ムツ兄の、てげてげ人生日記

シマッチュ(奄美人)のムツ兄が、奄美での「テゲテゲ」(気まま)な暮しを記します。

ACミラン1対0で浦和レッズを下す。

2007年12月13日 22時00分00秒 | サッカー
13日、横浜国際総合競技場で準決勝の残り1試合が6万7005人の観衆を集めて行われ、アジア代表の浦和が、欧州代表のACミラン(イタリア)に0-1(前半0-0、後半0-1)で敗れた。ミランは後半23分にセードルフが決勝点を決めた。  

 ミランは16日に同じ会場で行われる決勝で、南米代表のボカ・ジュニアーズ(アルゼンチン)と対戦する。決勝が欧州勢と南米勢の顔合わせとなるのは、3大会連続。浦和は決勝前に行われるエトワール・サヘル(チュニジア)との3位決定戦に回る。

 ▽浦和・阿部 勝てなかったが、実りのある良い経験ができた。もう1試合(3位決定戦)残っているので、最後まで頑張りたい。

 ▽ACミラン・カカ 非常に満足している。勝つことしか考えなかった。浦和は本当によくやった。難しい戦いだった。(決勝に向けて)しっかり準備したい。

 ◇浦和、「大きな挑戦」実らず…欧州王者・ミランの壁厚く

 浦和のオジェック監督が試合前に語った「大きな挑戦」。その言葉通り、浦和はスタジアム全体の後押しを受けて欧州王者のACミランに立ち向かったが、壁は厚かった。

 司令塔ポンテを欠く浦和はFWの下に長谷部を置き、初戦のセパハン戦と同じ布陣。日本では個々の選手の能力の高さで守備を構築する浦和だが、ミランのスピードのある攻撃に耐えきれなかった。後半23分、左サイドから切れ込んだカカのパスを、セードルフに左足で押し込まれた。

 浦和は終始、ミランのスピードと強さの前に守備力を試され続けた。前半24分にもスピードに乗ったカカが阿部やネネの脇をドリブルですり抜け、セードルフに危険なシュートを打たれていた。浦和が自陣でボールをキープしてもミランの選手は激しく体を寄せ、守りの厳しさも味わった。

 ただ、守備的MF阿部はタイミングの良いタックルでボールを奪い、DF坪井も落ち着いたカバーリングを見せるなど、光る守備もあった。

 一方、ミラン守備陣の前にほとんど得点の予感すら漂わなかったのも事実。「ミランは世界最高のチームで成功を収めてきた。我々はアジアを勝ったばかり」(オジェック監督)という差は埋められなかった。【江連能弘】
(毎日新聞 - 12月13日 21:33)

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