前々回のブログ(インプラントを必要最少本数で PART3)でご紹介した、2症例の最終セラミック歯のSETが終わりましたので、画像を掲載いたします。
まず、最初の患者さま(症例1~下顎ALL-ON-6)は、四国からお越しいただいており、来院回数の都合上、一回一回、集中治療を行います。写真は、インプラント上部構造のフル・セラミックス・ブリッジです。以前好物だった、”するめ”を何十年ぶりに噛み切れたと、感激されていたのが印象的でした。あと上顎6前歯のSETで終了なので、もう一息ですネ!
症例2の患者さまは、UPのALL-ON-6のインプラント上部構造で、キュービック・ジルコニア・ブリッジです。この無垢のジルコニアは、以前のブログで説明させてもらったように、大変固く、丈夫なのですが、術者にとっては、噛み合わせの調整が、骨の折れる作業です。(笑)勿論、患者さんにとっては、審美面、機能面、耐久性、衛生上、生体親和性の何をとっても最高の補綴物です。なお、右の写真のインプラントへの6つ(ALL-ON-6なので)のアクセスホールは、近日中に充填し、メンテナンスに移行します。もともと言葉数の少ない患者さまですが、一言「快調です」。