のヮの@no05071730


五十路男の独り言集。
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黒い砂漠日記 ~イベドルの呪術書

2023年12月31日 18時43分31秒 | ゲーム
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その力に驕っていただろう。そんな言葉を叩きつけられたようだった。


夕暮れの薄闇の中、苦悩が眠る墓に向かう途中の、アタラクシアを倒したその場所でイベドルの呪術書を使うと、強大なモンスターが出現するという。

偶然手に入れたこの呪術書をこの場所で使うことに少しの罪悪感を感じながら、私は魔物を召喚した。

暗闇から突然、イベドルの影と呼ばれるアヒブのような姿をした人型が集団で現れ、一斉に私を串刺しにしようとした。慌ててこの集団から離れ、スマッシュラッシュで牽制しながらぐるぐると敵の周りをまわって、集団を一塊に保ちつつ、スピンスマッシュやトワイライトスカーでまとめて打撃を与えていた。

ふと敵の姿が消えたと思ったら、一人のダークナイトが剣を構えていた。しかし、その威圧感は今までの比ではない。思わず半歩後ずさると、次の瞬間には目の前に剣の切っ先が迫っていた。

頬をざっくり切られながら、衝撃で後ろに転倒し、一瞬目に入った夜空の星を認識しつつ、半ば朽ちている石塀に頭をぶつけた。痛みと衝撃で視界がぶれ、再び激しい衝撃で私の体は宙を舞った、と思う。数瞬の浮遊感ののち地面に叩きつけられ、肺の中の空気が吐き出されて息が吸えない恐怖に陥る。

シャラン、とでも言うような金属音が少し遠くから聞こえ、震える脚を叱咤して立ち上がると、円形の石畳の中央に、現れたときと同じように剣を構えたダークナイトがいた。ほぼ夜になる頃、その姿は完全にその空間に溶け込んで認識しづらかった。久々に、恐怖を感じた。

それから何度となく無様に地面を舐め、そのうちの何度かはおそらく本当に命も消え、そのたびに手持ちのアイテム「エリアンの恩寵」によって復活していたのだと思う。戦っている最中は気を失っていただけだと思っていたが、アイテムが減っているのを見れば、まあわかることだろう。

そうやって長い時間をかけダークナイトを倒したあと、この呪術書の本領発揮なのだろうか、トゥーロ族の族長ウルトゥカが姿を現した。おそらく、その魂の一片を模して顕現させたのだろう。

しかし、魂の一片とは言え、その能力(ちから)はかつてのウルトゥカそのものだった。堅い、強い、倒れない。石畳が砕けて地響きが起こり、その咆哮は私の体をも弾き返す。

宵闇の戦いは人間には圧倒的に不利だ。妖精の力を借りて周囲を照らしたいが、それもままならない。時には逃げ、時には正面から殴り、倒されるばかりで倒すことはできず、連戦の影響で体力ももう保たない。そんな状態を延々と続けて、終わりは唐突にやってきた。この闘いの場を我が物にしていたトゥーロ族の連中が、なんの前触れもなく姿を消したのだ。

最初は何が起こったのか、理解できなかった。しかし、野次馬のアヒブが「貴様が弱いから、奴らが飽きて帰ったのだ」と軽蔑のまなざしで吐き捨てるように言った。ふと周囲を見ると、いつの間にか集まっていたアヒブ立ちが、口々に私を非難した。奴隷の人間たちは気まずそうに下を向いていた。



剣を握ったまま強ばっている手を、私は緩めることができず、その場で立ち尽くしていた。



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はい、黒い砂漠日記です。

時間を空けすぎですね(´・ω・`)



ブラックスターソードを手に入れてからちまちまと装備を調えておりまして、やっと渇望する死した神の鎧を手に入れ、ブラックスターシールド、ブラックスターシューズやら三日月守護者のリングやらを真IVにして、Lv.62でA281D340まで上げたのです。

その間にオウダーの精霊水を2~3個作ったり、幻想馬作ったりもらったり、たゆまぬ努力(シルバーで爆買い)を進めたりしていましたが、ちょっと停滞気味だったので、だいぶ前に瞬殺されたイベドルの呪術書を、ものは試しにと思ってやってみたところ。

冒頭の一文のような感想になりました(´・ω・`)

最初のMOB湧きはまあ普通だったのですが、いやもうダークナイトが強すぎて(ワタクシが下手っぴすぎて?)恩寵使ってごり押ししました。しかし時間切れになったのでしょう、ウルトゥカのHPが残り1/3あたりで戦闘が終わりました。ちょっとほっとしたのは内緒。

調べてみると、この後にオルンの巨像があるんですって? いや無理。

もともとパーティー用っぽいのですが、ソロで攻略している方もいらっしゃるようで…スゴいなー(棒



そんな感じ(?)で、来年もゆるゆるといきますのでよろしくお願いします<(_ _)>



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