失語症の闘病記&リハビリ記

平成18年7月、脳卒中(くも膜下出血)で病院に担ぎ込まれて、九死に一生を得てからの闘病記です。

脳梗塞が治る!?iPS細胞と違う「Muse細胞」夢の再生医療

2020-12-31 18:21:40 | 健康・病気

かれこれ、治療は分からないからスタートしてから、

(右往左往を与儀無くされてから)かれこれ15

年たってしまった・・

だめのとでもいた仕方がないと思う反面、何とかならないかと

思うのでした。ちょっと前にとある記事に目が行きちょっと待てよ

と言った事を思い出した。それがMuse細胞を使った治療法の事である。

記事の全文は以下の通り。・・・いつかきっと良くなる・・・確信

================== 週刊朝日 2020年8月14日

  

脳梗塞が点滴で治るPiPS細胞とも違う「Muse細胞」夢の再生医療

  

   


一般的な万能細胞は、特定の細胞へ人工的に誘導した後、基本的に

は手術で移植しまする懸念があり、実際に使う際の〃壁〃となって

いるが、Muse細胞はからだにある自然な細胞なので、腫瘍化の危険

性が低い。

さらには、特殊な免疫調節システムも持っているので、他人の細胞そのま

ま移植しても臓器移植でみられるような拒絶反応が起こらない。免疫

抑制剤も必要ないのだ。

課題もある。まずはコストだ。総じて再生医療は治療費が高額で、健康

保険で認められている治療にも、1千万円以上かかるものがある。東北

大学病院脳神経外科の新妻邦泰教授は言う。

「脳梗塞は一般的な病気であり、患者さんの数が多い。ですので、国の医療

費が圧迫される可能性もあり、あまり高額な治療費は現実的ではありません。

できるだけ安く、妥当な金額で提供してほしいというのが、臨床医としての

願いです」

次に供給の問題がある。わが国でぱ現在、商用目的でドナー(提供者)から

Muse細胞などの幹細胞を採取し、使うことは法律で規制されている。「ひと

りでも多くの人に幹細胞を用いた治療が広く行き届くためには、献血のよう

に国内で安定的に幹細胞を入手することができるシステムが必要です」(出

澤教授)

Muse細胞による再生医療について、日本脳神経外科学会評議員で、兵庫医科

大学脳神経外科の吉村紳一主任教授は、次のように話す。


「現時点で脳梗塞の後遺症に対する薬物治療はなく、リハビリによる機能の

回復にも限界があります。臨床試験の結果には大きく期待しています。一方

で、まったく新しい治療であり、長期的な安全性は今回の試験だけでなく、

時間をかけて検証する必要があるでしよう」


いずれにしても、Muse細胞による治療は開発途上。それを考えると、やはり

予防が大事だ。吉村主任教授は改めて、血圧や血糖値が高めの人はしっかり

生活改善や薬でコントロールを。たばこやお酒の飲みすぎもリスクになるの

で、禁煙と節酒を心がけて」と呼びかける。(本誌・山内リカ)

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