息子の闘病日記

生後、小脳出血を患い今も闘病生活を送る息子の日記

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2011年03月10日 | 日記
今日は、これからお世話になるだろう、訪問看護の方が息子に会いにきてくれた。
在宅看護になる前に、病院でのすごしかた、入浴やケアの状況など把握するために面会してくれたのだ。
息子をみてかわいいといってくれた。
社交辞令だとしても、うれしかった。
いろいろな障害をもつ子供たちに関わってきている方なので、これから、安心して助けてもらおうと思う。
息子が産まれてもう半年になる。

この前、パパが、我が家は四人家族なんだけどなあ・・・・。
と、ポツリとつぶやいていた。
息子には、年の離れたおねちゃんがいる。
お姉ちゃんは、息子が生まれてから、ほとんど会うこともできなくて、兄弟ができたことさえ実感もわいてこないだろう。
私は、毎日2時間、面会にいき、限られた時間のあいだ、息子の世話をしたり、触れてくる。
それでも家に帰ると、三人家族のままで、それは、当たり前になってるように感じる。
四人家族というほうが違和感がある気がする。
息子を在宅で迎えるにあたり、準備が整いはじめてきた。
それは、本来私たち夫婦が願っていたことでもあり、不安に思うことでもある。

私は、障害を持つ子供が、どんな状況であっても、

たくさん助けてあげることで、
みんなと同じ赤ちゃんと、変わらない生活を送ることができると思う。
まわりの人たちは在宅生活は大変だと、いうけれど、それは、自分が経験してから思うことでないかと思う。
だから、やっぱり、我が子をおうちに連れて帰りたいと思う。
精一杯愛情を注ぎ、おねえちゃんと同じようにかわいがろうと思う。
安易な考えであろうか。

息子は、生まれてから一度も病院をでた事がない。
外の空気を感じさせてあげれる日は、そう、遠くないことを願う母である。