今日も仕事で渋谷に行った。渋谷は僕の嫌いな街ランキングのNo2である。
以前お話しした通り、ダントツ1位は六本木である。
初めて友達と一緒に行って「ここがあのア○ンドだよ。」と言われた時から大嫌いだ。六本木に住んでらっしゃる方や商店街の方々には申し訳ないけど、これはあくまで僕の個人的な好き嫌いなので・・。僕にとっては街全体に気品や重厚さがあまり感じられないのに、何だか高級志向なとこ。ヒルズは何度行っても(美術館が目当てで・・)張りぼての怪物にしか見えない。全てがTV局関係者や芸能人が集う街というイメージと、外人の多い街という見た目から出来た虚飾の様に感じてしまうのだ。某激安量販店の屋上にジェットコースターが設営され物議を醸し出したが、例えば銀座ではあのような事件は絶対に起こらなかったと思うんだよね。
一方、渋谷は仕事場も有るし、そこに集う僕の仕事の関係者やお客さんは全然問題ないわけで、自分でもキライな理由がよく分からなかったが、最近判明したことがある。「音」なのである。
今日は渋谷に向かう前に新宿に行った。JR新宿駅に向かう途中一番賑やかなアルタ前を通ったのだが、ネオンはギラギラしているもののスピーカーから流れる宣伝などの音は意外な事にそれ程無い。電気屋やケイタイ・ショップの店員は店頭で大声で呼び込みをするという伝統的なスタイルが殆どだ。僕はそういうのに「活気」を感じる。
一方、渋谷で僕が最も吐き気をもよおすハチ公前の騒音はご存知だろうか。巨大スクリーンがスクランブル交差点を取り囲み、そこからそれぞれ大音量で宣伝や音楽を垂れ流している。そこから外れて道玄坂を上がる途中も電気屋、パチンコ屋などの騒音攻撃は一向に止まない。そんなとこで人の耳を引く音楽を聞かせようとすると、自然と攻撃的な音になる。低音は必要以上にドンドン、高音はキンキン。いわゆる「ドンシャリ・サウンド」の出来上がりだ。それが各方向から一斉に聞こえてくると吐き気がしてくる。
これはFMラジオで自分の音楽を他より引き立てようとする行為に似ている。僕もクラブ音楽をかじった事が有り、いろんなアーティストのCDの音を分析したのだけれど、まぁ、クラブで踊るためには迫力も必要だし、盆踊りの要素でもある(笑)のだけれど、音がクリップ(音量がでかすぎると音が割れたり、下手するとスピーカーを痛める)しないギリギリまで引き上げられ、さらにコンプ(コンプレッサー)をかけて「音圧」を与えて、いかにもでっかい音です!って感じになっていることが多い。盆踊りで音楽用じゃないスピーカーから無理やり爆音で「炭坑節」が流れているのと同じかな。(笑)
どんな美味しい食事の美味しそうな香りでも、他の美味しい料理達と一緒にビニール袋に入れて混ぜ合わせりゃ、ゴミの匂いになってしまう。渋谷の街の雑音達がちょうどそれと同じだな。ちなみに僕は街の雑踏などノイズは好きなんだけどね・・。
以前お話しした通り、ダントツ1位は六本木である。
初めて友達と一緒に行って「ここがあのア○ンドだよ。」と言われた時から大嫌いだ。六本木に住んでらっしゃる方や商店街の方々には申し訳ないけど、これはあくまで僕の個人的な好き嫌いなので・・。僕にとっては街全体に気品や重厚さがあまり感じられないのに、何だか高級志向なとこ。ヒルズは何度行っても(美術館が目当てで・・)張りぼての怪物にしか見えない。全てがTV局関係者や芸能人が集う街というイメージと、外人の多い街という見た目から出来た虚飾の様に感じてしまうのだ。某激安量販店の屋上にジェットコースターが設営され物議を醸し出したが、例えば銀座ではあのような事件は絶対に起こらなかったと思うんだよね。
一方、渋谷は仕事場も有るし、そこに集う僕の仕事の関係者やお客さんは全然問題ないわけで、自分でもキライな理由がよく分からなかったが、最近判明したことがある。「音」なのである。
今日は渋谷に向かう前に新宿に行った。JR新宿駅に向かう途中一番賑やかなアルタ前を通ったのだが、ネオンはギラギラしているもののスピーカーから流れる宣伝などの音は意外な事にそれ程無い。電気屋やケイタイ・ショップの店員は店頭で大声で呼び込みをするという伝統的なスタイルが殆どだ。僕はそういうのに「活気」を感じる。
一方、渋谷で僕が最も吐き気をもよおすハチ公前の騒音はご存知だろうか。巨大スクリーンがスクランブル交差点を取り囲み、そこからそれぞれ大音量で宣伝や音楽を垂れ流している。そこから外れて道玄坂を上がる途中も電気屋、パチンコ屋などの騒音攻撃は一向に止まない。そんなとこで人の耳を引く音楽を聞かせようとすると、自然と攻撃的な音になる。低音は必要以上にドンドン、高音はキンキン。いわゆる「ドンシャリ・サウンド」の出来上がりだ。それが各方向から一斉に聞こえてくると吐き気がしてくる。
これはFMラジオで自分の音楽を他より引き立てようとする行為に似ている。僕もクラブ音楽をかじった事が有り、いろんなアーティストのCDの音を分析したのだけれど、まぁ、クラブで踊るためには迫力も必要だし、盆踊りの要素でもある(笑)のだけれど、音がクリップ(音量がでかすぎると音が割れたり、下手するとスピーカーを痛める)しないギリギリまで引き上げられ、さらにコンプ(コンプレッサー)をかけて「音圧」を与えて、いかにもでっかい音です!って感じになっていることが多い。盆踊りで音楽用じゃないスピーカーから無理やり爆音で「炭坑節」が流れているのと同じかな。(笑)
どんな美味しい食事の美味しそうな香りでも、他の美味しい料理達と一緒にビニール袋に入れて混ぜ合わせりゃ、ゴミの匂いになってしまう。渋谷の街の雑音達がちょうどそれと同じだな。ちなみに僕は街の雑踏などノイズは好きなんだけどね・・。
先日、道玄坂を駅方面に降りていきながら、スクランブルを眺めていると、やはり「盆踊り」のような感じがして、若者達はあの騒音やネオンにお祭りの高揚感を感じてるんだろうな・・と非常に冷めた目で見てしまってました。ま、一言で言うと「チャラい」って事ですかね。(笑)