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カップ焼きそばの想い出

 薔薇とローズマリー(我が家の庭 2022.10.23)

 


 カップ麺はあまり食さない私だが、単身で関東にいたころは完徹し、始発電車でアパートのある中央林間へ帰り仮眠の後、その日の昼過ぎに出社していた。できるだけ朝はご飯に味噌汁や卵焼きをつくるようにはしていたが、疲れたり忙しい時はカップ麺に頼らざるを得ない日々もあった。カップ焼きそばに湯を入れて、熱闘の湯切りをする際、流し台から「ボコッ」「ボコッ」と音がする。侘しい響きだ。一応関西圏在住の私だが、最近スーパーやドラッグストアのカップ麺売り場を見ると関東でよく見かけた、まるか食品のペヤング」を多く見かけるようになった。しかも超大盛、メガサイズ、激辛と普通のソース味の混ざったもの、具材がたくさんのものなどバラエティに富んでいて売り場の中、所狭しと並んでいる。ペヤングと聞くと単身赴任時代のことをすぐ思い出してしまう。ペヤングが出てから後に「Peyong」(ペヨング)という似た名前の商品が出た。どこかの国のバッタもんかと思ったら、まぎれもなくまるか食品の商品で、その最大の違いはというと、「Peyong」の方がペヤングより35円ほど安くなっていたことだ。なんと「Peyong」はまるか食品の「ペヤング」の廉価版だった。
(まるか食品ウェブサイトより)

 対して、安藤百福さんが創業者で大阪生まれ日清の「UFO」の名前の由来は、物知りの皆様なら既にご承知の通り。関西弁風に言うと、「ピンクレディーのUFOと違いまっせ」「だったら何やねん」「由来はなあ、Uうまい、F太い、O大きいやねん」、「けど、あのカップの形はどう見てもUFOに見えるやん」そんなツッコミが聞こえてきそう、私自身は空飛ぶ円盤をダブらせているんじゃないかなと思う。事の真相はわかりまへん。

 話をペヤングに戻すと、ビッグサイズのカロリーを見たら、1000キロカロリーを超えていた。更に大きいのをみたら「決して一人では食べないでください」との文字(そんなん食えへんでぇ)。「一平ちゃん」(明星)「やきそば弁当」(東洋水産)「焼きそばバゴォーン」(東洋水産)も忘れてはならない。

 最後に、「UFO」じゃなく「U.F.O.」が正解。既に「UFO」が商標登録されていたので点を付けてOKとなったそうだ。

もうしばらくかかりそうだが、減量が目標達成の暁には忙しいかった単身時代、関東の「風」を思い出し空飛ぶ円盤のような丸い容器、お弁当箱のような容器のカップ焼きそばをしみじみと食べようと思っている。「ボコッ」「ボコッ」


 今日も素敵な一日になりますように!

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