自走式移動胃袋 ~ The nomadic stomach ~

走り納め2009-1

【走り納め2009のリマスター版です ~ 実況版から写真・記事を差し替えです】
 ☆ リアルタイムレポート(実況版)はこのあたりから…

雇用調整助成金の絡みもあって休業日となりまして、今シーズンの走り納めにちょっと走ってきます…で始まりました「走り納め2009」の相棒は独式一号機で、とりあえず通勤割引きにひっかけて東名で東海方面を目指します。
完全防寒装備で臨んだのですが、天気もよく思いの外、暖かく拍子抜けデス♪



さて、富士インターで下りて少し迷いつつも、ほどなく到着したのはコーヒーショップアドニスというつけナポリタンの元祖といわれるお店です。
ちなみに「迷いつつ」というのは ①道に迷った + ②スマル亭に入るか迷ったのダブルの迷いですが、初志貫徹します(笑)

つけナポリタンについては公式WEBをご覧いただくとして、富士市(又は吉原商店街)が総力を挙げて売り出そうとしているローカルB級グルメ食をちょっと食べただけのコンビニ食だけで評価してしまうのは、自走式の名にあるまじきと思った故の訪問なのデス(← えらそうだねアンタ)

そうそう、こちらのお店では「つけ富士リタン」と呼ぶとのことデス(でも、メニューブックに記載がないのは何故?)



かえ玉システムも導入されているのかと感心しているうちに登場しました。



炒めたスパにトマトソース+(鶏系?)ブイヨンのつけ汁、麺か汁のいずれかのトッピングに桜エビがお約束らしいのですが、TV番組から生まれたとかでアイデンティティが感じられませんねぇ…
やはり…まあ…こんなモンかと思いつつ、格安(100円)のかえ玉は頼まずに早々に次へ移動することにします。

ETC平日昼間割引きは100㌔の距離制限活用のため、浜松で一度高速を下りたものの淡々と東名を走り、途中で東海環状という比較的新しい路線に入るのですが、この道はたしかワシもほぼ始めてデス。

多治見で下りて、信濃屋に向かいますが、そこそこややこしい道のはずですが、そのお店に行きたい気持ちが強いと迷うことなく到着できるのは不思議ですね♪
で、到着したのは無茶苦茶渋いお店です。



少し遅めだったので、入れ違いで店内にはお客は誰もいません。
こっちもなかなか渋い内装ですなぁ(嬉)



メニューは3種類(+各ハーフサイズ)しかないのは事前に情報入手しています。



優しそうな元ヲネイさんが
「注文はどうされますか?」
と聞いてくださったので、
「全部ください♪」
と応えると、普通のコトなのか大して驚かれませんでしたが、一応、
「全部、普通でよいですか?」
との確認はされました。

ということで、第一弾は冷たい「ぶっかけ」です。



太めの麺は、ふうわりと柔らかい独特のモノですし、ぶっかけ汁もたまり醤油系で色の割にはまろやかでなんとも美味しいコンビネーションです。
ワシワシといただいていると、ご主人が顔を出してくださって、
「味が濃いとか薄いとか遠慮なく言ってくださいね。好みはそれぞれですから、味も直せますからねぇ」
と、なんとも優しいお言葉をいただきました。

食べ終わって、一息つき終わると…というタイミングで暖かい「ころうどん」を出していただきました。



小学生の頃に初めて食べた店屋物のかけうどんを思い出させくれました。
なんというか、それまで家でつくってもらったうどんとは別世界の初体験の味は思いきり美化されているのですが、その美しい記憶をアッサリと凌駕する逸品です。

こちらをいただいている間に元ヲネイさんが顔を出してくれて、再び問題がないかの確認をしてくれます。
こう書くと、少々しつこいように感じさせてしまうかもしれませんが、
「美味しく食べてほしい!」
という思いが伝わってくるので、「ほっといてちょうだい派」のワシでも自然にニッコリとして頬笑みを返してしまいます。

そうこうしている内に、三杯目の支那そばが登場します。
(普通のヒトは小3種というのもアリですなぁ…)



支那そばといっても、基本はうどん?
麺はきしめんっぽいシコシコ感の強い平打ち麺で、うどん系の出汁にラードを入れたようなスープに沈んでいます。



柔らかなうどんとの対比でより新鮮に感じる麺は、ベースが同じスープ/出汁でもまったく別物のように感じさせます。

ご主人が再び顔を出してくれますが、思いっきりの笑顔(?)を向けると、柔らかな笑顔を返していただいたのが、なんとも心をふうわりとさせてくれます。

すっかりお腹が一杯になったワシは大満足で、暖かいお見送りの言葉を背に受けながらお店を後にします。
ちなみに、3杯で2,200円というのは高いと思う方も多いのでしょうが、ここまで幸せな気持ちにしてくれたのでナンの文句もございません。

実は、このお店は前から軽くチェックは入れていたのですが、数日前のウドン記事にいただいたコメントが決定打で、ルートを修正しての訪問でした。
トリノさん、ありがとう♪♪

ということで、「走り納め」はまだまだ続きます!

続く…

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コメント一覧

とも2
いんや♪
>トリノさん
当初計画は浜松での餃子から酷道151号アタックでしたから微修正のレベルです。
それよりも行きたかったお店をリマインドいただいたのに感謝デス(^.^)

トリノさんのトコロだと中央へのアクセスもよいのでは?
セット(←何とだ?)でアタックしてくださいませ♪
トリノ
ウドン
なんだか、無理にウドンを食わせに行ったみたいでスマンです。
一杯700円超。
ウドンとしてはアレな値段。
でも、名職人さんが全力をかけた技を体感できるなら、安いと思うんです。
私も体感したい。。。
それにしても多治見、微妙な位置ですよね。
以前、伊奈に行った時は、中央高速を使いましたモノ。
伊奈と言えば「たかずや鉱泉」て宿が好きです。
お風呂はそこそこですが、キノコの時期、山菜の時期は素晴らしいです(私は山菜未経験)。
鄙びた感が強いので、そゆのに理解がある方にお勧め。
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