軟骨肉腫 nobi1123日記

2009.10骨盤のガンで重粒子治療を受たが同病の方々と情報交換したいのでブログを始めました。68歳からの日記帳。

ガンに宣戦布告8月25日

2010-08-27 09:07:15 | 日記
重粒子治療から退院して10ケ月だが自分の病状認識も甘く思考錯誤の日々だった。最近ようよう冷静に自分を見直す事ができるようになったのもケアーしてくださる先生方や家族のおかげです。しかし漢方T先生の1ケ月検診に行き未だガンに向かい合う自分の心構えの甘さを痛感した。先生はいつものやさしいお話のしようではあるが「敵は非常に手ごわい奴だぞ」と私をしかってくれた。できた腫瘍は重粒子で殺したかもしれない。しかしガンの予備軍が控えているからここでそれらをやっつけないと再発するのだ。それには日常生活そのもので対処するのが1番で薬は2番目だ。且つその対応が重粒子照射で損傷した骨や筋肉や神経の再生にも力を発揮するのだ。あなたの体の治療はこれしかない。先ずは1年間と思って徹底的にガンと戦うのだ。日常生活の注意点は言うのは簡単です。①「甘い物、冷たい物、一切不可」を貫く事です。せいぜい果物もバナナ少々止まり。生野菜は不可。温野菜にする。②「夜寝ている間に体は再生する」。3度の食事をしっかり取って昼寝はうたたね程度にする。寝付かれないようなら蒸留酒を少々はOK。主としてこの2点です。冷たく甘いアイスクリームや果樹はガン細胞が欲しているのだ。ガン細胞の大好物だ。だからガン細胞を兵糧攻めにして飢え死にさせるのだ。話はそれるが胆石のある人は柿が好きな人が多いがこれは胆石が柿が好きなんだ。分かり易いお話でした。これが東洋医学的な考え方でしょうか。平均体温が上昇すれば体の免疫力も非常にアップするそうです。先生調合の煎じ薬を1ケ月間飲んだ訳だが、結果血圧が上下10ポイント程度下がった。私はこれに気を強くしてここに1年間のガンへの宣戦布告を先生とお約束した。
 

軟骨肉腫/私の治療生活体制

2010-08-15 09:31:50 | 日記
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私のガンは重粒子で殺したはずです。しかし退院後ほぼ10ケ月だがその後遺症は神経・筋肉・骨の損傷となっており痛みは増大し尻や腿の肉もすっかり寂しくなった。迷いながらも再生を目指して私なりの生活の体制を作ってきた。先ず薬(痛み止め)の1日使用量はオキシコンチン10mgx2、デュロテップMTパッチ2.1mgx1、ロブ60mgx2 です。MTパッチ2.1mgはオキシコンチン40mg相当と聞いている。私の痛みにはMTパッチがより有効に感じています。最近の2~3ケ月でMTパッチの量は多くなった。
検診は月1回がんセンタ(CT)、3ケ月に1回重粒子センタ(MRI)、他の治療として月1回BCGワクチン(O先生)、週1回マッサージ(N先生)、及び漢方薬(T先生)は1日3回煎じ薬を飲み、月1回診察を受ける。。。この様な体制になった。食事は玄米食や野菜中心の食事療法もあるが私は家族と同じ通常の食事で行こうと思う。3度の食事を楽しみにしっかり噛んで食べる。冷たい甘い清涼飲料水は少なくして野菜ジュースを飲む。カゴメ毎日飲む野菜ジュースを注文。家族の助けが何と言っても一番だが、多数の信頼できる先生方にホローしてもらって私は幸せです。私が弱気になってはいけない。再生を目指しつつ積極的に残りの人生に取り組んで行きたい。
年金暮らしでお金も心配だがやりたい事も沢山ある。整理してみます。

軟骨肉腫/退院後のケアー4

2010-08-10 13:37:10 | 日記
ガンの免疫力の向上に漢方が良いかも知れないと聞いて私は直ぐに漢方医T先生を訪問した。10年程前に蕁麻疹の治療でお世話になった先生だが、その時もゴルフをした後はブランディが良いとか、結婚しようとしない私の娘の対策とか、病気だけでなく日常生活について色々お話をして印象深かった。T先生はNHKラジオ放送やテレビにも時々出ていらっしゃるし著書も数多い。日本橋の診療所を予約して先ずこれまでの経緯を説明した。私がガンを特定する為に生検手術をしてその後治療までの間にガンが暴れだして大きくなった話をしたら、先生は「それは大変でしたねその時に来てくれれば対策はあったのに」と言われた。そして「実は私も同病だよ。大学をでたばかりの若い頃に膝に軟骨肉腫ができて一時は絶望的になった。幸い良性だったが手術してもう30年元気にしている。片足は若干短くなった。」と聞いて驚いたと同時に先生の優しさがそこに起因しているかなとも感じた。ガン治療に対する漢方のお話を聞き、私も免疫力向上を目的にした薬を調合してもらう事にした。
お話の基本は 薬は第2、日常生活を正すのが第1。甘いもの、冷たいものはガンが欲しがってると思いなさい。果糖も良くない。3度の食事をきちっと取り間食を控える。毎日起床時に体重・血圧を記録する。

軟骨肉腫/退院後のケアー3

2010-08-08 12:13:22 | 日記
外科医O先生は私の中学高校の同級生です。肝臓ガン・食道ガンの手術や臓器移植に於いて著名な彼が同窓会の時に「ガンになるなら今の内だぞ、今なら面倒わがまま見てやるから」と言った事も冗談ではなくなってしまった訳です。私は軟骨肉腫を宣告されると直ちに彼に相談し重粒子治療を受ける事になった。入院中から退院後も落ち込みがちな私を「重粒子は良く効くから。ガンは死んでいるから大丈夫」と励まし続け、また日常生活を少しでも楽に過ごせるように鎮痛剤についても検討してくれた。免疫力の向上の面でもBCGワクチン注射を毎月1回受けています。また先般は同僚の整形外科医を紹介して頂き私の現状について率直な所見を聞く事ができた。彼らお二人の様な功なり名を上げた名医が第一線から退かれる一方、その豊富な経験と老境に入った人間の優しさのまなざしで私の様なガン患者の日常生活の面を種々アドバイス下さる事は彼らならではの何ともすばらしい事でしょうか。私は心からありがたく感謝するのみです。痛みが増してくるとどうしても弱気になってしまう。しかし弱音を吐いても直る訳ではないから、やはり痛みは薬で抑えて積極的な気持ちを持ちたいと思う。免疫力の向上を目標に漢方医薬も試してみたいと思う。

軟骨肉腫/心の拠り所 中村天風

2010-08-01 18:18:54 | 日記
カイロのN先生の勧めで中村天風に関する本を3冊読みました。それ位で人様にどうのこうの言う気はないですが目下私の心の拠り所になっていますのでご紹介します。
著者は若くして肺結核になり日本を初め米国や欧州の医者にも見捨てられて、死地を求めて帰国する途中に偶然インドヨガの師に遭遇しインドのヨガ聖地で数年修行を積んで悟りを開いた。すると不治と言われた肺結核が自然に治って行った。帰国して天風哲学を開くと多くの著名人の支持をもうけて教えを広め91歳の長寿を達成した。
読んだ本は①宇野千代監修「中村天風の生きる手本」②ほんとうの心③運命を拓くの3冊です。本に掲載されていた天風師の顔は実にさわやかなすっきりしたお顔でした。
宇宙は霊気から始まり、人間は気によって宇宙と通じる。気の働きによって人間は再生できる。強い心で積極的に生きる。消極的な心は捨て去る。泣き言は言わない。など教えは種々感銘深いものがあります。特に気に入っている言葉は「我は今、力と勇気と信念をもって甦る」です。
誠に浅はか僭越のそしりは止むをえませんが、病気で気が滅入っておられる方に同病のものとしてご紹介しました。