「我が家にキャンピングカーがやってきた」
そして・・・結果、趣味をフルに活用できて子供達と過ごす短~い期間の中で苦渋?の選択にてキャンピングカーを購入する事にした。ちなみに我が家のキャンプ日誌を数えてみた。ブログを始めてカウントしてからの通算で訪れたキャンプ場は49箇所(山岳・ディも含む)年数別には2007年は21箇所、2008年18箇所、2009年は10箇所であった。今年も最終キャンプの予定もあるので、記念すべく50箇所になりそうである。殆どキャンプ病にやられているのも現実だ!
購入先のビルダーは特殊なポップアップ仕様が有名な「アムクラフト社」である。愛知に本社がある企業だが、埼玉県にアムクラフト東京代理店も有り、共通の知り合いもいる縁もあって契約をする事にした。責任者はみっちゃん事、営業整備士の金子さんである。

(アム・クラフト東京 展示車の写真使用)
車種名は「アウラ」女性の観点から作り上げられた使い勝手の良い仕様になっている。一般的なキャンピングカーの室内は茶系の木を使う事が多いなか、アムクラフトの特徴の白木の家具やグレー調の内装でママも気にいってくれた。また社内高160cmが取れる為、子供達も十分立てれて開放感抜群の車である。

ベース車両はハイエースレジアスエース標準ボディのハイルーフであり、長さ469.5cm、幅169.5cm、高さ224.0cmとバンコンとしては一番小さいサイズである。りりー号はルーフキャリアを付けているので+25cmとなっている。通常の車と同じで、1ナンバーのサイズとなる。ミニバンサイズと同じくらいか?車高以外は取り回しもかなり良い車種である。アウラはもともと二人旅を考えて製作されているが、我が家はアムクラフト社長の好意により子供用のベットを製作してもらい荷物と仮眠を兼ねて内部を少し変更して頂いた。豪華なキャンピングカーでは無いが、ミニバンよりはかなり使い勝手と運転が良いのが特徴である。

(40リットル冷蔵庫)
後部にはシンクや40リットルの冷蔵庫が完備されている。使い勝手も良さそうであるが、夏場の使用がメインとなりそう!または地方で魚を購入して持ち帰るなど使用度は高そうである。ベット展開は数分で行え、フラットになるので山岳の前日仮眠では体が楽にりそうである。コンパクトなボディゆえ、ラゲッジは無いがキャンプ道具などの嵩張る物は全てルーフに載せられるのが嬉しい。

(FRP製のシンク)
装備はリヤオリジナルギャレー・清水タンク10L・排水タンク10L ・40リットル冷蔵庫・FRP製シンクポンプ&フォーセット・ポータブルコンロ&収納・オーバーヘッドコンソール左右・間接式LEDライト・調理台・メイン室内照明(LEP) ・ディープサイクルバッテリー105A ・走行充電システム・ ツインバッテリー・インバーター・外部電源及びチャージシステム・室内コンセント・リヤリビングオリジナル・テーブル・オリジナルリヤソファー(ベッド兼用)・可変式セカンドシート(ベッド兼用)・子供用ベッド・リヤ拡張ハイルーフ(車内高160cm)・ベッド展開 180×120cm(2名就寝)・100Vコンセント(2口)・12Vシガライターなど
「なぜアムクラフトか?」
数多くのビルダーから選択し、最終的にアムクラフトの購入が決め手になったのは、もちろん共通の知り合いが居たのも事実だが、ビルダーの考え方とアフターフォロー重要性に納得したのが決定的であった!!他のビルダーで話しを聞いたのは「何人が寝れる」「ダイネットで寛げる」「電化製品が使える」「トイレやシンク」「キャンプ場」での使い勝手ばかりであり主に機能の話しが多く我が家的にはピンとこなかった。実際の使用した経験談や使い勝手からくるものでは無いようにも思えた。(興味が有ると使用目的のギャップがあった)


(アム・クラフト コンパス)
トーク的にはテントの設営が無く楽です・・とか・・雨でも大丈夫です・・とか・・寒い冬でも行けるとか・・既にハードな環境でもキャンプは楽しんでいるので、そこでは無く・・・・充電システムの走行距離や目安時間、放電のスピード具合、使用できる電化製品の最小A、足回りやサスの具合などの質問に直ぐ答えられるところも少なかったのも残念であった。


(アム・クラフト コンパスレガロ)
そもそもバンコンユーザーではを車を購入して、キャンプをした事が無い人も多いらしいのも現実で、定年でリタイヤしてのんびり旅をする事を目的として製作されている事も要因となっているようだ。やはりキャンピングカーでキャンプとなるとキャブコンを購入する人が多いように感じた。むしろバンコン派はトランポベース(我が家みたいな)使い勝手の良いハイエース200系を選択するのが多いようだった。目的としては、キャンプより普段使いや町中や田舎を走り、車中泊をしたりとミニバン以上キャブコン以下の装備を積んで楽しむ車となっているのも特徴であった。


(アム・クラフト コンパスドルク)
我が家では家族全員と「わんこ」で移動したり、ウィンドサーフィンや登山、スキー、最近は釣り、公園など日帰りで楽しむ事も多い。当然愛犬とオートキャンプに行ったり、山岳でのキャンプはもちろん真冬・雪中でもキャンプをする程、外遊びが好きである。従って何が使えるかでは無く、何の目的で使用するかを汲み取らないと大きな間違いを起こしてしまうと感じた。


(アム・クラフト アイアム)
「なぜアウラだったのか?」
ズバリサイズの関係と社内の雰囲気が一番であった!そしてルーフキャリが付くという事!がしかし・・・この二人仕様を5人とワンコで仕様するにはどうすれば良いか?大量の道具を運び、また登山道を走ったり狭い道、雪道なども走り、道具の量や宿泊頻度等も考慮して、とても親身に考えてくれたのはアムクラフト社であった。多少の製作変更も喜んで受けてくれ、また配慮を頂いたのも事実である。寛ぐダイネットは無く子供用のイスくらいしか無いが、走行中にフラットにできるシートは高齢の愛犬りりーにピッタリであった。最近は足腰も弱りソファーの昇り降りも厳しく快適に座っていられ、ゆっくり寝れそうなのも興味を注がれた。云わば「わんこ」の為?でも有るのだ!!
(りりー号)
そして肝心な電気系統や車の足回、使用の注意点などの有無を明確にしてくれたのも金子さんの知識と経験で話しをしてくれた。本だけの情報で設備の話しを聞くとそれは要らない。必要ない。とはっきりアドバイスをくれ、他社では平気で使用できるとうたっている電気製品は物理的に出来るのであって通常は出来ない事を想定してバージョンを上げていくのが懸命だと云う(車中泊での使用・バッテリーの寿命等)なるほど、納得~
よくよく話しを伺っていると元は大手ディーラーの整備士で車の整備は相当詳しい。最近入社された鈴木君も大手ディーラーの整備士でこれも知識もスキルも有るので、これなら購入した際にも頼もしいしと判断した。そして金子さんは実際にキャンピングカードルクのユーザーでも有り、何度も使用しているので話に説得力があったのも事実である。
私が思うキャンピングカーの最大の欠点は、素人が触れない搭載されているいろいろなシステムだと思う。当然、付けなければ良いのだが後付けが大変になる上に家具を外さなければならないという工数を考えるとディーラーでは全く整備出来ず・・・ビルダーが見ないと解らないものなので必要以上に搭載した場合のリスク回避は、信頼できるアフターフォローのしっかりしたビルダーが良いと個人的には思った。難点は我が家から少し遠方なのが若干大変だが、遠隔での電話対応もできるのでひとまず安心である。機械は壊れるのが当たり前なので整備やカスタマイズ性の高いところが最終的なビルダーの選択であった。
「キャンカーの納車まで」
そもそも当初の納車予定は来年の3月に決めていた。通常キャンピングカーの納期はビルダーに渡ってから1台づつ製作していく為、6ヶ月以上が多いと聞いている。また、近年販売台数を伸ばして生産が追いつかないハイエース200系(昨年は納車8ヶ月~1年)なのだが、今年は運良く3ヶ月以内でビルダーに納車で6ヶ月以内で届けられる事になった。凄く楽しみにしていた子供達に内緒でアムクラフトの金子さんに計画的に納車計画を立てて12月4日に突然自宅にサンタクロースの格好で現れ、車を渡された。子供達は驚くどころか目が点になっていたのも印象的であり、そもそも着替えまでして運転してきて段取りまで行ってくれて本当に感謝する次第である。感謝!!
興奮した子供達も大喜びをしたが、反面VOLVOの別れには、相当悲しかったようである。実は何を隠そう一番楽しみに待っていたのは私自身だという事も全く否定できない。納車前からハイエースパーツを探してみたり、行動範囲を広げられる遠方などの情報を収集したりと既に納車されてから500km以上も走ったりと・・・これからハイエースライフを家族で楽しんでいきたいと思う。来年からもあちこちキャンプで遠出しますよ~多分

アム・クラフトの皆様・・・この度はいろいろ有難うございました。今後も宜しくお願いします!
注)キャンピングカーは決して安くない車である。イヤ相当高い!!ので購入は目的や使用を明確にしないと後悔するので、良くビルダーに相談して購入する事をお勧めしたい。
終わり
キャンピングカー購入オメデト3です。
装備も充実していて羨ましいかぎりです。
キャンプデビューの記事を楽しみにしてまぁ~す!
明けましておめでとうございます!
有難うございま~す。
愛犬の為ですよ~!!もう1台如何ですか?(笑)