ハワイでアトピーが治った!アトピーの原因 水道水の塩素について

ステロイドに疑問を持ち、民間療法にも振り回され疲れきった母親は重症アトピーの我が子とハワイへ飛んだ!果たしてその結果は?

歯と皮膚は似てる?

2006-04-16 08:15:18 | アトピー
アトピーに関する本を検索すると、あきれるほど多い。
ほとんど皮膚科医が書いた本だが、アトピーを苦労して克服した本もたくさんある。

それに反して、歯の治療法の本はなんと少ないことか。
これは虫歯になる原因と治療法が、歯科医も患者も分かっているからだ。
私は歯科医だが、歯と皮膚を比べると、どちらも同じ外胚葉から構築されており
外界から生体を守るという役割があるので、大変似ていると考える。

口の中というのは身体の中で一番細菌の種類が多く、一言で言えば「不潔」なところだ。
歯は、食事という温冷熱に耐え、食物を噛み砕き、酸アルカリ性にもさらされ、その上「細菌」にまみれるという最も過酷な状況に毎日ある。

皮膚も同様に、紫外線や物体との接触に耐え、体温や水分調節を行い、やはり「細菌」が住み着いている。

こういったことをふまえて、「治療」ということについて考えると
私(歯科医)から見て、アトピーに関する皮膚科医の治療法には「???」と思わずにいられない。

私はアトピーというのは皮膚というバリアが弱くなったところに、たちの悪い細菌が感染したものだと思っていから、これを歯に例えると、歯の表面のエナメル質が弱った所に細菌が感染したものと同じ状況に思えるのだ。

このときに一番やらなくてはならないことは何か?

「細菌を一刻もはやく減らすこと」である。

食事制限をする、歯の質を強くするためフッ素を塗るなんてことは二の次だ。
ブラッシングや感染した部分を削りとることで、歯は再生する能力がある。

「アトピーの症状が出たところにステロイドを塗る」という行為は
私はそこに虫歯があるのに、綺麗な白い詰め物を上から被せて隠すという
悪徳歯科医の行為にしか見えない。


もし私がお金持ちだったら

2006-04-09 07:25:29 | アトピー
もし、私がアラブのお金持ちだったらやってみたいことがある。
それは、アトピーに悩む人・家族100人と皮膚科医100人をハワイへ招待するのだ。
1人の患者に対して1人の皮膚科医がつき、毎日アトピー患者の皮膚を注意深く観察する。

ハワイでアトピーが治る人は、たくさんいる。しかし帰国するとまた元の状態に戻ってしまうそうだ。私の子どもも重症のアトピーだったが、やはりハワイに行ったら1ヶ月で治ってしまった。
私は滞在中、劇的に改善する皮膚を見ていて「どうしてハワイにいるだけで治るのか」と必死に考えた。なぜなら、この理由が分からなければ日本に帰国してから再発を防げないし、悪化する度にハワイに行かなくてはならないからだ。これはなんとしても避けたい。
その結果、私はハワイと日本の決定的な違いに気づいた。
ハワイの水道水には塩素が含まれておらず、日本は世界では類を見ないほど塩素が投与されていて、濃度に上限が設けられていないことを。

日本に戻ってきてから、塩素を水道水から除去した。
ハワイから戻ってまもなく1年経過するが、子どもは再発していない。
私はアトピーの原因は水道水によって劣化した皮膚に、塩素耐性菌が感染したものだと思っている。

アトピーが感染症ならステロイドは使用を控えるべきだと私は思う。
ステロイドが発明されて50年経つが、皮膚科は患者にステロイドを出し続けている。なぜ、皮膚科は治らない薬を患者に与え続けるのだろうか。

私は皮膚科医がステロイドを使わなくても、ハワイにいるだけでアトピー患者が改善される様子を見てもらいたいと思っている。そして、アトピーの原因をもう一度考えてもらいたいと思う。百聞は一見に如かず、だ。

脱ステロイド!(2)

2006-04-02 07:45:14 | アトピー
薬剤の本を紐解けば、ステロイドの使用にあたり「感染症には禁忌」と書かれている。
私は、アトピーというのは原因不明ではなく「感染症」だと思っているので、もしこの説が正しいのならアトピーにステロイドは使用してはいけないことになる。

1950~1960年代の、水道管がまだ普及していない時代で、塩素の濃度がさほど高くなかったころなら、ステロイドを使っていても「大人になるころ」に「奇跡的に」
治ったかもしれない。
皮膚科の1970年代の教科書には、やはり大人になればアトピーは治ると書かれていたらしい。しかし、今の時代、大人になってもいっこうに治らないどころか悪化する人が増えてきた。

皮膚科の先生は、いつまでこの薬に魅入られているのだろうか。これは治療薬ではない。
一瞬にして綺麗に治ったように見せてくれるステロイドという魔法の薬を手に入れた代償として、「考える脳・診る目」「患者を治したいという気持ち」「医者としての探究心」が失われたのだろうか。

魔法から覚めた患者の惨めな姿を見たことがないのだろうか。
魔法を信じない患者が増えている。
原因が明らかでないなら、その行為は「医療」ではない。
アトピーを治すことをあきらめ、運を天にまかせた投げやりな方法に見えてしまうのは私だけだろうか。
脱ステロイドが必要なのは、患者ではなく皮膚科医なのかもしれない。

脱ステロイド!(1)

2006-03-26 07:36:06 | アトピー
脱ステロイド・・・アトピーを本当に根っから治したい人は必ずこの言葉にぶち当たる。しかし、皮膚科がステロイドを推奨しているので、この大変な方法を手伝ってくれる皮膚科は少なく、どうしたら早く薬から離脱できて快適な生活をゲットできるのか知っている人は少ないと思う。
私は、自分で正しい判断ができない2歳の我が子に脱ステロイドを試みたが、可愛い自分の子どもが毎日苦しむ様子を見ているのは正に生き地獄であった。
「藁にもすがる思い」でその2ヵ月後ハワイに飛んだ。
そしたら、ハワイに着いた翌日から確実によくなっていく子どもの皮膚を目の当たりにした。そして、脱ステロイドを短期間で乗り切る方法を知った。
アトピーを長く患う人はたくさんいるが、皆、最終的には家一軒買えるほどのお金を費やしている。
ハワイ渡航は長い目でみれば決して高くない。
もちろん日本で治す方法も書いたが、ステロイドを離脱するのに適した「季節」が限られている。

「ハワイにアトピーを治しに行きます」

この言葉が、一般の人にも当たり前のことになって欲しいものだ。
アトピーの人は、健常者が想像もできない苦しみを味わっているのだ。
堂々と会社や学校を休める世の中になって欲しい。



ハワイからのメール

2006-03-19 07:22:57 | アトピー
今、ハワイの新聞にコラムを連載中だが、ハワイでその記事を見た方から出版社を通して以下のような内容のメールを頂いた。名前を伏せて部分的に紹介させていただこうと思う。


拝啓
   日刊サンの広告を見てとても興味をもち、メールさせて頂いております。
   私も同じくアトピー治療のためにハワイをもう何回も訪れています。
   きっかけは16歳の時にT先生他看護婦さんと患者さん数十名でマウイ島に10日間滞在したことです。
  死にたいほどひどかったのに10日で人生が変わりました。それから毎年年2回は訪れています。
   今は3ヶ月間短期留学でワイキキにいます。
   日本に帰国すると悪化するのにここへ来るとしばらくしてすぐに綺麗になります。
   私は空気だと思っていますが、貴殿の本を是非拝読したいと思います。
  
   
早速返信させていただいたのだが、ハワイにアトピーを治しに行くという目的を持って行っている方が、私達以外にもいるということが分かって驚いたと同時に嬉しくなった。私は日本でもこの病気が簡単にコントロールできていることを彼女に伝えた。
気になるT先生だが、名前を載せてよいものかとこちらで伏せました。この先生は食事療法を中心にアトピーをコントロールしているようで、そういった本を出されているようだ。
しかし、看護婦さん含めて数十人でマウイ島に患者さんを連れて行かれるなんてスゴイことだ。毎年やっているのだろうか?
ステロイド一辺倒ではなく、こういった柔軟な発想の医師に出会えた彼女は大変ラッキーな方であると思う。





塩素なんかいらないぞ(2)

2006-03-12 14:38:14 | アトピー
水道水の作り方は急速ろ過法と緩速ろ過法(生物浄化法)の二つある。
今回はこの二つの浄化法を簡単に説明してみようと思う。

日本は戦後、アメリカに急速ろ過法を強要された。
「急速」という名前から、ハイテク、スピーディな良いイメージを浮かべるが
この方法には重大な欠陥があった。
まず、貯水池にたくさんの塩素を投入しなければならない。そしてその水をろ過して出てきた水にまたまた塩素を投入するという方法が、今、私達が使用している水道水だ。
もちろん塩素の量は半端ではない。塩素は水の中にいる雑菌を消毒するために入れられているが、この強力な消毒にも打ち勝つクリプトスポリジウムという原虫が発見され、集団下痢事件がアメリカでも日本でも起きている。
そして、塩素を添加することでトリハロメタンという発ガン物質が生成されることも分かった。その上、塩素は鉛などで昔作られた水道管を劣化させ有害物質を溶かすために水道管の腐食・工事に莫大な費用がかかる。皆さんの住む地域の水道水は全国で何番目に高いだろうか?水道水が高いほど、水質は最悪だというのが現実かもしれない。

それに対して緩速ろ過法(生物浄化法)とはどんな方法か?
この方法は現在イギリスをはじめとして他の国で取られている方法だ。
この水道水の作り方はとても簡単。貯水池に水をためて、その中に生息する藻が太陽の光を浴びて光合成し、そこに住む微生物が水の中の有機物を無機物に変え、それが砂によってろ過され綺麗な水ができあがるという仕組み。
ここには高価な機械も塩素もいらない。自然の仕組みで出来上がったこの水は
純度が高く、今の日本が基準にしている水質の何百倍も美味しい・安全・安価である。

しかも、この方法は戦前日本が有していた誇るべき技術だったという。

緩速という言葉は、微生物が時間をかけて綺麗な水を作る方法ということを意味しているので、水が自宅に届くのに時間がかかるということではない。
現在、日本の塩素の濃度は上限が規制されていない。
こんな国は日本だけであろう。






塩素なんかいらないぞ

2006-03-05 07:51:25 | アトピー
私達は水道水に塩素が入っていることが当たり前だと思っていないだろうか。
そういう私はハワイに行くまで、世界の国の水道水に塩素が入っていると信じていた。

しかし、それは間違いだった

ヨーロッパは塩素を毒だと指定しているので、水道水に塩素は入れない。
それでも彼等は元気に生きており、チフスやコレラに感染していない。
それでは、なぜ日本は水道水に塩素を多量に投入するのか?

それは、今の日本の水道水を作る方法に重大な欠陥があったからだ。
この欠陥大の水道処理を維持するために気の遠くなるような何百億という税金と、塩素が必要なのだ。

しかし、私は知ってしまった。

日本でも、塩素を入れなくても美味しい水が作れることを。しかもその方法は
薬や機械を必要としないのでお金もかからず、水道代も安くなるという。
日本の行政はその方法を知っているのにやろうとしない。

なぜ?

おそらく、今の水道処理を維持することで膨大な利益を得る人達がいるのだろう。
水道水は民間ではなく、厚生労働省の管轄だが、私達一般人には現在の水道事情が伝わってこない。

それなら事実を皆に訴えて、世論で水道水を変えようではないか!

と私は思う。今回の本の出版やこのブログを立ち上げた目的はそれだ。
日本人は今の水道水の現状を知らないだけだ。
私達は皆で望めば、塩素臭くない安全で美味しい水を安く飲むことができるのだ。
「塩素なんかいらないぞ」
と声を大にして言いたい。

次回は水道水のつくり方についてお話します。

ハワイ新聞「日刊サン」にコラム連載決定!

2006-02-26 08:54:44 | アトピー
本を出版するにあたりハワイ新聞「日刊サン」の編集者の方と知り合うことができた。編集者Sさんは、本の内容に非常に興味をもってくださり

「日刊サンのコラムに本の内容を書いてもらえないか」

と誘ってくださった。
「日刊サン」は、ハワイのフリーペーパーでハワイのどこでも手にいれることができる新聞だ。観光客やハワイに住む日本人が仕事や家を見つけたり、お得な情報が満載なので、私もハワイにいたときこまめにチェックして読んでいた。

コラムは毎回700字程度。とりあえず
10回連続で引き受けることになった。
内容はアトピーや日本の水道水の現状などを書く予定で
1回目の文章を先日送った。
本の発売日と同じ2月28日から新聞にでるそうだ。

本の作成にあたり、お世話になった方々に本を送った。
皆さん本当に喜んでくださり、嬉しかった。

でも、書いて出してハイ終わりっ!にはしたくない。
私の最終目標は、日本の水道水を行政に見直してもらうことだから。
たくさんの人に読んでもらいたい。
そして今の水道水がいかに他国と比較して危険なのか知らせたい。
少子化の日本。子供を守るのは親と大人の役目だと思う。

自分の本とご対面!

2006-02-19 08:04:51 | アトピー
昨日の夜、出版を前にして我が家にン十冊の本が届いた。

初めて自分が書いた本を見た!
感想は

「ん?薄っぺらい」

である。原稿用紙だと何百枚にもなるのに、いざ本にしてみると
154ページである。

本の表紙は、知り合いのセンスの良い歯科技工士さんにお願いした。
中の写真は携帯で撮ったものだが、アトピーの肌の改善する様子を見て欲しいため全てカラーで出した。これも綺麗に色が出ている。携帯ってすごいなー
挿絵のイラストは自分で描いた。昔から絵を描くのが好きだったが、
こんなところで役にたつなんて思っていなかった。

仕事を持ちながら本を書いたことに、知人たちはスゴイと褒めてくれたが
実際、大変なことは何もなかった。人に何かを伝えたいと強く思うときは、エネルギーがあり苦労も苦労と思わないようだ。
それよりも、自分が苦労して経験したことや得た知識が、この本に集約されて一つになり、今までやってきたことは無駄ではなかった、と自分で納得できたことが一番うれしかった。

私が今回目指したのは、アトピーの「原因を書く」ということと「原因に基づいた治療法を書く」ということだった。
皮膚科の先生の本には、一番大事な「原因」が書かれていない。
これが様々な混乱を生み出す元になるからだ。

もちろん、私の方法が全ての人に有効だとは思っていない。
でも、これで治る人はたくさんいると信じている。
100人の患者を何年みても治せない皮膚科と1人の子供を1ヶ月で治した
母親には、大きな違いがある。

それはステロイドを使わなくても、治っていく肌を目の前で毎日見る事ができたことだ。



脱保湿!(2)

2006-02-15 09:51:05 | アトピー
私はアトピーの原因は、

「水道水に添加した塩素が皮膚/粘膜を劣化させ、塩素耐性菌である細菌が感染したものだ」

と考えている。
その細菌とはカビの一種で、白癬菌に類似した菌と思われる。そう考えると、ハワイでなぜ1ヶ月で子供が綺麗に治ったのか、日本でもなぜ再発を抑えることができているのか説明することができる。

アトピーの皮膚からは、必ずといっていいほど白癬菌や黄色ブドウ球菌、ウイルスなど、身体に悪影響を及ぼす菌が検出される。
これは、ステロイドにより免疫が低下しているからと言われているが、私はステロイドを塗る前に、そういった菌にすでに感染しているものと考える。

もし、アトピーが細菌感染であれば、その存在を見えなくするようなステロイドは塗るべきではないと思うし、白癬菌のような細胞膜を持たない下等な菌に、保湿剤を与えるということは、それらの菌に良い環境を与えておとなしくさせていることに他ならない。
そして、それらの行為はまったく治療にはつながらないばかりか、全身にその感染を広げる結果になると私は思っている。

菌は人間と異なり、温度調整機能など備わっていない。よって、ちょっとした外の環境(温度・湿度・気圧・紫外線)の変化は、彼等には生死を分ける深刻な問題である。
アトピーの人が、季節の変わり目に敏感であるのも、菌が環境の変化についていけなくて騒ぐからだと思う。
また、アトピー好発部位はわきの下、首、膝やひじの曲がるところなど、正常な皮膚の持ち主であれば常に湿っており、皮膚が薄いところに出る。
これは、そういった菌が生息するのに好条件が整っているからだ。

本気でこの病にけりをつけるには、一度だけこれらの菌と徹底的に戦う必要がある。脱保湿は全身がガビガビに乾燥し、強烈な痒みと苦痛を伴い、見た目もヘビーな方法だ。しかし、この方法を効果的にかつ短期間で乗り切る方法が分かった。
この方法を短期間で乗り切るにはコツがある。夏にチャレンジすると良いのだ。
これはハワイが教えてくれた方法だ。








脱保湿!(1)

2006-02-12 09:28:02 | アトピー
私は、日本におけるアトピー性皮膚炎は水道水に添加している塩素が主要な原因だ、と思っている。これについて気づいている人は増えており、塩素除去を試みている人はたくさんいるが、肝心なことがあまり知られていない。

それは「脱保湿」の必要性である。

水道水から塩素を除去することは、何より大切だ。
でも、塩素が除去されているからといって長々とお風呂に入るのは良くないと思う。乾燥している冬場ならお風呂は3日に一度、しかも入っている時間は3~5分程度がいいのではなかろうか。(夏場は塩素除去シャワーで頻繁に汗を流しても良いとおもうが)
皮膚科の先生の出す本には、

「ステロイドを上手に使い、身体を清潔に保ち、保湿をしましょう。」

とあるが、これは間違いだと思う。
ステロイドを使用している間、保湿剤を塗ると少しの間だけ痒みがおさまるようになるが、乾燥したらまた塗らなくてはならない。
保湿剤を塗り続けなくてはいられない肌など、異常であり治ったことにはならない。ある公立病院で「脱保湿」を訴える皮膚科の先生がいるが、日本で一番まともな皮膚科医だと私は思う。この先生は脱ステロイドをしている患者をたくさん診ているから、「脱保湿」がいかに重要か知っている。
この考えは、ステロイドをファーストチョイスに選ぶことしか知らない皮膚科医には理解できないだろう。

それでは、なぜ脱保湿が必要なのか?それについてはまだはっきり分かっていないようだが、私には見解がある。長くなったので次回にまわします。

ハワイでアトピーが治った!<本の目次>

2006-02-10 21:12:12 | アトピー
 はじめに ハワイは素晴らしい天然の皮膚科医

第1章 ハワイでどのようにアトピーが治ったのか
 子供の病歴
 なぜ、ハワイなのか?
 ハワイ滞在記(49日間の記録)
 1週間ごとの皮膚の経過(in HAWAII)

第2章 アトピーの原因と薬剤との関係
 アトピーの原因 原因は本当に不明なのか?
 日本皮膚科学会のアトピーの定義
 ハワイ滞在で私が思うアトピーの原因
 塩素って何?
 日本の水道水の現状
 誰のための法律?(0.1ppm以上、上限ナシ!)
 ハワイの水道水の現状
 なぜ細菌感染?(細菌、真菌、ウイルスなど)
 他のアレルギー疾患との関連(喘息、食物・金属アレルギー、ダニ、花粉症)
 歯が原因だったアトピー性皮膚炎もある
 歯と皮膚は似ている
 夜間、痒がるのはどうして?
 食事療法って必要?
 アトピーを最短期間で治すには?
 どうやって細菌を減らすの?
 紫外線療法とは
 ミクロからマクロの視点で
薬剤について
 ステロイド/保湿剤/抗ヒスタミン剤抗アレルギー剤/抗生剤
 プロポリス/竹酢液

第3章 日本に戻ってからの対処法とその後の経過
 日本に戻ってからの対処法
 帰国後の皮膚の状態と生活
 「良かったね、Sくん」園長先生からのお手紙

第4章 日本でアトピーを治す場合
 日本でアトピーを治すには
 アトピーを治す前の心構え
 アトピー完治への道

第5章 ハワイでアトピーを治す場合
 ハワイの滞在期間
 何月に行くのが理想か?
 ハワイへの渡航費用
 言葉の問題
 アトピーに役立つ英会話
 ハワイで役に立ったもの
 ハワイの新しい産業として
 
 おわりに
 皮膚科の先生へ「なぜアトピーは皮膚科に通わず自分達で治そうとするのか」
 アトピーに役立つ情報一覧

本の出版日決定!<2006年2月28日>

2006-02-09 22:12:51 | アトピー
「ハワイでアトピーが治った アトピーの原因 水道水の塩素について」
(講談社出版サービスセンター)佐藤綾美 著 1500円(税別)


原稿用紙1枚書くのが苦手だった私が、本を出すなんて思いもしなかったことだ。

ところが、私は原稿用紙なん百枚ある文章を1ヶ月で書き上げてしまった。
火事場のバカ力(?)という例えは、変かもしれないが、人間はいざというときは想像もつかない行動に出る。

それでも、今、その原稿を見直すと
「あーあれも書いておけば良かったー」と、思うところがたくさん出てきた。
でも、もう間に合わない。。。
パソコンは苦手だが、なんとかブログを立ち上げた。
この場で、その隙間を埋めることができればいいなと思っている。


ハワイは最高の皮膚科医

2006-02-08 15:27:33 | アトピー
昨年の4月、桜の舞い散る頃に2歳になる我が子と私はハワイへ飛んだ。

目的は観光でも親子留学でもなく、なんと<アトピーを治す>ため。もちろん、ハワイへ行くまでは涙ぐましい努力を重ねた。それでも子供は良くならず46時中からだを掻き毟り、夜泣きに悩まされ、食事制限ダニ退治、アトピーに聞くというものは色々試した。しかしどれも期待の効果はなく、私は疲れきってきた。
毎晩泣くので、歯医者をしている私は寝不足で診療もはかどらない。毎日が苦痛で、この病はいつ治るのかと絶望していたとき

「ハワイに家族旅行したら子供のアトピーが良くなり驚いた」

という記事を昔読んだことをふと思い出した。そのことを旦那に話たら、私と子供を不憫に思ったのか「行ってこい」と言うではないか!(逆に驚いた)
ハワイに知人もなく治る保証もない。でも、子供が苦しんでいる様子をただ見ているわけにはいかなかった。不安をたくさん抱えながら私達はハワイへ飛んだ。

そしてその結果は?・・なんと1ヶ月で綺麗に治ってしまい、すぐに帰国することができた!!

ハワイにいるときは特別なことはしなかった。海にも入らず、好きなものを食べまくり散歩しただけ。その間、驚異的なスピードで生まれ変わる子供の皮膚をひたすら眺めた。そうしていたら、日本とハワイの決定的な違いに気づいた。

それは「水」である。

今回、この経験をもとに本を出版することになったが、私達以外にもハワイでアトピーが治る人がたくさんいることが分かった。
ハワイは観光だけではなく、アトピーの人にとってもパラダイスである。
この記事が今どこかで悩む人の目にとまり、夢と希望を与えられたらと願ってやまない。