シャンパンブレイク

30年以上JAL国際線客室乗務員としてフライトし現在癌の治療中。お酒大好き旅が大好き趣味はランニング~

街の低い耐震化率と、高い高齢化

2024年01月05日 | おしゃべりフライト

1日に発生した能登半島地震では木造住宅の倒壊が相次ぎました。激しい揺れに襲われた石川県輪島市、珠洲市の街は壊滅的な状態で、いまだ被害の全容は明らかになっていあせん。

これほどまでに甚大な被害をもたらした要因は何だったのでしょうか。これほど壊滅的な被害となった背景には、街の低い耐震化率と、高い高齢化率があると言われています。

珠洲市によると、市内にある住宅約6000軒のうち、2018年度末までに国の耐震基準を満たしていたのはわずか51%。同じ時期の全国の耐震化率(87%)と比べても極端に低い。一方、20年の珠洲市の65歳以上の割合(高齢化率)は、石川県内で最も高い51・7%です。

それにくらべて「東日本大震災」は2011年3月11日午後2時46分に発生したマグニチュード9.0の巨大地震(東北地方太平洋沖地震)によって引き起こされた死者・行方不明者が2万2200人以上にのぼる大災害ですが、ほとんどが津波が原因で、家屋が地震で倒壊したのはわずかです。

どうしてこんなに能登半島地震は家屋の倒壊が多い理由は低い耐震化率と高い高齢化です。地震予測に莫大な税金を投入するより避難所や復興に回すべきです。


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