ムツ兄の、てげてげ人生日記

シマッチュ(奄美人)のムツ兄が、奄美での「テゲテゲ」(気まま)な暮しを記します。

南海キャンディーズ

2006年01月29日 21時00分10秒 | お笑い
ちっちゃなメガネをかけてツッコミを入れる山里亮太(28)=通称・山ちゃん・写真左=と、1メートル82の大柄でボソっとボケる山崎静代(26)=しずちゃん・写真右=の、久々に登場した男女漫才コンビだ。勢いに乗って、しずちゃんは銀幕デビューが決定。そんな相方の人気ぶりにコンビ解消の不安を募らせる山ちゃん。南キャンに明日はあるのか!?



「こちらのお嬢さんが最近、遠くに行き過ぎましたからね。想定の範囲外ですよ。危機感があります…」

東京・新宿の劇場「ルミネtheよしもと」へ出番を待つ2人を訪ねると、いきなり山ちゃんのぼやき節が飛び出した。

コンビ結成からわずか2年半でテレビとラジオのレギュラー8本を持つ超売れっ子なのに、その理由は? 「しずちゃんのソロ活動が多すぎて、その間、僕の仕事が休みになるんですよ」。その隣で、楽屋の天井に頭がつきそうな勢いのしずちゃんが「活動を始めた時から、こうなるの分かってたから驚いてません。もともとアイドルめざしてましたから」とボソリ。
しずちゃん

しずちゃん人気は漫才だけにとどまらず、今やCMにグラビアに女優にと引っ張りダコだ。特に男性誌「週刊プレイボーイ」でのグラビアデビューは衝撃的だった。Hカップの巨乳にB102W82H102の文字通りダイナマイトバディーをセクシー!?ショットで見せつけた。

「プロポーションには自信がありますから。でも、頻繁には見せたくないんですよ。次は3年後かな。60歳になっても変わってないねと言わせたい」としずちゃん。隣で山ちゃんが「由実かおる状態ね」と思わず突っ込む。

今夏公開の映画「フラガール」(李相日監督)では銀幕デビューを飾り、フラダンスを一生懸命覚えようとする村娘役で出演。しずちゃんは「オファーをもらった時は、ついに来る日が来たなと。共演者が松雪泰子さんに豊川悦司さんでしょ、ヤリーって叫びました」と喜び勇んで撮影に臨んだ。

が、最初のシーンで「監督から『自由にやってみて』と言われてアレンジしたり、誇張したりして演じたら、『そんな動きはいらん』って怒られた(笑)」といきなり失敗。ただ、「しずちゃんとしてやるんじゃなく、さゆりという役の中で演じる面白さを感じてます」と充実した毎日を送っている。

そんなしずちゃんに危機感を抱く山ちゃんも「六本木の交差点でキャバクラ嬢と歩いていたら、街頭スクリーンに僕の出演するauのCMが流れてびっくりしましたね。思わず自慢しちゃいました」と、売れっ子になった実感を感じている。

2人は、昨年大みそかのNHK「紅白歌合戦」にゲスト出演し、WaTと絡んだシーンが審査発表、SMAPに次ぐ瞬間視聴率3位(47・7%)を記録。数字でも人気を実証してみせた。
南海キャンディーズ

今や飛ぶ鳥を落とす勢いの南海キャンディーズ。ボソッとぼける“しずちゃん”こと山崎静代と、カン高いツッコミを入れる“山ちゃん”こと山里亮太。1メートル82と1メートル78の巨人コンビだ=東京・新宿(財満朝則)

ではこの異色コンビ、どんな経緯で誕生したのか。しずちゃんは大阪で短大卒業後、劇団に所属してオーディションを受けまくっていた。「モーニング娘。も受けました。一番気持ちが入る長渕剛の『巡恋歌』を歌ったけど、後藤真希しか受からんかった。ちょっと違うなと思って、お笑いの道へ入ることにしたんです」。うーん、アイドルを捨ててお笑いへ。

一方の山ちゃんは千葉県出身だが、高校卒業後、大阪へ乗り込み関西大学へ進学。そして、NSC(吉本総合芸能学院)でお笑いを学んだ。「逆輸入に憧れていたんです。大阪で売れて東京に帰ってこようって。今、ずっげえ気持ちいいですよ」。

ただ、ここにたどり着くまでは下積みの連続。「僕はイタリア人というピン芸人をやってて、空調の音が聞えるぐらい滑ってた。同じ劇場に出ていたしずちゃんの面白さにハマってスカウトしたんです」と山ちゃん。その時「山崎二宮」という男女コンビを組んでいたしずちゃんは、「相方が男前で、2人きりになるとモヤモヤした気持ちになってた。山ちゃんに誘われて、こいつやったら大丈夫やなと思って」。かくして南キャンは誕生した。

が、コンビを結成しても劇場やテレビには出演できず、知り合いのバーで定期的にネタを披露して芸を磨いた。そんな2人に一昨年12月、若手漫才NO・1を決めるM-1グランプリで準優勝という転機が訪れる。それまで月に2本だった仕事が、瞬く間にスケジュール帳が真っ黒になった。ただ、昨年のM-1は決勝に進んだものの、進出した9組中、最下位に。

「あそこでふんどしを締め直さないとと思えた。『テレビの仕事があるから』と思うようになったら僕たちは終わる。ずーっと漫才をやっていきたいです」と山ちゃん。しずちゃんも「私も漫才をずーっと続けていくことで、成長もしていけると思う」と同調したものの、「アイドルに憧れていたので、どんどんソロ活動もやります」と続けた。

しずちゃんの野望に埋没しないためも、山ちゃん、芸を磨かないとね。トークのキレはいかしているんだから。

(山下伸基)
■南海キャンディーズ

山里亮太(昭和52年4月14日、千葉県生まれ)と山崎静代(同54年2月4日、大阪府生まれ)が平成15年6月に結成。山ちゃんが行き着けのバーのおかまのママから「Mr.キャンディー」と呼ばれていたキャンディーと、しずちゃんが「南海電鉄からCMをもらいたい」という思いを込めた南海という言葉をドッキングさせて命名した。16年のM-1で準優勝してブレーク。上方漫才大賞優秀新人賞を受賞した。
★紅白デビューへ鼻歌特訓!?

南キャンの次なる野望は歌手デビューだ。「紅白には歌おうと思って行ったんですけど、尺(時間)が足りなかったみたい。今年はシャンソン歌手で出ます。我流ですけど、鼻歌で練習してます」としずちゃん。隣で山ちゃんから「鼻歌程度で紅白めざすなよ。失礼だよ!!」とツッコミを入れられると、「ビジーフォー(モト冬樹やグッチ裕三が所属したコミックバンド)に曲を書いてもらいたい」と大ボケをかましていた。

実は人気デュオ、ゆずの新アルバム「リボン」の収録曲「チェリートレイン」に声で参加した。そんな縁から、「ゆずに本格的な歌を書いてもらうのも手かな」と夢を膨らます山ちゃんに、しずちゃんは「南海キャンディーズで紅白出るんやったら、男がいっぱいいる白組がええな」。どこまでもボケをかましていた。

<サンスポ>より

今日は旧暦の正月です。僕の親父とお袋は老人クラブの新年会でばしゃやま村に行って楽しかったようです。
夕方のNHKのニュースを観てたら、横浜の中華街でも旧暦の正月(春節)を祝う
模様が映っていて、親近感を持ちました。
僕は今日も低調、だらだら~の雨の一日でした。

I am OK




最新の画像もっと見る