2ちゃんねるとネット右翼(ネトウヨ)ウォッチング&その分析

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「被曝治療83日間の記録@youtube継ぎ接ぎ」及び原子力業界の変わらぬ体質(追記あり)

2011-03-25 01:28:21 | 物理学・数値解析・プログラミング

このエントリの追記の方でNHKスペシャルの「被曝治療83日間の記録」を紹介しました。
http://blog.goo.ne.jp/ngc2497/e/2a26598370e499f6bbdd0d1c0afeda49

しかしやはりgoogleビデオでは見辛いと思います。
それで少し探してみたらyoutubeにアップされていたものを継ぎ接ぎすれば
殆どを見る事が出来ました。その動画を紹介してみます。

以下順番に並べてみました。


http://www.youtube.com/watch?v=u4RKFzzfHeg
>【ショートクリップ】NHKスペシャル 被曝治療83日間の記録

|間が二分ほどトビますが…続きが以下です


http://www.youtube.com/watch?v=pYB58P3t_Hs
>東海村JCOバケツ臨界ウラン放射線・放射能被爆事故(原発関連)

|動画右下に録画タイムが表示されているのでどの辺りをみているのか分かると思います


http://www.youtube.com/watch?v=DFyBq4sLRhU
>東海村JCOバケツ臨界ウラン放射線・放射能被爆事故・その2(原発関連)

|後は番号通りの順です


http://www.youtube.com/watch?v=wg8qzdmA1Ew
>東海村JCOバケツ臨界ウラン放射線・放射能被爆事故・その3(原発関連)

http://www.youtube.com/watch?v=w8UFJ1uwua0
>東海村JCOバケツ臨界ウラン放射線・放射能被爆事故・その4(原発関連)

http://www.youtube.com/watch?v=Yw823HYf_ZI
>東海村JCOバケツ臨界ウラン放射線・放射能被爆事故・その5(原発関連)

以上でNHKスペシャルは終わりです。

で…上の臨界事故は1999年9月30日に起こりました。
JCOの現場作業員はウランの実態(濃縮ウランを一定量集めると自発的臨界状態に至るetc)を
知らされていない事もよくわかります。

そして今日の福島原発の事態で日本が大揺れな訳ですがそれについて以下の様なツイッターまとめがありました。
http://togetter.com/li/114139
>原発の下請で働いている人が下請は社員より被曝しているという話に対して反論

|なるほど…nao_RyoGAM氏が書いている事がもし本当なら東電はとても下請けの事を考慮しているすごい会社なのでしょう。
|今までマスコミによって伝えられている話をつなぎ合わせているととてもそうは思えませんが。。
|そして今日入ってきたニュースです。

http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110325k0000m040077000c.html
(前略)
>経済産業省原子力安全・保安院などによると、3人は20~30代で東電の協力会社社員。
>24日午前10時半からタービン建屋地下で電源復旧のためのケーブル接続作業をしていた。
>作業は正午ごろ終わり、災害対策本部がある敷地内の免震重要棟に戻って午後0時10分ごろ
>被ばく線量を計測し、被ばくが判明した。

>3人は同1時20分ごろ棟内の処置室で産業医の診察を受けた。その結果、放射線の一種の
>ベータ線とガンマ線が確認された。うち2人については、はいていた下着に水が染み込んで
>ひざの下までぬれており、この部分は1時間当たり500マイクロシーベルトの汚染だった。
>放射性物質に汚染された水で足がぬれたとみている。

>ぬるま湯でしめらせたタオルでふき取る「除染」の結果、150マイクロシーベルト程度まで
>下がったが、東電によると、今後数週間~数カ月後に、放射線によるやけどのような症状が出る
>可能性があるという。

保安院の西山英彦審議官は24日夜会見し、「作業のやり方は十分ではなかった。
しっかり対応してほしい」と東電に改善を求めた。
(中略)
>3人は、前日の作業終了後に測った線量が低かったため、24日は作業前に線量を確認しなかった。
作業中は防水性の防護服を着用の上、両手にはゴム手袋をはめ、顔をすべて覆うマスクを
着用していたが、搬送された2人は長靴ではなく普通の作業靴をはいていた。作業現場には
>深さ約15センチの水がたまっていたが、現場が暗く、気づくのが遅れてくるぶしまで水に
>つかったという。被ばく判明後に東電が測定したところ、水たまりは表面で1時間当たり
>400ミリシーベルト、大気中で同200ミリシーベルトの放射能を帯びていた。

3人が身につけていた線量計は、累積被ばく線量が20ミリシーベルトになると9分間に
わたって断続的に警告音が鳴る仕組みだが、気づいた時には線量計の値が170ミリシーベルトを
超えていたという。東電は、3人の線量計が実際に鳴ったかどうかを調べている。
(後略)
nao_RyoGAM氏は東電の工作員ですかね。。
全然言ってる事と報道が違うのですがやっぱし危険な作業は下請け(←東電は「協力会社」と呼びます)がやってますな。
そして作業上の危険性の衆知や教育がなされていない辺りもJCOの時と同じですね。
こういう↓ニュースもあります。
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920019&sid=aoVMzZubFSiM
>枝野幸男官房長官は同日午後の定例会見で、被ばくした作業員について、
「今回は大気中の放射線ではなくて、水に足をつけてしまったということで
高い放射線を受けているという自覚が十分にない、あるいは予期しない形で放射線量を大量に受けてしまった」と説明した。
やはり核物質や放射線・放射能についての教育が現場作業員になされていない様です。
JCO臨界事故の時と同じです。あの時も現場の作業していた人達は自発性核分裂など教育されていませんでした。

そして福島原発被曝者の送られた先が放医研ですか…そういえばJCO臨界事故の際も患者が
送られたのが放医研でした(その後、東大の前川医師の強い意志で東大病院に転院になりました)。
今回はβ線被曝ですし、被曝量自体が致死量より遙かに少ないと思われるので
JCO事故(中性子線被曝が主)よりはずっとマシな状態ですが気になります。



今も原子力業界や原子力行政の体質は変わっていない様です。

<追記4月8日>
ニコニコ動画にgoogleビデオを転載してくださった方がいたようです。
全編を見る事が出来ます。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm13857669
>東海村臨界事故 - 被曝治療の記録


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