▪️興亜行進曲▪️
今日ご紹介するのは昭和15年に朝日新聞が公募してできた曲です。
朝日新聞だよー。
昔はちゃんと日本の新聞だったんですね(笑)
当時、1ヶ月ほどの公募期間ののち、今沢ふきこさんという25歳の女性の詞が選ばれた。と書いてあります。
当時の25歳、意識高い!
見てくださいこの素晴らしい歌詞。
1.
今ぞ世紀の朝ぼらけ
豊栄のぼる旭日の
四海に燦(さん)と輝けば
興亜の使命 双肩に
担ひて立てり 民五億
2.
聴け天地にこだまして
あぐる興亜の雄叫びを
理想は熱き血と燃えて
アジアの民の行くところ
希望はあふる海陸(かいりく)に
3.
ひびけ歓喜のこの調べ
輝く首途(かどで)ことほぎて
協和の徴(しるし)いや高く
桜よ蘭よ花牡丹
嵐に堪へて咲き香れ
4.
いざ諸共に打ち建てん
永久の栄えの大アジア
かはらぬ盟ひ(ちかい)かんばしく
興亜の実り豊けくも
世界に示せこの偉業
亜細亜を興すという意味の「興亜」ですが、当時は興亜奉公日なるものもつくられ、亜細亜の盟主としての日本国に奉公する日だったようです。
今の日本もある意味戦いの真っ最中ですが、桜や蘭のように、みんなで耐えて乗り越えて、また平和な日本にいたしましょう。