正式病名は原発性右骨盤軟骨肉腫です。悪性腫80%グレード2の判定です。2009.09.26治療開始時の映像では股関節の大腿骨の球状の骨を受ける骨盤側の凹形部分(臼蓋)の部分がやられていました。骨盤その物もがんに浸食されていましたが、臼蓋の少し上方の内側及び下方の外側に夫々鶏の卵位の大きさの軟骨が骨盤から飛び出していました。最大巾で12.4cm。まさに唖然としゾットして、こんな事があり得るのかと信じられない位でした。しかしそれが現実です。これでは歩行時に負荷がかかれば腰が痛い、関節が動こうとしても上手く動けない。骨が痛いと言った自分の実感が納得できるものでした。
重粒子の照射は1日1回合計16回。総線量70.4GyE(グレイ)。毎週火、水、木、金の4日間x4週間です。1回の照射は1方向からのみ、線量4.4グレイになります。
この照射によって私のがんが消滅し新たな増殖も起こさない様治療して頂きたい訳です。それは経験データーに基づいた実績に頼るしかないわけですが、その実績がこの重粒子医科学センター病院(放射線医学総合研究所=通称 放医研)が世界1番なのですから、私は全てここの先生方を信頼してお任せしたいと考えました。重粒子線の医科学応用は研究段階が16年程前からスタートし8年程まえからは実地採用されて症例を積み重ねています。同様の装置は世界中に数か所できているのですが医療応用の実績はここが1番だと思います。私が入院した時点では(男性病棟ですが)、前立腺がん患者40%、頭頚部患者30%、骨盤関係患者30% でした。前立腺がんは特に90%完治とお聞きしました。肺がんの患者さんでは治療回数が少なく仕事をしながら通院治療をされている方もおられました。私はおおいなる希望を胸に治療にはいりました。
重粒子の照射は1日1回合計16回。総線量70.4GyE(グレイ)。毎週火、水、木、金の4日間x4週間です。1回の照射は1方向からのみ、線量4.4グレイになります。
この照射によって私のがんが消滅し新たな増殖も起こさない様治療して頂きたい訳です。それは経験データーに基づいた実績に頼るしかないわけですが、その実績がこの重粒子医科学センター病院(放射線医学総合研究所=通称 放医研)が世界1番なのですから、私は全てここの先生方を信頼してお任せしたいと考えました。重粒子線の医科学応用は研究段階が16年程前からスタートし8年程まえからは実地採用されて症例を積み重ねています。同様の装置は世界中に数か所できているのですが医療応用の実績はここが1番だと思います。私が入院した時点では(男性病棟ですが)、前立腺がん患者40%、頭頚部患者30%、骨盤関係患者30% でした。前立腺がんは特に90%完治とお聞きしました。肺がんの患者さんでは治療回数が少なく仕事をしながら通院治療をされている方もおられました。私はおおいなる希望を胸に治療にはいりました。