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【飲食店経営】にすぎのコンサル日記

飲食店経営お役立ちノウハウや繁盛のコツを日々掲載いたします

もつ鍋屋の居酒屋化事例

2010-06-10 21:36:18 | 繁盛のコツ
今日は埼玉県や都内などで複数の業態を経営されている会社の幹部の方から、嬉しい知らせをメールでいただいた。


この4月に新規オープンした「焼鳥&もつ鍋」居酒屋がこの5月もまずまずの利益で着地できたとおっしゃっておられた。


この会社はもともと埼玉県でもつ鍋専門店をやっている会社であるが、もつ鍋という業態の“夏場の集客力の弱さ”が気になっていた。


そこで、都内の居ぬき物件では、夏場にも集客がしっかりできるようにと、「焼鳥の顔」を引っ付ける形で業態を少し変更し、オープンした。


また、立地柄、サラリーマン居酒屋の激戦立地であるため、大手とのディスカウント競争も激しく、あらかじめ生ビールは199円で先制パンチを仕掛けてみた。


この2点が集客面で機能してくれているようで、雑居ビルの4Fで小さな店であるが、まずまずの売上で推移してくれている。


しかも、原価率も現時点では30%ということで、こちらのほうは、予想よりも低く走れている。


冬場になって、もつ鍋が活発化してくると、もう少し原価率も下がることも予想できるため、楽しみなPLの形になってきた。


さらに、次の出店候補物件も上がってきたようで、上手く行けばこの夏中にもう1軒オープンできそうとのこと。


今回の事例から強く感じることは「集客目線でまずは、踏み込んでみる」ということの大切さと、「交叉比率」という視点。


特に都内などの競争激戦エリアでは、圧倒的な“目玉”が必要だ。


価格であったり、ボリュームであったり、わかりやすい“目玉”が必要だ。


“目玉”という視点。皆様のお店におかれましても、参考にしていただければと思います。

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