おはようございます。けん・たかくらです。
せっかく作りましたので全部まとめて総集編とします。
サピックスが来年度の予想偏差値を公表しました。
以前は「どの位置にいれば合格できますか」というタイトルで
サピックスと四谷大塚の50%偏差値について見ていきましたが
今回は中学受験では一般的な80%偏差値について見ていきたいと思います。
サピックスが公表しているのは80%の偏差値になります。
この塾は男女混合で偏差値を算出しています。
選択する学校は私が首都圏三大塾合格実績比較で掲載している学校です。
以下の偏差値は80%偏差値です。
右に%で表示しているのは正規分布の場合の上位からの位置です。
① 男子トップ5校
筑駒 71・・・1.7%
開成 66・・・5.4%
麻布 60・・・15.8%
武蔵 55・・・30.8%
駒東 61・・・13.5%
② 女子トップ5校
桜蔭 62・・・11.5%
女子学院 59・・・18.4%
雙葉 58・・・21.1%
豊島岡① 60・・・15.8%
フェリス 55・・・30.8%
③ 神奈川御三家
栄光 61・・・13.5%
聖光① 63・・・9.6%
浅野 56・・・27.1%
④ 千葉御三家
渋幕① 男子62・・・11.5% 女子62・・・11.5%
東邦① 男子50・・・50.0% 女子50・・・50.0%
市川① 男子52・・・42.0% 女子52・・・42.0%
※ 東邦①というのは前期のことです。
⑤埼玉有力5校
栄東A 男子44・・・72.6% 女子44・・・72.6%
開智① 男子44・・・72.6% 女子44・・・72.6%
立教新座① 49・・・54.0%
浦和明の星① 55・・・30.8%
淑徳与野① 47・・・61.8%
⑥早稲田3校
早稲田① 57・・・24.1%
早大学院 53・・・38.2%
早実 男子54・・・34.4% 女子59・・・18.4%
⑦慶應3校
普通部 57・・・24.1%
湘南藤沢 男子57・・・24.1% 女子60・・・15.8%
中等部 男子56・・・27.1% 女子63・・・9.6%
⑧男子準トップ11校
海城① 57・・・24.1%
芝① 51・・・46.0%
攻玉社① 47・・・61.8%
巣鴨① 46・・・65.6%
城北① 45・・・69.2%
本郷① 46・・・65.6%
暁星 48・・・58.0%
サレジオA 51・・・46.0%
桐朋 43・・・75.9%
立教池袋① 45・・・69.2%
学習院① 45・・・69.2%
⑨女子準トップ11校
白百合 55・・・30.8%
吉祥① 50・・・50.0%
鴎友① 50・・・50.0%
立教女学院 47・・・61.8%
学習院女子A 47・・・61.8%
洗足① 52・・・42.0%
頌栄① 47・・・61.8%
晃華① 45・・・69.2%
東洋英和A 44・・・72.6%
横浜雙葉 46・・・65.6%
横浜共立A 46・・・65.6%
⑩その他共学有力6校
筑波大附属 男子61・・・13.5% 女子60・・・15.8%
学芸大世田谷 男子51・・・46.0% 女子51・・・46.0%
小石川 男子56・・・27.1% 女子56・・・27.1%
渋谷渋谷① 男子54・・・34.4% 女子57・・・24.1%
青山学院 男子44・・・72.6% 女子51・・・46.0%
明大明治① 男子53・・・38.2% 女子53・・・38.2%
全部で55校、共学男女通算して69校見ましたけれど
最終的に以下のような感じですよね。
10%未満 4校
10%以上20%未満 12校
20%以上30%未満 10校
30%以上40%未満 9校
40%以上50%未満 8校
50%以上60%未満 6校
60%以上70%未満 13校
70%以上80%未満 7校
ということは
上位から10%の位置にいる生徒の場合、安全圏に入っているのは65校・・65勝4敗
上位から20%の位置にいる生徒の場合、安全圏に入っているのは53校・・53勝16敗
上位から30%の位置にいる生徒の場合、安全圏に入っているのは43校・・43勝26敗
上位から40%の位置にいる生徒の場合、安全圏に入っているのは34校・・34勝35敗
上位から50%の位置にいる生徒の場合、安全圏に入っているのは26校・・26勝43敗
上位から60%の位置にいる生徒の場合、安全圏に入っているのは20校・・20勝49敗
上位から70%の位置にいる生徒の場合、安全圏に入っているのは7校・・7勝62敗
上位から80%の位置にいる生徒の場合、安全圏に入っているのは0校・・0勝69敗
サピックスの80%偏差値について見てきましたけれど
私の意見、感想も述べておきます。
上位から10%の位置にいる生徒の場合、65勝4敗
勝率9割4分2厘
上位から20%の位置にいる生徒の場合、53勝16敗
勝率7割6分8厘
上位から30%の位置にいる生徒の場合、43勝26敗
勝率6割2分3厘
ここまでは問題ないですね。御三家の可能圏(50%以上80%未満)に入っている子が
ほとんどですから「まあ、サピでうまくいっていますね」と言えるレベルだと思います。
上位から40%の位置にいる生徒の場合、34勝35敗
勝率4割9分3厘
上位から50%の位置にいる生徒の場合、26勝43敗
勝率3割7分7厘
御三家はチャレンジ圏(50%未満)になってしまいます。
ただ、2番手校の合格は間違いない位置ですから、御三家もしくは2番手上位校に
チャレンジしていく層ですね。
大きな問題はない学力層だと思います。
上位から60%の位置にいる生徒の場合、20勝49敗
勝率2割9分
上位から70%の位置にいる生徒の場合、7勝62敗
勝率1割1厘
御三家はちょっと難しくなりますけれど2番手校の合格は何とか確保できる層ですね。
2番手上位校にチャレンジし、2番手下位校で押さえていくという併願パターンを
組んでいく子が多いかな。
行き場を確保して2日、3日の御三家同等にチャレンジしていく子たちは多くいます。
偏差値45が上位69.2%でほぼ7割。
この位置はなんとしても超えていかねばなりませんがハードルの位置は低い。
ですから私はサピで成績が低迷している御家庭に対しても安易に転塾するよりは
サピでがんばった方がいいですよとお話ししています。
続きはまたあらためて。
Carpenters - A Song For You
せっかく作りましたので全部まとめて総集編とします。
サピックスが来年度の予想偏差値を公表しました。
以前は「どの位置にいれば合格できますか」というタイトルで
サピックスと四谷大塚の50%偏差値について見ていきましたが
今回は中学受験では一般的な80%偏差値について見ていきたいと思います。
サピックスが公表しているのは80%の偏差値になります。
この塾は男女混合で偏差値を算出しています。
選択する学校は私が首都圏三大塾合格実績比較で掲載している学校です。
以下の偏差値は80%偏差値です。
右に%で表示しているのは正規分布の場合の上位からの位置です。
① 男子トップ5校
筑駒 71・・・1.7%
開成 66・・・5.4%
麻布 60・・・15.8%
武蔵 55・・・30.8%
駒東 61・・・13.5%
② 女子トップ5校
桜蔭 62・・・11.5%
女子学院 59・・・18.4%
雙葉 58・・・21.1%
豊島岡① 60・・・15.8%
フェリス 55・・・30.8%
③ 神奈川御三家
栄光 61・・・13.5%
聖光① 63・・・9.6%
浅野 56・・・27.1%
④ 千葉御三家
渋幕① 男子62・・・11.5% 女子62・・・11.5%
東邦① 男子50・・・50.0% 女子50・・・50.0%
市川① 男子52・・・42.0% 女子52・・・42.0%
※ 東邦①というのは前期のことです。
⑤埼玉有力5校
栄東A 男子44・・・72.6% 女子44・・・72.6%
開智① 男子44・・・72.6% 女子44・・・72.6%
立教新座① 49・・・54.0%
浦和明の星① 55・・・30.8%
淑徳与野① 47・・・61.8%
⑥早稲田3校
早稲田① 57・・・24.1%
早大学院 53・・・38.2%
早実 男子54・・・34.4% 女子59・・・18.4%
⑦慶應3校
普通部 57・・・24.1%
湘南藤沢 男子57・・・24.1% 女子60・・・15.8%
中等部 男子56・・・27.1% 女子63・・・9.6%
⑧男子準トップ11校
海城① 57・・・24.1%
芝① 51・・・46.0%
攻玉社① 47・・・61.8%
巣鴨① 46・・・65.6%
城北① 45・・・69.2%
本郷① 46・・・65.6%
暁星 48・・・58.0%
サレジオA 51・・・46.0%
桐朋 43・・・75.9%
立教池袋① 45・・・69.2%
学習院① 45・・・69.2%
⑨女子準トップ11校
白百合 55・・・30.8%
吉祥① 50・・・50.0%
鴎友① 50・・・50.0%
立教女学院 47・・・61.8%
学習院女子A 47・・・61.8%
洗足① 52・・・42.0%
頌栄① 47・・・61.8%
晃華① 45・・・69.2%
東洋英和A 44・・・72.6%
横浜雙葉 46・・・65.6%
横浜共立A 46・・・65.6%
⑩その他共学有力6校
筑波大附属 男子61・・・13.5% 女子60・・・15.8%
学芸大世田谷 男子51・・・46.0% 女子51・・・46.0%
小石川 男子56・・・27.1% 女子56・・・27.1%
渋谷渋谷① 男子54・・・34.4% 女子57・・・24.1%
青山学院 男子44・・・72.6% 女子51・・・46.0%
明大明治① 男子53・・・38.2% 女子53・・・38.2%
全部で55校、共学男女通算して69校見ましたけれど
最終的に以下のような感じですよね。
10%未満 4校
10%以上20%未満 12校
20%以上30%未満 10校
30%以上40%未満 9校
40%以上50%未満 8校
50%以上60%未満 6校
60%以上70%未満 13校
70%以上80%未満 7校
ということは
上位から10%の位置にいる生徒の場合、安全圏に入っているのは65校・・65勝4敗
上位から20%の位置にいる生徒の場合、安全圏に入っているのは53校・・53勝16敗
上位から30%の位置にいる生徒の場合、安全圏に入っているのは43校・・43勝26敗
上位から40%の位置にいる生徒の場合、安全圏に入っているのは34校・・34勝35敗
上位から50%の位置にいる生徒の場合、安全圏に入っているのは26校・・26勝43敗
上位から60%の位置にいる生徒の場合、安全圏に入っているのは20校・・20勝49敗
上位から70%の位置にいる生徒の場合、安全圏に入っているのは7校・・7勝62敗
上位から80%の位置にいる生徒の場合、安全圏に入っているのは0校・・0勝69敗
サピックスの80%偏差値について見てきましたけれど
私の意見、感想も述べておきます。
上位から10%の位置にいる生徒の場合、65勝4敗
勝率9割4分2厘
上位から20%の位置にいる生徒の場合、53勝16敗
勝率7割6分8厘
上位から30%の位置にいる生徒の場合、43勝26敗
勝率6割2分3厘
ここまでは問題ないですね。御三家の可能圏(50%以上80%未満)に入っている子が
ほとんどですから「まあ、サピでうまくいっていますね」と言えるレベルだと思います。
上位から40%の位置にいる生徒の場合、34勝35敗
勝率4割9分3厘
上位から50%の位置にいる生徒の場合、26勝43敗
勝率3割7分7厘
御三家はチャレンジ圏(50%未満)になってしまいます。
ただ、2番手校の合格は間違いない位置ですから、御三家もしくは2番手上位校に
チャレンジしていく層ですね。
大きな問題はない学力層だと思います。
上位から60%の位置にいる生徒の場合、20勝49敗
勝率2割9分
上位から70%の位置にいる生徒の場合、7勝62敗
勝率1割1厘
御三家はちょっと難しくなりますけれど2番手校の合格は何とか確保できる層ですね。
2番手上位校にチャレンジし、2番手下位校で押さえていくという併願パターンを
組んでいく子が多いかな。
行き場を確保して2日、3日の御三家同等にチャレンジしていく子たちは多くいます。
偏差値45が上位69.2%でほぼ7割。
この位置はなんとしても超えていかねばなりませんがハードルの位置は低い。
ですから私はサピで成績が低迷している御家庭に対しても安易に転塾するよりは
サピでがんばった方がいいですよとお話ししています。
続きはまたあらためて。
Carpenters - A Song For You