価格訴求が強かったり、店頭のアイキャッチが強かったり、とにかく新規客を集める話題性が高い業態には、その後の急激な売上減少が一般的には起こりやすい。
いわゆる反動である。
典型的な例でいえば、○○スタジアムや○○ミュージアムなどは“カンフル的な話題性”が強いため、初動と次年度のギャップが大きい。
程度は別としても、こういった現象は様々な業種や業態でもよくある話である。
こういった業態 . . . 本文を読む
先週はフードビジネス研究会のクリニックセミナーで名古屋で色々と視察をさせていただいた。
クリニックは研究会としての年に1回の活動で、1泊2日のセミナーに約30名の方にご参加いただいた。
今回新しい試みとして、店舗の視察のみならず、2人の経営者の方にも講話をしていただいた。
夜は懇親会で3軒ほどのお店で食事をさせていただいた。
沢山の気づきや学びを共有できたと思います。
そんな . . . 本文を読む
今日は横浜のご支援先におじゃまして新しい物件候補地の視察などを幹部の皆様と行った。
お昼ごはんを既存店舗で食べながら30坪で月商1000万円を売る既存業態の強さを改めて確認させられた。
そのお店は昼と夜の②シフトで営業がなされているが、売上構成比としては3:7でディナータイムのほうが強い。
主力の食材カテゴリーは海鮮系であるため、刺身や寿司などが色々と食べられるメニューラインナップにな . . . 本文を読む
チェーンとお付き合いをしていると時々ジレンマとして登場するキーワードに「標準化」という言葉がある。
どこの店舗でもどんな時でも同じ品質の商品を提供することが「標準化」の目的といえる。
しかし、この「標準化」を進める過程で“低い品質水準で標準化が進められてしまう”ことが時々起こる。
本来は「品質の高いものを誰でもが提供できる」ようにするのが理想であるが、「誰でもが提供できる低い水準に品質 . . . 本文を読む
昨日は焼肉店などを複数店舗経営している会社へおじゃました。
肉の市場価格が高騰しており、毎月のようにメニュー改訂が必要となっている。
会社としては和牛店舗業態とオーダーバイキング店舗業態の2つを抱えているが、メニューの組み換え時には「社内における肉の配分バランス」が変わってくるため、なかなか面倒である。
しかしながらここを放置しておくと“利益の垂れ流し”に直結していくことになるため、手 . . . 本文を読む
昨年あたりから僕自身、とんかつ・カツ丼業態の魅力について注目し始めている。
かつやさんの躍進などを見ていてもある一定のマーケットの存在を感じるし、一方で丸亀製麺さんなどに見ることが出来る実演シズル付き500円マーケットの可能性も感じる。
業態開発のキーワードは、
1)郊外立地・P付き
2)500円予算の攻略MD
3)主力の実演
4)口コミにつながる商品開発(土鍋提供やはみでるカツ . . . 本文を読む
スポーツ選手の引退後についてここ数日ニュースになっている。
改めて考えさせられる部分があるように思う。
ある意味、成人後もスポーツで飯が食えるということは、スポーツの世界では成功者と言える。
高校⇒大学⇒プロ であったり、高校⇒大学⇒社会人 であったり、 高校⇒プロ であったり、業界によって様々であるが、いずれにしても次のステップでもスポーツプレーヤーでいられるということは、その前ステ . . . 本文を読む
今日は愛知県で多店舗経営をしている会社へおじゃました。
主力業種は回転寿司であるが、サブで色々な業態を経営されている。
年商は約50億くらいまで来ているが、全体的に会社の業績は良く、まだまだ出店もしていこうとされている。
毎回おじゃまさせていただくと、ブランド別にミーティングをさせていただいているが、特に今日は海鮮居酒屋や和食系のお店の業績が飛躍していて嬉しかった。
前年対比で13 . . . 本文を読む
この週末、会社の研修でバンコクへ行って来た。
大阪の本部全体での研修であったが、私たちのグループは飲食店を中心に視察を行った。
1日にいくつものショッピングセンターをまわり、様々なお店を見ていると、「どのお店にお客様が集中しているのか」が見えてくる。
勝っているブランドは、だいたいどこのショッピングセンターでも勝っている。
すると、そこから、「集客するためのルール」というものが自然 . . . 本文を読む
昨日は都内で仕事の後、クライアントと一緒に2つの物件を見に行った。
いずれも駅前ビル内居酒屋の居抜き物件であるが、そのビル内における集客力の二極化を強く感じさせられた。
多くの居酒屋チェーンが集中する立地とあって、店頭でのキャッチ呼び込みの多さは全国共通となっているが、そんな中でも、行列を作っているお店もある。
僕がみている感覚では、塚田農場はだいたいどこも繁盛している。
一方で鳥 . . . 本文を読む
いまは“時代の潮目が変わるとき”なのかも知れないと最近考えさせられる。
あるご支援先の社長様は「今までの成功体験が全く通用しなくなる」とおっしゃる。
デフレでモノの価値が上がらなかった時代から、お金の供給量が増えることで相対的にモノの価値があがるインフレの時代へ。
ドル紙幣の供給量が爆発的に増えている中で相対的に円の価値が高まってきた円高の時代から円安の時代へ。
株安の時代から株高 . . . 本文を読む
「商品の向こう側にあるより抽象的で本質的なニーズ」にフィットすると一気にブレークスルーする。
スターバックスや丸亀製麺、カーブスをみているとそんなことを考えさせられる。
http://www.starbucks.co.jp/company/store.html
心地良い空間でゆっくりリラックスしたい という欲求
そこにコーヒーが寄り添う
気軽な価格で手早く食べたい という欲求 . . . 本文を読む
先日香川県にある製麺機メーカー大和製作所の本社へおじゃました。
藤井社長様とゆっくり話をさせていただいたが、久しぶりに「よく勉強されている経営者さんだなぁ」となんども感じた。
本は年間500冊程度読まれるそうだし、海外も含めて視察にも良く行かれている。
グーグル本社にも行かれたことがあるようで、グーグルの食堂を見て感銘を受けられ、かえってスグに「100%オーガニックの社員食堂」を作られ . . . 本文を読む
先週、4月度の「フードビジネス研究会」の定例会が東京にて開催された。
現在25社約30名の方にご入会いただいているが、各社の業績や成功事例を聞いていて、素晴らしい実績をみなさん上げられているなぁと感じさせられた。
特に、焼肉分科会のメンバー企業は絶好調で、過去最高月商をたたき出す会社や店舗が続出していた。
ある企業様は20店舗中13店舗で過去最高月商を達成された。
昨年苦しめられた . . . 本文を読む
昨日、一昨日とうちの会社のチームリーダー以上のメンバーの研修会が一泊二日でありました。
3月に小山会長が退任され、この4月からは高嶋社長がCEOとして組織に対してリーダーシップを取る元年である。
先月の会議で発表された「2020年船井総研物語」には具体的に向こう7年で具現化して行きたい指針と構想がまとめられているが、すごくワクワクさせられる。
そんな未来のビジョンに対して、チームリーダ . . . 本文を読む