初戦の北朝鮮戦を1-1で引き分けた日本。絶対に落とせない第2戦は、開催国の中国が相手となる。中国は初戦で韓国と対戦し、後半ロスタイムの失点で2-3と惜敗。観衆の反日ムードも高まり、日本戦へ懸ける思いは非常に強いものと予想された。ただ、心配された日本の国歌斉唱時のブーイングは北朝鮮戦ほど大きくなく、中国サポーターの“自国を応援しよう” という姿勢が伝わってきた。
完全アウェーの中、立ち上がりから中国の激しい当たりに押され気味の日本。中国のロングボールを多用した攻撃に混乱し、自分たちのリズムを作れない。だが、徐々に落ち着きを取り戻して内容が良化していくと、17分にはDF駒野友一のクロスが起点となってMF山瀬功治が先制点。駒野が低い弾道の鋭いクロスにFW田代有三が飛び込み、相手GKがこぼしたボールを山瀬が押し込んだ。
ただ、スタジアムが静まりかえったのは一瞬だけ。フィジカルを活かした攻撃で猛反撃に出る中国に次々とチャンスを許し、再び観客は息を吹き返す。微妙な判定も中国に傾き、アウェーの洗礼を受ける日本。なんとか前半を1-0で終えたが、輝きを放ったのは山瀬や田代など少なく、DF内田篤人が相手選手に完全に競り負けるなど、後半に不安を残した。
岡田武史監督は、後半開始から駒野に代えてDF加地亮を投入。序盤から冷静に試合を運ぶ日本は、前半よりも格段と良いボール回しで中国を攻め立てる。しかし、54分にアクシデントが発生。MF中村憲剛の素晴らしいロングパスからDF安田理大が相手GKと1対1になるも、相手GKの“飛び蹴り”とも言える危険なタックルをまともに喰らって負傷退場。全くボールを見ていないタックルに日本のベンチは怒りを爆発するが、審判は相手GKにイエローカードを出しただけだった。
リスタートのFKはMF遠藤保仁が直接狙うが惜しくもゴールを外れる。その後は重苦しい雰囲気となるが、落ち着いた守備で中国の攻撃を対処。審判の冷遇にも負けず、山瀬が鋭いシュートを放つなど相手を押し返す。特に、試合を組み立てる遠藤の役割は大きく、チームに落ち着きをもたらしていた。
終了時間が近づくにつれ、ますます激しくなる中国のプレー。日本の選手たちは満身創痍で戦い続ける。84分にMF鈴木啓太が相手選手とつかみ合いを起こして険悪ムードとなるも、お互いにイエローカードの両成敗。88分には田代のシュートがゴールネットを揺らすが、ここはオフサイドの判定で追加点はならず。
試合終了間際、観客が発炎筒を炊くなどスタジアムに殺気が漂い始める。5分間と長いロスタイムにもめげず、日本はしっかりと1-0の無失点で試合を終えた。
耐え抜いた日本。タイトル獲得へ向けて、23日に韓国との最終戦に臨む。
土曜日の日韓戦が楽しみです。
完全アウェーの中、立ち上がりから中国の激しい当たりに押され気味の日本。中国のロングボールを多用した攻撃に混乱し、自分たちのリズムを作れない。だが、徐々に落ち着きを取り戻して内容が良化していくと、17分にはDF駒野友一のクロスが起点となってMF山瀬功治が先制点。駒野が低い弾道の鋭いクロスにFW田代有三が飛び込み、相手GKがこぼしたボールを山瀬が押し込んだ。
ただ、スタジアムが静まりかえったのは一瞬だけ。フィジカルを活かした攻撃で猛反撃に出る中国に次々とチャンスを許し、再び観客は息を吹き返す。微妙な判定も中国に傾き、アウェーの洗礼を受ける日本。なんとか前半を1-0で終えたが、輝きを放ったのは山瀬や田代など少なく、DF内田篤人が相手選手に完全に競り負けるなど、後半に不安を残した。
岡田武史監督は、後半開始から駒野に代えてDF加地亮を投入。序盤から冷静に試合を運ぶ日本は、前半よりも格段と良いボール回しで中国を攻め立てる。しかし、54分にアクシデントが発生。MF中村憲剛の素晴らしいロングパスからDF安田理大が相手GKと1対1になるも、相手GKの“飛び蹴り”とも言える危険なタックルをまともに喰らって負傷退場。全くボールを見ていないタックルに日本のベンチは怒りを爆発するが、審判は相手GKにイエローカードを出しただけだった。
リスタートのFKはMF遠藤保仁が直接狙うが惜しくもゴールを外れる。その後は重苦しい雰囲気となるが、落ち着いた守備で中国の攻撃を対処。審判の冷遇にも負けず、山瀬が鋭いシュートを放つなど相手を押し返す。特に、試合を組み立てる遠藤の役割は大きく、チームに落ち着きをもたらしていた。
終了時間が近づくにつれ、ますます激しくなる中国のプレー。日本の選手たちは満身創痍で戦い続ける。84分にMF鈴木啓太が相手選手とつかみ合いを起こして険悪ムードとなるも、お互いにイエローカードの両成敗。88分には田代のシュートがゴールネットを揺らすが、ここはオフサイドの判定で追加点はならず。
試合終了間際、観客が発炎筒を炊くなどスタジアムに殺気が漂い始める。5分間と長いロスタイムにもめげず、日本はしっかりと1-0の無失点で試合を終えた。
耐え抜いた日本。タイトル獲得へ向けて、23日に韓国との最終戦に臨む。
土曜日の日韓戦が楽しみです。
まさしくビクトリー(^_^)v
韓国戦も勝って優勝ですね!
また訪問します(^_^)/~