先週大雄山最乗寺に行き紅葉の美しさにすっかりはまってしまいました。美しい姿を見ることが出来るうちに行けるところに行っておこうと思った矢先に白羽の矢が立ったのが鎌倉の長谷寺でした。長谷寺は江ノ電の長谷という駅から北に向かって5分弱ぐらい歩き左に曲がってすぐのところにある浄土宗のお寺で、天平8年十一面観音像を本尊として開山したといわれ、長谷観音という日本最大級の観音様でも有名です。
この長谷寺ですが紅葉の時期には日没から閉山(17:30頃~19:00)まで紅葉のライトアップが行われるとのことで、ライトアップした紅葉を見に行きました。
入口では山門とともに長谷寺と書かれた大きく赤い提灯が歓迎してくれました。
入ったとたん色とりどりの紅葉が迎えてくれました。ライトアップされてはいたもののまだ日が暮れていない状態です。多くの人たちがこの紅葉の美しさを十分に味わおうとひしめき合いながら、記録に残そうとカメラを構えていました。
少し近づいてみました。黄緑と赤とのコントラストが感じられます。フラッシュががたけたりたけなかったりという状態だったのですが、たいたほうがよかった場合とたけていないほうがよい場合とがありました。
ちょっと迷い込んだような感じの風景です。実はその前にもものすごい人がいたのですけどね。
そういうときにはカメラを上に向けたくなります。そうしたら、まるで天井画のような美しい世界が見えました!
そして反対にカメラを下に向けると、かわいらしいお地蔵さんたちが三人肩を寄せ合っていました。
お地蔵さん周辺は暗く写っていますがまだこの時間帯は日が暮れていませんでした。赤と黄色とがグラデーションのようになっている紅葉の美しさには息を呑むばかりでした。
階段を上まで上り、本堂こと観音堂の前に来ました。長谷観音を見たのは初めてでしたが、非常に大きいのにまず驚きました。しかしとても穏やかな顔をしていました。観音堂の写真です。
観音堂の隣の阿弥陀堂の写真です。阿弥陀如来様も堂々とした風貌でした。
実はこの長谷寺、紅葉ばかりではなく竹も美しく生えていたのでした。
そうしているうちに日が暮れてきました。目に入る紅葉の色合いにも変化が見えていました。
この木の葉のグラデーションの鮮やかさと美しさ、遠くから見たら非常に目立ちました。
近くからもうまく撮れたらいいのですが。。。
降りながらも出来るだけ多くの撮りたいとばかり欲張ってしまいました。
空が真っ暗になってきました。ライトアップの方法も変わったのでしょうか、紅葉の周辺がさらに輝き出しました。ちょっぴり夜桜みたいです。
黄色や緑色も負けていません。
秋限定の花火でした。
日が暮れていない時間帯に上に向けたカメラ、暮れてからも向けてみました。天井画、中心が暗くなりましたが紅葉が美しく彩ってくれています。
コースを一通り回り、紅葉に別れを告げました。素晴らしい姿を見せてくれて本当にありがとう、また会おうね、と。