学資保険の選び方

おはようございます。埼玉県熊谷市の
保険代理店(株)ニューウェーブの山本国広です。

北京オリンピックでは、水泳の北島選手に続いて
柔道の谷本選手の金メダルと嬉しいニュースが毎日続いて
明るくなりますね。

谷本選手が飛び上がって喜ぶ姿をみていたら、
こちらも嬉しくなっていました。

さて、今日は学資保険の話しです。

「払込む保険料総額と、保険期間が終了したときに
もらえる保険金ではどちらが多いですか？」

学資保険は、子供の教育資金を蓄えるために加入する保険です。
あらかじめ約束した給付金が、中学、高校、大学進学時に支払われ、
「貯蓄代わりに」と加入します。

満期までに契約者が亡くなった場合には、
以後の保険料の支払いが免除されるのが大きな特徴です。

保険料を支払わなくても、子供の進学時などに保険金が支給されます。

貯蓄としてですから、将来受取る保険金の総額が、
支払った保険料の総額よりも多くなって欲しい。

その逆になっていれば貯蓄の代わりではありません。

でも、実際には「学資保険」や「養老保険」は、
貯蓄の代わりになっていないケースが多いようです。

つまり元本割れを起こしているということですね。

運用利率が低いため、このような結果になっているのですが
「貯金の代わりにどうぞ」と販売されています。

保険には、保障機能だけの商品と、
保障機能と貯蓄機能を備えた商品があります。

貯蓄機能がついている商品は、掛け金に相当する金額が
将来必ず保険金として戻ってくるので、保険料が高くなります。

逆に保障機能に絞った商品は、掛け捨ての要素が強くなるので、
保険料は低くなる傾向があります。

学資保険や養老保険は、貯蓄機能の大きい保険であるために、
保険料は高いです。そして、その払った高い保険料も、
現在の低い運用利率では、すべて戻ってくる可能性は低いです。

ただし、保険会社によっては、運用利率が高く、
元本を超える保険金が払われるところもあるようですし、
学資プランとして終身保険を活用するものもあります。

「払込む保険料総額と、保険期間が終了したときに
もらえる給付金（解約返戻金）ではどちらが多いですか？」

学資保険を選ぶ場合に不可欠な質問となります。

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