「北米大陸をハーレーで横断したい!」「シルクロードをアドベンチャーで走破したい!」なんてのは、バイク好きの旅系コゾーなら一度や二度や三度は思うモノでしょう(推) そんな熱い思いを胸に秘めて数十年生きてまいりましたナカ、拙ブログのミニシリーズにもあります「1994年 ゴビ砂漠を超えて…引き返してきました」なんて海外バイク旅の記録しか上げておりませんが、バイク旅ではないものの若い頃はケッコー海外旅をしてきております…まっ、コノアタリは老後の暇つぶしにボチボチと記事にしていきたいとは思っております(冗)
1979年 インドでワシは考えた
1981年 おうしゅうけんしゅうりょこう
1982年 豪州&新西蘭股旅日記
1983年 アメリカ大陸西へ東へ、そしてもう一回西へ
1983年 アジア放浪(のマネゴト) ~ 深夜特急に憧れて
1985年 昭和の時代の中国大観光旅行
1986年 トルコ・エジプト親孝行旅行
1988年 1988年のアフリカンサファリ
1992年 ヒマラヤかっぽれ道中記
さてさて、そんな昔話は置いておきまして、このGWに行ってまいりました「USAツーリング アメリカ大西部周遊 と ルート66」というアメリカ合衆国をハーレーダビッドソンで走るという全行程6泊8日、内、バイクツーリングは4泊5日 1760~1900km = 1100~1200マイルの旅記事を、リアルタイムレポで「三州物語」としてお届けしていたものを「大西部DX_2017」と改めましてのアナログリマスター版としてシリーズモノとしてご案内いたします。 ちなみに、「三州物語」のネーム設定時には、ネバダ州、ユタ州、そしてアリゾナ州の三州を巡る旅というコンセプトからでありました。

帰国してからの1週間は仕事絡みで想定外のトラブルが多発してしまい、写真の整理はおろか楽しい旅の記憶もすっ飛んでしまうような慌ただしさでありまして、当分はそんな暮らしが続きそうな中、最近の傾向になっている長期連載になるであろうことは、あらかじめ覚悟願います(笑) また、ガイドブックではありませんので、拙ブログを読んでうっかり旅に出て、痛い目にあったとしても責任は負いませんこともですよ♪
ということで、初回の記事は「はじめに」ということで、旅立ちの決意(?)からツアーの概要と日程などザクッとしたトコロから入ります。 海外のバイクツーリングというと有名ドコロで道祖神という旅行会社があり、時々はチェックしているのですが、なかなか日程や好みのツアーが見つからないのがこれまででした。 今年も例年通りにGWの国内バイクツアーの予定をほぼほぼ組み上げ、フェリーの予約までしたところで、ふとサイトを見てみるとドンピシャのツアーを発見してしまい、つい仮予約を入れてしまいました。 これまでは1日余計に休まなければ行けないスケジュールのものしかなく諸事情がありソレが許されない中、ずっと諦めていたのです。 勿論、ゴールデンウィークですから旅行代金がクソ高くなっているのも承知の行動であります。
ちなみに、アメリカのレンタルバイクはイーグルライダー(Eagle Rider)という会社がメジャーでありますが、その代理店でもあるフリーダムアメリカ(Freedom America)というトコロが日本人向けのツアーを現地でアレンジする形がポピュラーです。 今回のケースですと、ワシは道祖神に申し込みましたが、現地の受け入れを含めたアレンジはフリーダムアメリカに丸投げされるワケです(笑) 勿論、そのアタリは承知ですが…はっきり言って面倒なので大して調べもせずに楽な方法を選択したというのは時間とのバーダーなので仕方がないとあきらめております。
今回の旅程をご紹介する前に、バイクの紹介ですが、レンタルしたのはハーレーダビッドソンのスタンダード版というような位置づけにあるのではないかとワシが思っているロードキングです。 フットペグがなくボードだったのは想定外(汗 ← あっ、一般人の方は無視してください)でした(笑)

コノアタリを含め、共通的なアイテムは以降の記事の中でスペシャルパート的に紹介するとして、旅程全体をヲサライして、本シリーズの開始といたします。
【旅程】
* 1日目=初日: ひたすらの移動でラスベガスに到着すると、今回のツアーで全面的に面倒を見ていただくことになるKJKサンにピックアップいただくと、いきなりレンタルバイク屋に連れていかれまして逆にバイクをピックアップしてホテルに向かいます。 時差の関係もあり、コノ日は実に42時間… 疲れました(眠)
横浜 ⇒ (N-Ex)⇒ 成田空港 ⇒ (JL) ⇒ ロスアンジェルス ⇒ 乗り換え(AA) ⇒ ラスベガス(泊)/ 走行 10km/ 10km

* 2日目: ラスベガスの朝はソレナリにバタバタとしましたが、一応は無事に出発! 街を抜けて隊列を組んで粛々とバレーオブファイアという国立公園への訪問からスタートしまして、ケッコー走りましたものの合間での緩急のつけ方は流石のKJKサンでありました。
ラスベガス ⇒ バレーオブファイヤ ⇒ メスクイト(ランチ) ⇒ ザイオン国立公園 ⇒ マウントカーメルJCT(泊)/ 走行 340km/ 350km
* 3日目: この日も晴天、というか全行程がドっピーカンという陽射しの下での走行でありました。
マウントカーメルJCT ⇒ アンテロープ ⇒ ページ(ランチ)⇒ ホースシューなんちゃら ⇒ モニュメントバレー ⇒ メキシカンハット(泊)/ 走行 約400km/ 750km
* 4日目: ある意味、コノ日はツアーの中で一番「濃い日」であったかと思います。

メキシカンハット ⇒ モニュメントバレー ⇒ キャメロン(ランチ)⇒ グランドキャニオン ⇒ ツサヤン(泊) / 約350km/ 1,100km
* 5日目: 走り初めて4日目、バイクに乗る日の中ではラス前です。 いよいよ、ココからルート66を辿ります。
ツサヤン ⇒ セドナ(ランチ) ⇒ セリグマン(泊) / 走行 約400km/ だいたい 1,500km
* 6日目: ハーレーでのバイクツーリングはコノ日がラストラン! 全員が事故やケガもなく出発地であるラスベガスに帰ることができました。

セリグマン ⇒ ブルヘッドシティ(ランチ)⇒ ラスベガス(泊) / 走行 約400km/ 1,900km
距離表示が曖昧なのは「マイル表示」になかなか慣れなかったことと、テケトーにしか記録を取らなかったせいでありますが、まあご容赦いただくしかないのであります(謝)
* 7日目~8日目=最終日: まっ、帰るだけですからナント言うこともありません。 行きの1日が42時間になったツケはこちらに回ることとなり、ラスベガスを出てから横浜に帰るまではいつのまにやらというこ感じであります。
ラスベガス ⇒ (AA) ⇒ ロスアンジェルス ⇒ 乗り換え(JL)⇒ 成田空港 ⇒ (リムジン)⇒ 横浜
てな感じの…恒例であれば「はるたび_2017」でありました。 本日はサワリのサワリという程度のとりあえずスタートしなければ…というコトでこれからが詳細レポを書き綴るコトになりますから、いつになったら一巻の終わりとなるのかは全く不透明な状況です。
まっ、無理しない程度に頑張りますので、ご無理の無い程度にお付き合いと御期待をお願いいたします(願)
(続く…)