ほんの一部分ですが楽器博物館の紹介をします♪
到着してまずはカバンを預けてイヤホンガイドを借りました。やる気満々です。
丁度 チェンバロのデモンストレーション演奏をしている時間だったのでいきなり第3展示室に向かいました。
この楽器は音も姿もかわいいの。
デモンストレーションは終わりかけでちょっとしか聞けませんでしたが満足~♪
この第3展示室はヨーロッパの鍵盤楽器が展示してあるのですが色も形も美術品のようできれいでした。ピアノの進化していく様子に興味が無くっても目の保養として楽しめます。
白いグランドピアノはリストが愛用したエラールのピアノ(1880年頃のもの)
リストはベヒシュタインやベーゼンドルファー愛用じゃなかったっけ?しかしデモンストレーションのお姉さんはリストが愛用したピアノとして紹介してくれたのでそれを信じて「リスト愛用」としておきます。
次のデモンストレーション(1時間毎にあるんです)で演奏してくれました。コレのほかにショパンが愛用したプレイエルのピアノの音も聞かせてもらいました。どちらも今のピアノの音に慣れている私には物足らないと言うか丸過ぎる音色だと思ったのですが……
リストやショパンの曲をこのピアノで弾くと結構いいのよね~。現代のピアノで弾いた時のような「どうだすごいだろ!」みたいな威圧感とか済ました感じがなくなってほのぼのかわいい☆
今のピアノはピアノでしかない。けどエラールは子猫、プレイエルは子犬のイメージです。
画像のアップライトピアノのほうは残念ながら音は聞けませんでしたが、今とはかなり違うので姿だけ紹介。
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次に、この日の一番の目的の第2展示室へ。アフリカ、オセアニア等のいかにも民族楽器っていうモノが並んでします。
左)私のとはかなり迫力の違うジャンベ。右)お琴のミニチュア版のようなヴァリハ
左)ガラガラ。作れそうだわ。右)バラフォン。マリンバみたいなもの。いい音します。
同じような楽器でも国によって名前が違うの。ん~~、子どもにはそこまで詳しく教えなくてもいい様な気もするのですがとりあえずはメモメモ。
初めて本物のジャランゴ見た。アルマジロで作られた小型のギターのようなものです。今はアルマジロ使うなんてとんでもないことはしなくて木製の物なんです。
音は……すっごくきれいで繊細なんですよね……見た目グロテスクなくせに(ところどころ毛が生えてんですよ)。
私がこの辺りを観ている間にダンナサンは飽きてきたようで、別のフロアーへ行ったり売店に行ったり……
この第2展示室にはヨーロッパの管楽器と弦楽器も展示されてます。
正統派から色物まで楽しそうでしたが、ダンナサンったらベンチに座ってぼーーーーってしてるのでじっくり時間は取れません。チラチラっと見て回る。
色物代表、ステッキヴァイオリン。
当時の紳士はこれをステッキにして散歩に行って綺麗な景色のところで演奏したとか…タンスピアノも笑えるけどコレもナンだかネェ…。生活に密着もいいけど”楽器は大切に”。
楽器、音楽の発展は宗教と政治に深く関わっています。深くておもしろいです。
極める気はないけど――それだけの脳味噌は持ち合わせてないから――でも、もう少し詳しくなりたいな。
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第1と第4展示室はスルー。
体験コーナーで夫婦で遊びまくり。
ジャンベ叩いてみたり 二人でキラキラ星をベル演奏してみたり…
・・・ここでタイムアウトでした。
売店で気になる物を購入して隣のでっかい建物でお茶して帰りました。
買ったものの中に手作りカリンバキットがあったのですが、自分で作ったら調律の仕方がわかったので以前買った調子ッぱずれのカリンバも直しました。やるじゃん、ワタシ!!