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名古屋経済大学高蔵高等学校中学校の図書館からのお知らせをお送りします。

高蔵遺跡の展示案内

2023-10-05 15:00:43 | イベント

南区笠寺にある「見晴台考古資料館」にて、

「弥生時代のナゴヤー高蔵遺跡・瑞穂遺跡・三王山遺跡-」展

を実施しています(10月1日〜1月21日)。こちらでは、名古屋を代表する環濠集落跡、熱田区高蔵遺跡・瑞穂区瑞穂遺跡・緑区三王山遺跡を紹介しています。

高蔵高校は今でこそ、瑞穂区高田町に立地していますが、15年以上前までは熱田区高蔵にあり、その辺りは弥生時代の遺跡跡として全国的にも知られた場所でした。その、高蔵遺跡の展示がなされているそうです。

他にも、ロビーでは、人の暮らしと動物の関わりについて、発掘調査で出土した動物骨、器に描かれた動物、土人形などから考える「猪鹿鳥」展や、熱田区五本松町 高蔵遺跡より出土した12世紀後半の中国製白磁碗を展示しています。

また、弥生土器の破片に触ることができるなど、体験学習もバッチリ。この機会にぜひ、お立ち寄りください。


10月や食品ロス削減月間

2023-10-03 16:19:00 | イベント

食品ロスについて知ってますか?

10月は「食品ロス削減月間」、10月30日は「食品ロス削減の日」です。
日本では、本来食べられるのに捨てられてしまう食品=食品ロスが、平成29年度に年間612万トン(推計)発生しています。
これは、国民1人当たりに換算すると、毎日ご飯茶碗1杯分(約132g)を捨てている計算です。
一方で、日本は、多くの食料を海外から輸入しています。また、家計における食費の割合は約4分の1を占めています。
日本の大切な文化である「もったいない」のこころを大切に、皆さんそれぞれができることから食品ロス削減に取り組んでみませんか?

以上は、消費者庁のHPからの引用です。ちょっと意識する1ヶ月でありたいですね。

図書館とは直接関係ないかもしれませんが、関連する本はたくさんあります。ぜひ、本を一冊手にとって、自分ごととして捉えてみてください。

以前、高蔵高校の同好会の活動で、名古屋市北区にある「セカンドハーベスト名古屋(https://www.2h-nagoya.org)」という団体へ、「食品ロスに対する試み」をうかがうためにお邪魔したことがあります。こちらは、東海3県でフードバンク活動(まだ食べられるにもかかわらず捨てられる運命の食品を、企業・個人から寄付していただき、生活に困っている個人や福祉団体へ提供する活動)を行っています。ここでは、活動を手伝ってくれるボランティアを随時募集しています。日中の活動なので、中高生の人は参加しにくいかもしれませんが、どんな活動をしているのか知るだけでも、関心が高まると思います。


「夏休み 戦争について 一度は考えよう」(愛知・名古屋 戦争に関する資料館&戦争と平和の資料館 ピースあいち)

2023-08-01 17:18:12 | イベント

8月には一度くらい、過去の日本で起こった戦争について、思いを馳せる機会があるかと思います。そういうタイミングであって欲しいと思います。

名古屋市内にも、そういった資料に触れることができる施設があります。

一つ目は「愛知・名古屋 戦争に関する資料館」です。名古屋市中区の愛知県庁大津橋分室1階にあります。7月から企画展示「戦争と企業」を開催しています。現在、日本の航空機産業の中心地となっている愛知ですが、その原点は戦時中にありました。また、「県民から寄せられた資料」を戦争の地域史として常設展示しており、より身近なものとして感じることができるかもしれません。(https://www.pref.aichi.jp/kenmin-soumu/chosakai/)

 

二つ目は「戦争と平和の資料館 ピースあいち」です。こちらの夏の特別展は「新美南吉の生きた時代 文学と戦争と平和」です。戦争の時代を生きた新美南吉。創作に命をかけた青年は、この時代をどう見つめ、文学へと昇華していったのでしょうか。今年は、新美南吉生誕110年です。(https://peace-aichi.com/events/event/ピースあいち夏の特別展「新美南吉の生きた時代/)

 


名古屋市の〇〇館(名古屋市美術館&貨幣・浮世絵ミュージアム)

2023-07-29 16:56:46 | イベント

夏休みに是非!ということで、名古屋市にある「〇〇館」の特別展示の紹介第3弾です。

今回は、第1弾の金山南ビルの「動き出す浮世絵展」と関連して、「貨幣・浮世絵ミュージアム」をご紹介します。

こちらでは8月6日までは「広重の隷書東海道 前期 自然篇」を開催。8月9日からは「広重の隷書東海道 後期 体験篇」を予定しています(https://www.bk.mufg.jp/currency_museum/pdf/kikakuten_flyer.pdf)。

その他、常設展示では、豊臣秀吉がつくらせた現存3枚の天正沢瀉(おもだか)大判や現存が少ない江戸時代の藩札や版木など、時代の流れや関係資料とともに貴重なコレクションを紹介しています。また、世界最古の古代中国の貝貨(ばいか)、古代ギリシャ・ローマの貨幣、エジプトのクレオパトラ女王の肖像が描かれた銀貨やヤップ島の石貨(せっか)等、世界の数々の貨幣をご覧いただけます(HPより抜粋)。浮世絵展示室には、歌川広重の貴重な版画などの所蔵品を展示してあります。

上記のミュージアムから南下すると、同じ名古屋市中区内に「名古屋市美術館」があります。こちらでは、現在「マリー・ローランサンとモード」という特別展で、1920年台のパリで輝いた女性を(マリー・ローランサンとガブリエル(ココ)・シャネルの二人を中心に)取り扱っています(https://www.ctv.co.jp/marie-laurencin-nagoya/)。美術とファッションがそれぞれの境界を超えてダイナミックに展開していく様子を辿れます。


市内の催し物(名古屋市科学館&徳川美術館)

2023-07-25 16:32:29 | イベント

近隣施設ではないですが…。

この夏休みにおすすめの特別展示です。

まずは「名古屋市科学館」(https://neko-hunter.com)。特別展を定期的に開催していますが、この夏の展示は「ネコ にゃんと!クールなハンターたち」。「世界の野生ネコ」といった展示の王道(?)だけでなく「イエネコの科学」という癒し(?)コーナーもあり、「詳しいことは分からないけど、とにかく可愛い猫が好き」という人も楽しめるのではないでしょうか?

次は、名古屋市東区徳川町にある「徳川美術館」。

現在、大河ドラマでも大注目の家康ですが、現在、夏季特別展「徳川家康 ー天下人への歩みー」(https://www.tokugawa-art-museum.jp/exhibits/planned/2023/0723/)が開催中です。高蔵図書館としても、秋の読書週間では「家康」を取り扱おうと考えており、注目の施設です。