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街角の記録 by tabito note

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【(仮称)湘南自動車道】

2007年09月23日 | 都市開発の話
実現可能性のある妄想

現状、高速道路を使って神奈川県内を東西に移動するときに、絶対に東名横浜町田から厚木区間を通らなければいけない構造になっているので、改善する必要があるよね。

そこで最も短期間で実現可能なのが、国道一号に沿っている横浜新道、新湘南バイパス、西湘バイパスをつなげること。

横浜新道と新湘南バイパスの間は、横浜湘南道路を計画中だけど、横浜新道まではつながらない。途中から横浜環状南線に向かってルートがずれてるのが気になるね。

新湘南バイパスと西湘バイパスは、直接つなぐ計画があるみたいだけど、残念ながら着工はされてない。

う~む。想像でしかないけど、現状このあたりの国道を管理する横浜国道事務所は圏央道を造るのに精一杯で、その他は後回しにされてる感じがする。大宮国道事務所も圏央道に精一杯で国道17号上尾バイパスに着手してないし、北首都国道事務所も圏央道に精一杯で新4号の4車線化に着手できてないような気がしてならない。全部一緒に工事できるほど予算は下りてこないだろうからね。

というわけで、横浜新道から西湘バイパスまで早くつなげてほしい。それで、全部つなげて「湘南自動車道」とでも名乗ってほしい。

参考リンク
・よここくナビ 新湘南バイパス
・よここくナビ 横浜湘南道路
・NEXCO東日本 横浜環状南線のWEBサイト


【横浜駅再構築】

2007年09月20日 | 都市開発の話
以下妄想。

1、首都高をどかす。地下化か更なる高架化。
   ↓
2、東急、京急、相鉄の地下駅化&ホーム増設。東急2面4線、相鉄2面3線、京急2面4線。地下鉄を含め、地下に巨大私鉄コンコースを造り私鉄間で乗りかえをしやすいようにする。
   ↓
3、JRの高架化&全ホームの拡幅、横浜線京浜東北線の複々線駅(山手線東側の山手線京浜東北線みたいな関係)。
   ↓
4、東急エクセルホテル、CIAL、高島屋、ジョイナスを全て建て替え(そうしないとJR駅を拡張できない)。
   ↓
5、東西自由通路を地上レベルにする。
   ↓
6、西口5番街の破壊と再構築。JRの線路の向きに合わせた碁盤目状に道路を引きなおす。そのためにダイエーとかも一度壊してオフィスビルを建築(せめて新横レベルのオフィス集積を目指す)。

とりあえず以上。

これぐらいやらないと横浜駅西口は再生しない。「再開発」ではなく「再構築」なのがみそ。





圏央道

2007年06月23日 | 都市開発の話
圏央道八王子JCT-あきる野IC開通!!

ついに東京6放射のうち2本がつながった。
環状機能を発揮できるようになった。

すごいニュースなんだけどなあ。もっと大げさに騒いでもいいのに。

まあ、関東ローカルのニュースだけどね。

高崎駅前のポテンシャル

2007年06月19日 | 都市開発の話
高崎駅前のポテンシャルについて考える。

1、東京から一時間の距離。
2、群馬県の鉄道は東毛の一部を除き高崎駅に直結。
3、西口は群馬一の繁華街。

思いつくままに列挙するとこんな感じ。

で、

これらのポテンシャルを最大限活かすには…

一つのを想定してみた。

高崎駅徒歩圏に「展示場」を造ろう。

機能的には東京ビッグサイトや幕張メッセみたいなの。コンセプトは群馬県の中核展示場。群馬県で工業製品の見本市をやる時や、家具の展示会、中小企業産業展みたいなのを催す時に使ってもらえる施設でなきゃいけない。現状だと機能的にはグリーンドーム前橋とかぶるけど、立地で勝負にならないので基本的に無視。グリーンドームはもっとローカルなイベントで活躍していればいい。

高崎はよく「群馬の玄関」と言われることがある。ならば、玄関まで来てもらい、戸を開けてもらうだけで群馬のことを知ることができる状況が欲しい。その施設が展示場というわけ。

群馬県はあちこちに工業等の集積があり様々なに産業がある。そうした様々な業種における群馬県の産業見本市を各業種ごとに開催させる。

見本市等のターゲットは東京の市場だ。群馬県の技、知、力を東京の企業にアピールする絶好のチャンスにする。東京の企業にだってメリットはある。今まで知らなかった技術や情報が、一度来るだけでたくさん知ることができるのならば、必要な企業にとっては非常に価値の高いものとなる。特に昨今では中小企業の可能性はまだまだ未知数なだけに注目度は高い。

今まではこれをやるとしたら会場がグリーンドームしかなかった。知っている人は納得できると思うけど、あそこは交通アクセスが最低。最大のターゲットである東京のメーカーがわざわざ駆けつけてこようとは到底思わない。だって、東京から来る人たちは基本的に新幹線。まず、新幹線で高崎駅に到着。在来線連絡改札を抜け発車ホームに迷いながらもなんとか両毛線に乗り換えて前橋駅到着。そこからバスで行こうと思ったけど乗り場が分からないし本数も少ないのでやっぱりタクシーに乗って、ようやく到着。

こんな状態じゃ、一度は来ても二度目はない。そこで、高崎駅徒歩圏に展示場があればこれらの心理的な懸念材料は消すことができる。それどころか、西口の飲み屋でちょっと一杯、なんて商談が盛り上がるかもしれない。群馬の中小企業にとっては、東京まで直接交渉しに行くなんて時間と労力がかかることを減らすことができ、なおかつ、一つの大きなビジネスチャンスになる。

そうなると立地だが、展示場ともなるとある程度まとまった土地が必要になる。だが、高崎には高崎駅から徒歩圏にまとまった大きな土地が存在している。それが高崎競馬場跡地。意外にも徒歩10分で行くことができる。駅に近すぎないので土地を高度利用する必要性が低い。立地としては完璧である。

ただ、懸念材料もある。

一つは、群馬県における高崎市の位置だ。群馬県では県内の移動は車が一般的。西毛、北毛からみるとそうでもないが、東毛から見ると心理的に高崎は移動しにくい場所なのだ。それは距離の問題ではなくて、単純に道路が走りやすいか否かである。東毛から高崎へは、北関東自動車道経由、国道50号経由、県道27号経由、国道354号経由がの4パターンがメイン。

北関東道は伊勢崎までしか完成しておらず、それより東側にとってはつらい。国道50号は笠懸以東は高速並に立派な道路だが、前橋から笠懸までの二車線区間があり、心理的に非常につらい。県道27号は伊勢崎からならいいかもしれない。道路は全線4車線で、まあ走りやすい。でも伊勢崎以東の人は伊勢崎市街地を通過しないと県道27号に入れないのでやっぱり不便。じゃあ、国道354号はどうかというと、これはほぼ2車線で信号多いわ時間かかるわ走りにくいわで使えない。

結局、東毛から高崎にスムーズに来るのは非常に難しい。

だが、これで東毛の企業の参加がなくなるかといえば、そうではないのではないか。それでもなお、見本市に出展する魅力が上ならばその苦労を惜しむはずである。さらにいい知らせが北関東自動車道と、国道50号、国道354号は現在整備中であり、今後、条件は良くなっていく。

要はそれだけ魅力あるものにしなければならない。それは主催者次第であるといえるが、そこに市や県などの行政も積極的に参加していくべきである。宮崎県の東国原知事が宮崎のセールスマンを名乗っているが、行政にもそれぐらいの意気込みは必要だ。


以上、長々と書いたが、高崎駅前の可能性についてこれは一例にすぎない。
実は、まだまだこの件に関して書きたいことはたくさんあるのだが、すでに長文すぎるのでいったんここで終わり。



環状道路談議

2007年05月24日 | 都市開発の話
都市中心部から環状道路、迂回道路までの距離比較

比較条件
・北関東3県の各主要都市である高崎、宇都宮、水戸の3都市で比較。
・各都市中心駅からの距離
・yahoo地図の最寄り駅までの距離計測機能を使用。
・寸評は管理人の素直なコメント。

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【高崎市】 「高崎駅東口→環状線1300m」Yahoo地図

環状線が市道で整備されている。
地形上、南側に環状線はないが国道17号、18号が補完している。
現在の街の中心は高崎駅周辺であるが、かつての中心だった本町周辺を環状の中心としてルートが設定されているため円がだいぶ西にずれている。

実際は国道17号と東側の環状線で市街地の環状道路をなしている感じがする。
道路沿いには郊外型店舗がひしめきあっており、環状線を一周すればだいたいの買い物は済む。

そのため流入車が多く、とにかく混んでいる。
通過交通を捌く以前に生活道路と化してしまっている。

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【宇都宮市】 「宇都宮駅東口→宇都宮環状道路(新4号)3800m、東口→4号1100m」Yahoo地図

通称「宮環」と呼ばれる宇都宮環状道路が完全な環状道路になっている。
円というより四角形。
北側、東側、南側は国道。西側は主要地方道(県道)
立体交差が進む。特に東側は新4号なので規格がとてもいい。平均速度80km。
宇都宮市の街の中心は東武宇都宮駅周辺だが、最近はJR宇都宮駅の方に拡大してきている。
宮環の中心はJR宇都宮駅だと思われる。でも、陸上自衛隊があるので若干南に膨らんでる。
半径が大きいので距離が長い。一周で約34km(実測値)。

沿道にはちらほら郊外型店舗が存在するが宮環のルートが郊外すぎるのと実勢速度が速すぎるため、そういった店舗は国道4号の本線や、国道119号本線の方に集まっている。
ただ、西側はそうでもない。

通過交通を捌くという本来の環状道路の機能は文句無し完璧。

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【水戸市】「水戸駅南口→50号バイパス2700m」Yahoo地図

水戸は南側を国道50号のバイパス、東側を国道6号のバイパスが通っており、環状道路の役割を果たしている。
北側には主要地方道38号がその役割を果たしている。西側にはない。
国道部分は一部立体交差になっている。あくまで各々のバイパスであり環状道路を造る気はなさそう。
なのでR50とR6、R6とr38は普通に信号で曲がらなくちゃいけない。

機能的には高崎と宇都宮を足して2で割ったような感じ。
郊外店舗の集積もあるがバイパスとしてある程度機能している。
駅からの距離もちょうど高崎と宇都宮の中間ぐらい。

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県別特徴をあげてみるとこんな感じ。

群馬県の都市は高崎に限らず自前で環状道路を造っているところが多い。
前橋、伊勢崎もそうだし太田もそう。

栃木県は宇都宮という大都市があって周辺に小都市がちらほら、という感じなのでとにもかくにも宇都宮の整備に力を入れている。
現時点でも宮環の2か所で立体化の工事が進行中。
また、栃木市や鹿沼市、壬生町は県道がわざと半円になるようにバイパスしている。県が力入れてるって感じだね。

茨城は住んだことがないのでよくわからん。

長くなっちゃったけど、以上。