２０１２年ハワイ島旅行記 － ＤＡＹ ７ ヌーアヌ教会

２０１２年５月１７日（木）７時３０分頃起きた。今日も晴れ。

昨日歩道の角にぶつけた足の親指が痛い。爪が赤黒い。
ビーサンなんて滅多に履かないものを履く時に限って、
こういうことって起きるもんだ。ある意味じゃマーフィー
の法則かも。

８時３０分に朝食です。いつもなら朝ご飯の支度をする
のですがもう僕は椅子に腰かけたままです。おまかせです。

今日はいよいよ今回のホノルル旅行のメインイベント。
姉夫婦の金婚式のセレモニーであります。金婚式といったら
５０年だからね、ちょっと半端じゃないよ。つまり２５才で
結婚したって７５才だからね、すごいね。半世紀ですから。
それでこの節目にもう一度記念の式というわけです。

教会で挙げるセレモニーの打ち合わせに日本人のスタッフ
のひとが部屋へ来る。こういうセレモニーをVOW RENEWALと
呼ぶのだが最近流行りらしい。まあ、結構じゃないの。
肩が凝らないで良いし。

結婚５０周年記念式典だからねえ、式を挙げられるってだけ
ですごいのに、娘に息子夫婦、我々弟夫婦まで呼んで、しかも
ハワイでやっちゃうってのがすごいねえ。たいしたもんだ、
というか幸せというか。ホント。


ハワイだからアロハシャツで良い。礼服でかしこまらないで
済むよ。というわけで男はアロハ、女は長いドレスで２台の
リムジンに乗車。折角日本から持参した黒いレースアップの
革靴に足が入らない。痛いです。で、スニーカーです。仕方が
ないけどまあそんなに変でもないわ。


トランプのホテルの前に来た２台のリモ

良く見かける例の長～いリムジンですよ、リモです。
初めて乗りましたよ。へ～、中はこうなってんの。横幅は意外と
無いんだ。座席はＬ字形のソファになっていて目の前にカクテル
カウンターがありお酒がおいてありますね。ふーん、これでタク
シーなんだね。運転席にタクシーメータがあるのが何か可笑しい。



フリーウェイのＨ１へ出て２１Ｂ近くの出口を出ました。この辺り
は静かな一帯で、ワイキキからクルマで２０分くらいの距離です。

ヌーアヌ地区という地域で、この辺はかつてハワイ王朝の別荘地
だったそうです。そこにあるNUANU CONGREGATIONAL CHURCH
で挙式です。ここは姉の娘、つまり僕の姪が１８年前に結婚式を
挙げたところでもある思い出の教会ですねえ。感慨深いものがあり
ますぞ。

静かな教会で歴史のある教会なんですよ。雰囲気も良いですし、
裏庭は緑が多く高い木の下にあるガゼボが何ともフォトジェニック。


教会の内部


日系の牧師さんとリハーサル。笑顔と声の良いひとです。音楽と
讃美歌を歌ってくれるひとも打ち合わせです。このセレモニーの
演出担当をしているスタッフさんとかカメラ・ビデオさんもスタン
バイ態勢に入ります

で、本番です。

これはもう通常の教会での結婚式と同じです。結婚式の音楽で
入場し、牧師さんの言葉を復唱し指輪の交換をしますが、やはり
感極まるモノがありますね、山あり谷ありの５０年間の出来事を
思い出すとウルウルと来るものがありました。でも爆笑もあり
ました。こういうのが良いですねえ。ホノボノとして、でも感動的
でもありで、息子夫婦や娘の目の前で金婚式ってのも良いもんです。

裏庭のガゼボで写真を撮ります。記念写真。何だか日系の家族
みたいな雰囲気も出てきました。



二台のリムジンでホテルへ戻り、ホテルのカフェで遅めの食事
です。


Michel's

ディナーまで少し休憩します。今夜のレストランはワイキキビーチ
の外れにあるMichel'sというちょいとお洒落なレストランです。

人気のあるところで満員でした。浜辺に隣接しているといっても
よい感じで目の前で泳いでいるひとがいます。



品の良いレストランですね。海に落ちる夕陽が綺麗でした。
金婚式の後の身内が皆揃ってお祝いってわけです。ここにも
ワインのピノ・ノワールが揃っていてこれを頂きました。この
ところ人気のカリフォルニア産でコクがあり美味でしたよ。

ゆったりとした夕方にワイキキのの浜辺に面したレストランで
ディナータイム。時間がゆっくりと流れて行き金婚式の夜は静かに
更けていきました。姉夫婦が共有した５０年間の思い出と共に。
実に良き記念の一日でありました。