ムツ兄の、てげてげ人生日記

シマッチュ(奄美人)のムツ兄が、奄美での「テゲテゲ」(気まま)な暮しを記します。

『闇の子供たち』(やみのこどもたち)

2010年03月29日 22時00分00秒 | 読書
内容は、幼児売買や幼児売春、幼児の臓器売買等、とてもショッキングなものです。
この作品はフィクションですが、世界の貧しい地域では、この本に描かれているような事柄が現実に起きているのではと思うと、暗澹たる気持ちになりました。

あらすじ:舞台はタイ。ヤイルーンは8歳のときに実の親に売られて、タイ北部の貧しい山岳地帯の村からバンコクに連れて行かれた。両親は娘を売った金で冷蔵庫とテレビを手に入れた。ヤイルーンは日本や欧米などの世界中の富裕層が集まる売春宿に連れて行かれ、大人たちの性的玩具にされていた。1年後、エイズを発症したヤイルーンは商品としての価値をなくし食事も与えられず、ゴミ袋に入れられ、処理場に捨てられる。そして、ヤイルーンが売られたその 2年後、今度は8歳になった妹のセンラーが売春宿に売られていった。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より

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