
満席続きの南米線、機種はB-744(ジャンボジェット)
ニューヨーク・サンパウロ間は2階席担当。
ブラジル人キャビンアテンダントのパートナーはコーディアさん。(2階席は2名で担当)
彼女は仕事がシャープ。
あっという間にミールサービス終了。
ホッと一息。
気がつけば下は(メインデッキ)まだまだサービスの真っ最中。
メインデッキのエコノミーが大変そうなのでヘルプに行きました。
もちろん満席、ひとつも空席はない。
とりあえず、免税品販売の準備をする。

すると、突然、高校の修学旅行生らしきひとりに声をかけられた。
「スッチュワーデスさん。やっぱ仕事たいへんすか~?」
「う~~ん。時差がね~~季節も行く先々でばらばらで体調崩しやすいし~」
(この男子生徒はキャビンアテンダントになりたいのかな?と思った私)
「そうすっか~」
「あのさ~(男子高校生の言葉うつる)
パイロットの方がいいよ~路線限定だから、時差も少ないし~」
「まじっすか~?俺パイロット無理でしょう~」
「そんなことない。適性が重要だから。とにかくパイロットは視力が一番大事だけど~?」
「そうっすか~ 俺、滅っ茶っ視力イイっす。」
もう一人の男子高校生が
「俺、コンタクトです。ダメっすかね~」
「いまはコンタクトオッケーだよ。採用試験受けてみたら?」
なんて会話してると、後ろから、
「あの~この人たち、甲子園で・・・」
という声が。
振り向くとエコノミー担当責任者の乗務員が小さな声で
「甲子園で大活躍した選手たちです・・・」
男子高校生に尋ねる。
「じゃあ、修学旅行じゃないの?」
「はい。日本ブラジル交流年ということで、試合をしに来たっす。」
「あっそうなの?どこの高校?」
「はいっ横浜高校です。」
「優勝した?」
「こっちに負けました。」
とコンタクトオッケーですか?を指さす。
「あ~~~ごめんなさい。今年は仕事が忙しくて、甲子園見てなかった。残念」と私。
「それじゃ~、すごいもてるんでしょう?校門の前で女の子たちが待ち伏せしてたりするの~?」(つまんない質問をしたものです。)
「いや~それはないっす。グランドの周りに大勢いまっす。」
「私、担当は2階なんだよね~。暇なとき遊びに来てね~。お話聞かせて」
「行きまっす。」
ホントに来てくれて写真を撮りました。
すごくいい子たちばかり。
なかなかのハンサムでかっこいい。
プロで活躍するのを早く見たいなぁ~
ホテルに向かう車中で、
「私、監督かコーチらしき一人に、こういう路線をフライトする乗務員の方はレギュラーですか?って聞かれました。はい。まぁと答えたんですけど・・意味が良くわからなくて・・・」
わたしは
「そういう時はたま~に補欠も使いますって言えば面白かったのに」
って言ったら
皆、大爆笑。お疲れ様。

こんな風に楽しいこともたくさんありました。
今ブログを書きながらちょっとこの時の選手のことが気になって調べてみました。
そうしたらこんな記事を発見しました。
全日本選抜チーム、ブラジルに派遣 日伯親善高校野球 (2008年08月02日)
第90回全国高校野球選手権記念大会に出場する55代表校から優秀選手を選んで全日本選抜チームを編成し、ブラジルへ派遣します。チームは役員9人(監督、コーチ各1人を含む)、選手20人の計29人です。出発は27日で、9月10日に帰国します。同国では「日伯親善高校野球大会」として、バストス、ロンドリーナ、カンポグランデ、モジダスクルーゼス、サンパウロの各地で計8試合をします。
あのフライトで出会った選手たち
いまも活躍しているのでしょうね


いよいよ来週ドバイに行ってきま~す。お怪我早く治ります様に。
ロンドンベースクルーは休暇というとドバイに行ってました。
いいところだよ~行ってみてってずっと言われてました。
是非感想をお聞かせください。
むかしむか~しのことですが、ファーストクラスのワインやシャンパンを勉強のため試飲している頃もありました。
今では考えられないことですが、そういうの~んびりゆるりの時代もあったんですね~
怪我のこと心配していただいてありがとうございます。
もうすぐギブスも取れそうです♪
めちゃくちゃ御家族で楽しんできてくださ~い