のヮの@no05071730


五十路男の独り言集。
乱筆乱文はご容赦ください。

黒い砂漠日記 ~英雄とよばれて

2021年06月20日 23時06分38秒 | ゲーム

 

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その少女、セイリは言った。「私には友達はいない。でもみんなと笑い合いたい」と。

宿の女将バアムは言った。「彼らの力になってやりなさい」と。

セイリは自分の特技で彼らの心をつかんだし、住人はそんんなセイリに感謝した。

英雄とまで呼ばれた私だが、結局できたことといえば、彼女たちの間を行ったり来たりしただけだ。なんの力も無いと思った。


シェレカンの試練はそんな私の目を覚まさせるのに十分だった。過去のシェレカンが5人、容赦なく攻撃してくる。生半可な覚悟では山の国の民は救えない、と。

重鎚が、銀盾が、私の剣を弾く。戦斧が、私の足腰を砕く。鍛えられた拳脚が、私の鎧盾を貫く。

そして、人間でありながら人間を超えた大剣の「強さ」が、私をたたきのめす。

何度尻尾を巻いて逃げたのだろうか。彼らはしかし、必ずそこに立ち塞がってきた。お前の覚悟はそんなものか、と。

 

 

山の乾いた日差しの中。

薬の瓶を振りながらセイリが笑顔で言う。

「これもノーヴァンスティン様のおかげです。ありがとうございます!」

宿の客に挨拶していたバアムが笑顔で言う。

「おや、ノーヴァンスティンじゃないか。それで、どんな用だい?」

 

彼女たちに、私はなんと応えればいいんだ? なにが、できるんだ?

 

 

答えが出せぬまま、それでも私は試練を突破した。

ドベンクルンに戻ってくると、祭司長がガーモスにおもねって、呪術を施したという話が飛び込んできた。村長と話し、呪いの効果を薄めるため、一足先にガーモスの巣へ向かった。

特別な力を持つ泉の水を祭壇に振りかけると、確かに呪いの効果が弱まってくるのがわかった。

すると、寝床を荒らされたことに怒ったガーモスが現れた。

レッドドラゴンの名に恥じぬ、真っ赤な体躯。振り下ろされる前足。地面を踏み抜く太い後ろ足。巨躯を宙へと舞い上がらせる大きな翼。凶悪な牙が並ぶ口から吐き出される炎。どれもが、圧倒的な暴力の塊だった。

ーーーオオオオオオォォォォ!!

聞こえた雄叫びに目を向けると、ドベンクルンの兵士たちが矢を放ち槍を突き出し、ガーモスを倒さんと声を張り上げていた。

見回すと、陽炎のように揺らめきながら、しかし実体を持ってシェレカンの5人が宿敵と戦っていた。

5人からの一瞬の視線を受け、ぐっと唇をかみしめ、私もまた、ガーモス討伐に名乗りを上げた。

 

結果を言えば、私の最後の一太刀でガーモスが倒れた。戦いの様子はあまり覚えていないが、最後の方はシェレカンの5人も、ドベンクルンの兵士たちも姿が見えなくなっていたように思う。

 

 

日陰をわたる風。

バアムの宿の手すりに腰掛けた女性は、肩越しに村を見やり、切なそうな微笑みで言った。平和な日常が大好きだ、と。

 

 

ふと、腑に落ちた。同時に安堵した。

少なくともこの瞬間は、その大切な日常を守れたのだ、と。覚悟が決まらなくても、私が行ってきた数々のことは、無駄では無かったのだ、と。

 

 

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はい、黒い砂漠日記です。

シェレカン5人衆は強かったです。3度チャレンジしてやっと突破しました。でも最後は、4人目を倒すか倒さないかというところでいきなり依頼達成という、バグなのか何なのかわからない結末となりました。

 

装備のレベルが釣り合っておらず、マンシャウムの調査やミルの木遺跡、オーディリタの漆黒のオオカミや星の墓場の討伐の依頼、はてはガイピンラーシアの調査など、戦闘系依頼が全く進みません。こっちの攻撃は通ってるんだかなんだかですが、向こうの攻撃が当たるとごっそり削られてしまいます。AP210DP290でこれです。戦闘がへたっぴなので、もっといい装備にしないとマズいのですが、これより上となるとボス装備あるいはブラックスター狙いになってしまい、そこにたどり着くには今の装備では歯が立たない感じ。

金にものを言わせて、といきたいところですが、これらの装備の取引金額は私の全財産のン百倍です。

(´・ω・`)む~りぃ

武器の強化もクロン石が圧倒的に足りなくて中断中…どうしたものでしょうかね…

 

 



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