よっちゃん公記。。。since2009

何かと忙しい40男
まだまだ好奇心旺盛な記録日記!
日々精進な毎日を鋭く?大人の目で、見つめてみたい、と思います。

[写楽]展を観た!

2011年06月05日 | お出かけ、街
上野の東京国立博物館平成館で開催された「写楽」展を観てきました
本当は4月の開催だったのですが、震災の影響で延期されたのです。
そのためか、始まった頃は来場者も少なかったみたいです。ところが、今は大混雑してました

内容ですが、ほんの10ヶ月程しか制作しなかった写楽の作品の97%を集めたという豪華さで、見応えがありました
217年前、1794年の作品をこうして見ることができるとは、版画とは言え嬉しいです。
「写楽」という人物もずっと謎だったのですが、最近の新たな発見から遂にその正体が明らかにされた、とテレビでやっていました

特に最初に発表した作品群は有名なものが多いですが、制作にかける情熱と気迫が感じられます
写楽の版画は背景画のない歌舞伎役者の人物画がほとんどですが、それゆえに当時のファッションも細かく丁寧に描かれていて、200年の間に色合いが劣化しているのが仕方ないとは言え、残念ではあります。

所蔵先もアメリカ、フランス、ドイツ、オランダと、江戸時代に日本と係わりがあった国々の収集家が美術館に寄贈したものが多く含まれています。異文化に対する興味と畏敬の念はどの国にもありますが、「何千枚も大切に保管していた」という話を聞くと、歴史的、文化的価値を評価するのは欧米人の方が優れているのかもしれません。

他に、作者は違いますが、江戸の町の様子を描いた屏風も展示してあり、なかなか興味深かったです。
テレビや携帯電話の無い当時の人々が何をしていたのか、が描かれています。・・・三味線、将棋、演劇と観劇、踊り、酒宴・・・と結構楽しくやっていたようですナ

グッス売り場も大盛況でした

~12日まで





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