
方法としては、オーソドックスにすぐ頭に浮かぶのが「ケガキ」と「ポンチング」。
「どちらがいいの?」と言うことになるとポンチは穴が大きすぎると溶接の強度に問題が起きる可能性があるので、ケガキがお勧めなのですが、面倒くさいし、位置決めがしにくい。
そこでポンチで位置決めをした場合、どういう現象が起こるのかと言うと、ポンチ穴が大きすぎると不発状態のものが出て、溶接強度にバラツキが出るのです。
そこで、どうしてもポンチでなければという方には、溶接のバラツキをし少しでも押さえるためタレパンかオートポンチをお勧めします。
ただし、出きるだけ小さめの穴でお願いしますね。
加えて、溶接電圧を10%程度上げてくださいね!!
その他の方法としては、ガンをボール盤に抱かせ垂直上下動をさせて、頭をもう一ひねりして、母材を固定する治具をスタイドさせたり、回転させて位置を出す方法、ガンの先端のガンリングと脚をはずして、先端が20パイの筒状になった位置決め治具と20パイの穴を開けたテンプレートと組み合わせて位置を決める方法があります。