よっちゃん公記。。。since2009

何かと忙しい40男
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日々精進な毎日を鋭く?大人の目で、見つめてみたい、と思います。

連休は話題の「春画展」を観てきた

2015年11月24日 | お出かけ、街
椿山荘近くの永青文庫にて「春画展」を見てきました
「春画」とは、近代で言うところの’エロ本’で、江戸時代が最盛期だった様です

展示は3フロアで、肉筆画と版画、そしてその他・・・と分けられています
日本では大々的な展示会は行われず、むしろ外国の方が盛り上がってるみたい
今回は、初めてと言っても良いくらいの大きな展示会で、館内も大勢の鑑賞者がおり熱気ムンムン

18才未満は入れませんが、男女とも同じくらいおりました
が、カップル以外は女子グループが多く、男子グループはほとんどいないので結果、やっぱり女の方が多かったです
外国人もおりました

春画の謎は、葛飾北斎や円山応挙、長谷川等伯の弟子の等仙など、いわゆる巨匠も描いていることです
これは、個人的な趣向なのか、それとも生活のためなのか・・・、わかりません

それぞれの絵と解説を見ていると、その時代の風景が想像されて面白いものです
浮気や不倫、幽霊やパロディ、身分の違う関係・・・など題材に事欠きません
特に、女の表情が面白いですな・・・男の表情はそんなに変化がありません
ただ、展示されているものにはアブノーマルなものや、同性愛ものなどはほとんどありませんでした
元々ないのでしょうか?

あんまりこういう絵ばかり見ていると気分が悪くなりそうですが、考えてみれば今のネット時代からすればそれほど強烈な刺激ではないかもしれません
一昔前だったら、展示は絶対にムリというのもあながちわからなくもありませんナ

今回、実はちょっと面白かったのは、女子グループのリアクションでした
いきりだった男根の絵を若い女が見ているのです
女子グループはコソコソ話している人もいましたが、言葉を選んでいる感じでした
一人で来ている女は終始無表情といった感じ

尚、グッズも売っていましたが、普段の日常からすれば悪趣味な上に高い、といったものばかりでとても買う気になりません
大体、著作権など無いはずなのにどうしてあんなに高いのかわかりませんナ

入館料は1500円ですが、久しぶりに見応えのある展示会でした


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