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AKB48、武道館での柏木由紀プロデュース公演を振り返る 歴史や奥行きとともに伝えたグループ背負うメンバーの現在

2022年10月16日 20時22分00秒 | AKB48

こ〜んに〜ちは〜




10月9日に日本武道館で『MX祭り!AKB48 60th Single「久しぶりのリップグロス」発売記念コンサート in 武道館 2022 柏木由紀プロデュースコンサート ~僕はずっと忘れない~』が開催された。このコンサートは最新シングル『久しぶりのリップグロス』のリリースに先駆けて、10月7日から3日連続で行われた日本武道館公演の最終日を飾るものだ。AKB48単独での日本武道館コンサートは9年6カ月ぶり、また柏木がプロデュースするライブとしては昨年5月以来となる。

 overtureののち、まずはシングル表題曲「久しぶりのリップグロス」が披露され、センターを務める千葉恵里をはじめ総勢79人が登場してコンサートは開演。ステージ上のメンバーたちの配置を楽曲ごとに入れ替えつつ、「重力シンパシー」「言い訳Maybe」「君のことが好きだから」「大騒ぎ天国」と繋いでいく。AKB48が描いてきた王道のアイドルソングをこの冒頭ブロックで提示、時代を築いてきたグループの力をあらためて確認する圧巻のオープニングとなった。




 最初のMCを挟んだのち、各チームでのパフォーマンスからスタートする中盤ブロックでは、16曲連続で楽曲が披露される。現行の向井地チームA、田口チームK、浅井チームB、倉野尾チーム4がそれぞれに、自チーム楽曲と他チームの楽曲を続けて披露。次いで17期生がオーディション時の課題曲だった「大声ダイヤモンド」、そして「ここがロドスだ、ここで跳べ!」をパフォーマンスする。







 ここからユニットコーナーに入り、本田仁美、大西桃香、佐藤綺星の3人に、ダンスチーム Fabulous Sistersがゲスト出演した「制服レジスタンス」や、岡部麟、向井地美音、武藤十夢、茂木忍の4人が新鮮かつ安定感のあるバランスで上演したNot yetの佳曲「週末 Not yet」などが披露された。これまでのグループ派生ユニットの作品も含め、楽曲のチョイスとメンバーの妙によって、MCなしのノンストップパートに豊かな起伏を作り、AKB48ならではのバリエーションを見せつける。また、柏木、大竹ひとみ、岡田奈々、小田えりな、浅井七海、村山彩希の6人は「ポニーテールとシュシュ」をアカペラバージョンで歌い、夏曲のクラシックに新たなイメージを描き出す。AKB48の楽曲のアーカイブと現役メンバーの個性、演出とが相まって、柏木プロデュースだからこその景色が次々と生まれていった。






 同ブロック終盤、スクリーンに柏木を捉えたVTRが映し出され、「最近、AKBらしいことしてます?」という彼女の問いかけとともに、“くじ引きセンター”の企画が発表される。福引等で用いられる回転式の抽選器でメンバーたちが順々にくじを引く映像が差し込まれたのち、当たりを引き当てた下口ひなな、髙橋彩音、そして17期研究生・正鋳真優の3人がそれぞれにセンターを務める楽曲が披露される。センターとなるメンバーごとに柏木が楽曲をセレクトし、下口には「RIVER」、髙橋には「11月のアンクレット」、正鋳には「Choose me!」を充て、メンバー各々の醸す雰囲気や適性を伝える選曲でこの企画を意義深いものにして中盤ブロックを締める。

 センターに立つメンバーを通じた物語が一層明快に現れたのは、本編最終ブロックだった。「久しぶりのリップグロス」選抜メンバーによるパフォーマンスで始まった同ブロック。村山の歌い出しによる「憧れのポップスター」ののちに披露された「チャンスの順番」では、今回のシングルで加入11年目にして初めて表題曲の選抜メンバーとなった茂木がセンターを務めた。かつて日本武道館での「19thシングル選抜じゃんけん大会」を踏まえて制作された同曲が新しい文脈を担い、茂木の歩みを祝福するように響く。さらに「#好きなんだ」「Everyday、カチューシャ」「さよならクロール」とシングル表題曲でラストスパート、「草原の奇跡」でコンサート本編は終了した。






 アンコールでは、「オネストマン」「少女たちよ」そして武道館のステージで大きな円陣を組んだ「転がる石になれ」で再度、場内の熱量を一気に高めた。その後、MC中の緊急告知では18期生のオーディション開催が発表される。17期加入から5カ月での新メンバー募集となったが、柏木は「17期がこれだけ成長してくれたから、新しい子をもっと入れたいとなったんだと思う」とステージ上で彼女たちを讃えてみせる。そして、アンコールのラストでは「ギンガムチェック」が歌われ、コンサートはフィナーレを迎えた。AKB48の歴史と奥行きを当事者として、またアイドルファンとして熟知し俯瞰する柏木のプロデュースのもと、AKB48を背負うメンバーたちの現在と、グループとしての蓄積の豊かさとを映し出す公演となった。






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