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けんコラム

健康つくり

言葉が発するもの  (言霊?)

2015-02-20 08:40:19 | 日記
すごく大切なことだとあらためて気づかされました。
普段全く気にもかけなかったことなんだけど~  読んだものから抜粋しますね。
「言葉」には、力(エネルギー)があるって知っていますか?
日頃何気なく発している言葉。
「ツイテないな」
「運が悪いな」
「なんかいいことないかな」
…ついつい口走ってはいませんか。

言葉は使いすぎると、口癖になってしまいがち。
口癖になっていることも知らずにいると
身体も心にも染みついてしまいがち。
何だか知らず知らずのうちに
「だるくなったり」「気持ちも重たく沈んでいたり」…
そこでまた、大きくため息をついて発してしまう
「あ~あ、ついてないな。何かいいことないかな~」
これって悪循環です。
すっぱり断ち切りましょう!

ならば、その言葉の力、軌道修正してみてはどうでしょう。
「な~んかおもしろい」
「ついてるかも」
「うれしい。幸せだな~」

そんなこと思ってもいないから言えない。
いえいえ思わなくてもいいんです。
口癖を作っちゃえばいいんです。口癖にするんです。
思わずいつものように「ツイてないな~」の後に
「いやいややっぱツイてるわ」って修正したりしてね。
これって意外と成功します。
日頃話す言葉を少し修正するだけで、気づけば日頃話す「言の葉」は、
ひらひらと空中を舞って少しずつ現実を変え、あなた自身を変えてくれるのです。
どう変わりたいか、どうなりたいかは、あなたの言葉次第です。
口に出して言うことは、本当に大事なんですね。

●あらためて『 発酵食品 』

2014-11-26 10:00:32 | 日記
 発酵とは、細菌類や酵母類などの作用によって、人間にとって有益な物質となることです。
例えば、
目の前に煮た豆があったとすると、悪玉菌がついた豆は食べられないので「腐敗」。
善玉菌(納豆菌)がついた豆は納豆になり、食べられるので「発酵」となります。
牛乳も発酵すればヨーグルトやチーズになります。
「腐敗」も「発酵」も、どちらも微生物の活動による作用ですが、人間にとって「有害」なのか「有益」なのかの違いであり、
長い年月を経て「有益」さを獲得してきたものなんですね。
私たちの生活には「発酵」なくして成り立たないといっても過言ではありません。それは様々な食品のみならず、
たい肥の製造、下水道処理、ペニシリンに代表される抗生物質の生産、衣類の汚れを落とす洗剤の酵素など、
暮らしの様々な場面で発酵の力が使われていることからも分かります。
発酵に関わる微生物は主に「かび」「酵母」「細菌」の3種類です。
「かび」の代表例 こうじ菌:日本酒やしょうゆ、みそ、かつお節などの製造に使われます。
「酵母」の代表例 酵母菌 :パンや日本酒、ビール、ワインなどの製造に使われます。
「細菌」の代表例 乳酸菌 :ヨーグルトやチーズなどの製造に使われます。
 食品に限ってみても古くから発酵の技術が用いられてきました。
米が主食の日本では、大豆を塩麹に漬けることで「みそ」や「しょうゆ」の原型が生まれ、納豆菌を付けることで「糸引き納豆」を作りました。
畑の肉ともいわれる大豆には、タンパク質が豊富に含まれいます。
ごはんに納豆に味噌汁という伝統的な和食の朝ごはんは、健康を保つことにもつながっていました。
そうした先人の智慧は、各地の食文化となって、今でも残されています。
代表的なものを上げてみると……
北海道:めふん 青森県:アケビのなれずし 秋田県:しょっつる 山形県:三五八漬け 福島県:三五八漬け 新潟県:かんずり
茨城県:納豆 東京都(伊豆七島):くさや 千葉県:濃口しょうゆ 長野県:すんき漬け 静岡県:かつお節・わさび漬け 愛知県:溜しょうゆ
八丁みそ・本みりん 石川県:いしる・かぶら寿し 福井県:へしこ 滋賀県:鮒ずし 京都府:すぐき漬 香川県:いかなごしょうゆ
高知県:かつお節・碁石茶 鹿児島県:かつお節  ‥等。

 発酵食品の良いところ
①健康をサポート
・免疫力を高める 
 乳酸菌や納豆菌は腸内の善玉菌を助け、悪玉菌を抑制し、免疫力が高まります。
・血をサラサラに 
 大豆などに多く含まれるイソフラボンは、発酵によって体に吸収されやすくなります。
 イソフラボンには、血中の悪玉コレステロールを減らす作用があります。
・アンチエイジング 
 ワインに多く含まれるポリフェノールには、抗酸化作用があります。
②食べ物をおいしく
・食品に含まれているタンパク質やでんぷんは、発酵によってブドウ糖やアミノ酸になり、うま味になります。
 さらには、酢酸菌やグルタミン酸の働きなどでも、味の相乗効果を生み、さまざまな香りや味わいを生み出しています。
③保存性を高める
・野菜を漬物に、魚を魚醤やなれずしに、牛乳をヨーグルトにすると、腐らせずに保存することができるようになります。
 ただし、昔と違って今は、さまざまな食品がすぐに手に入るようになり、発酵食品の保存性という機能の役割は小さくなっています。
 健康志向の高まりもあって、発酵で使う塩分なども控えめになっています。

先人の貴重な経験と智慧から生まれた発酵食品ですが、生活習慣が大きく変わってきた現代、我々日本人もほんの数十年前にくらべて
急速に肉類やパンといった欧米型の食スタイルに変わってきました。
米を中心とした食習慣から大きく変わり、日本独自の発酵食品を摂取する機会、量も減ってきたのが事実です。
ストレス社会、時間に追われる現代、日本古来の発酵食品をもう一度今の食生活に取り入れてみてはいかがでしょうか?