ザック・ジャパンに勇気をもらった。

2013-06-21 09:37:07 | 日記



昨日、通勤時間帯ではあったが、日本国民はみんなコンフェデレーションCUPを固唾を呑んで見守っていたと思います。前戦のブラジル戦では惨敗し、日本代表のいいところが発揮できなかった。そして、各選手は力の格差を感じ、負けを認めていました。しかし、我々、日本のサポーターは信じていました。彼らならきっとやってくれると。
そして、昨日の第二戦のイタリア戦に仕切り直して、日本の雄姿を思い浮かべながら、みんな熱い思いを胸に
観戦したと思います。このままでは引き下がれない、彼らの思いをサポーターは感じていたと思います。
そんな中で臨んだイタリア戦の前半、序盤から、ホンダのPK、香川の華麗なるボレーシュートによる2得点はどんなにか日本中に歓喜を呼び起こしたか、そして、彼らのこの試合にかける意気込みはひしひしと伝わってきました。今日は何か違うぞ、こいつらは何かやらかすぞって思いになりました。
試合が終わってみると、4-3で惜敗しましたがでも、我々サポーターはブラジル戦とは違った、後味の悪い思いとは全く異なる希望を見出しました。ザッケローニ監督は敗戦に悔しがり、肩を落とすイレブンに自ら拍手を送り彼らを迎えました。彼らは負けても素晴らしい試合をしたと、対戦相手のイタリアの監督もこれほど苦しめられた試合は無かったと日本イレブンを称賛しました。各国、メディアも日本の戦いぶりを称賛していました。日本は3-2で逆転されても尚も攻撃を仕掛けて、戦況を有利に運び、得点への執念に燃えていました。
それが3点目のセットプレー、遠藤からの絶妙なサイドからのキックで岡崎が頭で合わせた得点を生み出しました。日本チームの守備の乱れもありましたが、それは来年のワールドカップまでに克服できると確信しました

兎に角、このイタリア戦で日本チームの得たものは、絶大であるとの思いと来年のワールドカップに決勝で残る日本代表の姿が彷彿としてきました。

試合をしている選手たちにはそれぞれの思いがあり、これだけいい試合をしてもみんな、納得してませんし、むしろ、各選手が敗因を自分の中に求めて、悔しがっていました。彼らは勝つことが使命でありまた、いつも
そのことだけを思い戦いに臨んでいます。だから、我々、サポーターの思いと選手たちの思いとでは違いは当然です。この戦いにおいて、日本のサポーターはきっと誰も彼らを責める思いを持った者はいないと思います。私は本田が自分の言動に臆したコメントを残していますが、誰も彼を非難しないと思っています。
いいじゃないですか、彼の大言壮語。僕はあの言葉があったから、みんなここまで善戦できたと思いますし、
負けたことをある意味、ちっとも悔やんでいません。

何よりも、サッカーの素晴らしさ、諦めないで戦い続ける尊い姿に全国民は感動しました。そして、それが
日本国民の勇気となって今や来年のワールドカップに思いを馳せているのです。