ムツ兄の、てげてげ人生日記

シマッチュ(奄美人)のムツ兄が、奄美での「テゲテゲ」(気まま)な暮しを記します。

CL、リヴァプール決勝進出、チェルシーの夢を砕く

2005年05月04日 17時00分00秒 | サッカー
 チャンピオンズリーグ(以下CL)は現地時間3日(以下現地時間)に準決勝のセカンドレグが行なわれ、開始4分にルイス・ガルシアが挙げた1点を守ったリヴァプールが1対0でチェルシーを下し、2試合合計スコアでも1対0で決勝進出を果たした。
 リヴァプールの決勝進出は、前身のチャンピオンズカップ時代を含めると1984-85シーズン以来6度目。これで25日のイスタンブールでの決勝では、ミラン対PSVの勝者とビッグイヤーをかけて争うことになる。
 一方、週末にプレミア制覇を達成したばかりのチェルシーは昨シーズンに続き、準決勝で敗退。昨シーズンのポルトに続き、監督として2シーズン連続でのCL制覇をねらったモウリーニョだが、叶わず。その夢を砕いたのは、昨シーズン、バレンシアを率いてUEFAカップを制したベニテスだった。
 勝負を分けたルイス・ガルシアのシュートがゴールラインを越えていたかどうかは、リプレーを見ても判断が難しいほど微妙だった。ゴール前に抜け出したバロシュがGKツェフと交錯し、そのこぼれ球にルイス・ガルシアが素早く反応。シュートはブロックに入ったテリーに当たり勢いを失っていたが、ゴールライン上でのガラのクリアも及ばず、判定はゴールインだった。
 先制ゴールで勢いを増し、前半の主導権を握ったのはリヴァプール。ルーズボールに対する反応も早く、気合いの入ったタックルを見せ、中盤の争いを制すと、出場停止のシャビ・アロンソの代わりを務めたハマンも時間とスペースを作り出し、攻撃を組み立てた。
 ただ、1点を取って同点に追い付けば、アウェイゴールで上回り決勝進出となるチェルシーも、後半はゴールを目指して攻撃に転じた。しかし、リヴァプールの堅守の前に決定的なチャンスはほとんど作れず。90分間を通して、枠内シュートはランパードのFKによる1本だけ。終盤には途中出場のロッベンのプレーが流れを引き戻したかにも見えたが、ゴールまでは至らず。終了間際にグジョンセンが角度のないところからねらったシュートもわずかにゴール左に外れた。
 途中、サポーターふたりがピッチに乱入し、ロスタイムが6分と長かったこともあり、アンフィールドのサポーターは異様な緊張感のなか、試合終了のホイッスルを待つことに。ただ、最後は20年前にタイムスリップしたかのような、歓喜に包まれた。

僕は、チェルシーに勝ちあがってもらい。決勝も制して、モウリーニョ監督が2年連続で、しかも違うクラブでビッグイヤーを手にして欲しかったので、残念だ。
でも、リヴァプールを決勝では応援しようと思う。最近低迷していたから、これを契機に復活して欲しい。


2005.05.03 リヴァプール(ENG) 1-0(1-0) チェルシー(ENG)
【得点者】
リヴァプール:ルイス・ガルシア(4分)

※カッコ内は2試合合計スコア
※※ENG=イングランド


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